小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。
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第344回小麦句会投句一覧

2016年10月17日 12時30分52秒 | 15日句会

お待たせいたしました。

ようやく秋らしい週末でした。

 

兼題:流

ホテルの灯海に流れて秋深し 

秋の川流れて巨き海になる  

長生きをしても人生流れ星  

秋灯や流しのギタさん歌詞を見ず  

しなる矢は悲しき品か流行る梨  

怨み歌のこし流星一つ果て  

溝萩の流れ跳び越へ眼鏡の子   

流刑地の風にかじかむ腕(かいな)かな  

満月や流浪の民と清寂と     

流星と出会える予感頂上小屋  

芒の穂銀の流れとなる原野  

流速に身をまかせたり下り鮎  

秋冷や時の流れに蹲る  

星流る千年前の世界地図  

流しのギター昭和爪弾く秋の宿     

何もかも我流通して月見酒  

秋冷や緑青流す女神像  

水流に団栗・岩とプランター  

流れ着く舟にハングル語で秋思   

人の暮らしに流され秋の蟻でいる  

流れ来て秋の深みにぶつかりぬ  

 

テーマ:空にまつわる

くるぶしが疼く銀河のフラメンコ  

トンネルを抜けてまるごと秋の空 

ひとしきり恋の鞘当て鵙の天 

ふわふわと恋をしてます十三夜 

伽藍越え九輪越え秋蝶の空  

6等星見えたは昔今2等星  

我が家までついて来るらし月うさぎ   

海豚とぶ秋空の青目にうつし  

銀漢や解かれぬままの古代文字 

空を突く拳女子応援団長  

搾りしは玉葱ねまた走り星  

車窓いま秋の夕富士むらさきに   

真青なる空に散らばる紅葉かな  

星月夜少女に帰る同窓会    

大欅剪り終え久し秋夕焼   

星月夜ピーターパンの宙を舞う  

秋高し鉄の飛行機飛ぶ不思議  

天高しタワーに行かぬ日と成れり  

天平を超えて白鳳後の月  

流刑地に細き鐘の音いわし雲   

冷まじや星の起源の塵の渦   

 

雑詠

願掛ける帯念入りに菊日和  

靴底に砕ける木の実ゴッホ展  

ちぎれ雲かすかに隠す後の月   

呼び捨てで兄呼ぶ幼女秋野原  

口笛を吹けば応へる鶸の声  

江戸切子には弦月がよく似合う 

三界に家なき哀れ捨案山子 

秋寂びの千代田区千代田一の一  

秋刀魚食べツバスは僅かばかりあり  

小鳥来る険しき箱根路を超えて 

星月夜風を聴いてるデュランかな   

青蟷螂祈るかたちの朝ぼらけ     

やさしいひとに向かう物証柿熟れて  

知り合い句無視に身に染む悔いありし 

虫の音や婚活終活一度きり  

点眼の一滴赤く染まる柿  

ハロウインの魔女に描きたす顔の皺   

凍蝶になつても恋をしてゐたい 

晩婚の誰も取らない熟柿かな  

不帰の地や乳房の如き菊咲いて     

無花果をギブスのとれた母がもぐ   

 

★★★

 

選句数(6句選です。)

特選◎1句

並選〇5句

 

コメントをお忘れなく。

もちろん選外の句で気になる句がありましたら、コメントしてください。

 

まきえっとあてメールで投句してください。

makietto@nifty.com

 

締切:10月22日(土)24時

 

↓選句前に再度確認しましょう。

☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください

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