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映画「ラストコップ THE MOVIE」 ざっくり感想

2017-05-06 01:02:10 | 映画
ネタばれがある感想です。


昨年放送されたテレビドラマ「ラストコップ」の続編となる映画で、唐沢寿明演じる不死身の昭和人間刑事・京極と、窪田正孝演じる草食系刑事・望月がコンビの、アクションコメディです。

警察署への人工知能システム導入に向け、データ採集に協力することとなった京極や横浜中央署の面々。
そんなおり、不死身と思われていた京極の身体に異変が現れる。
そして、人工知能システムをめぐり事件が起こるが…、というストーリーです。

冒頭の無駄に派手なアクションは、やはり面白く楽しめました。
特撮ヒーローアクションのお約束のような場所で、銃器で武装した集団に突っ込んでゆくとか、ムチャクチャだろ、とツッコんでしまいます。
とは言え、映画「フリー・ファイヤー」を観た後だと、まあ銃弾が当たらないこともあるか、とも思ってしまいましたが。
窪田のハイキックは相変わらずキレがあり良いですが、崖っぷちで犯人落としたらマズいだろ、と。
特撮ヒーロー風アクションに、アイアンマン的なアメコミ要素もぶっ込み、オチがこれか、と、見応えもあり笑いました。

窪田の人物紹介ナレーションも、テレビドラマ時より長い台詞でレギュラーメンバー全員を紹介しており、清美役・マギーや署長役・田山涼成など、やはり笑いました。
若山役・竹内涼真のキモい動画も笑いましたが、子供に大人気のユーチューバーになっているとか、ピコ太郎に乗っかり過ぎではと。

横浜中央署にやってくる人工知能を搭載したロボット・ブナッシーは、フナッシーを小型にした形状ですが、フナッシーの動きを完コピできるロボットって時点でスゴ過ぎるだろうと思いますが、人工知能の予測分析能力の方だけしかフューチャーされないって。
あと、精密機械と思われるのに、雑に扱い過ぎですし。

ブナッシーは、CGなどではなくフナッシーの縮小合成画像のようで、個人的にはこういうレトロなテイストは好感が持てます。
手に持って運ぶ時だけヌイグルミ感も笑いました。

人工知能開発研究者役で加藤雅也が出演していますが、シリアスなイメージしかなかったので、フナッシーと絡んでいるシーンは違和感があり過ぎで笑ってしまいました。

飲み会の場でコマネチを強要されるも、エリートキャラを守りたい松浦役・藤木直人の台詞は笑いましたが、宴会芸強要パワハラは良くないと思います。

鈴木家での晩餐会もドタバタコント感で、映画でも帰りたいと言う窪田のメタなネタは、やはり好きです。
結衣役・佐々木希にキスを迫るくだりも、何故親の目の前でその流れ?、何故急に恋愛少女漫画チックなセリフ回し?、と無理矢理コント感がヒドい、と笑いました。
あのセリフは元ネタとかがあるのでしょうか。

唐沢と窪田のタイマンや、小型飛行機での無茶苦茶な追跡など、要所要所でのアクションや笑いどころなど、楽しめました。

と、個人的に面白いところを書きましたが、ストーリーの要と言いますか、京極に生命の危機が、という部分は、個人的にはさほど。

今まで京極の強靭さについては物理的医学的なところを無視してきたので、今更医学的にどうと言われてもあまり入って来なかったというのと、個人的に余命○○的な設定が好きではないので。
あくまで個人的な好みなので、世間的にはこういう感動系が良いのでしょうか。

とは言え、シリアスパートの唐沢や窪田や和久井映見などの演技は、やはり良いとは思いますが。

しかし、京極の手の震えなど、○○中?、とか連想してしまいました。
除霊というのは笑いましたが。
主治医も、望月に京極の病状を訊かれても個人情報だからと簡単に教えなかったのに、友人の県警本部長には話しているとか、良いのか?と。
しかし、シリアス展開なので、ツッコむべきではないのかなあと。

最期は、なんだかんだで京極はミサイルに突っ込み、帰らぬ人に。
その後、京極を惜しみつつ、望月と結衣の結婚式が挙げられますが、式場に死んだはずの京極が登場。
しかしそれは、人工知能システムで京極のデータから人格を再現したホログラムの京極で、皆と共に結婚した二人を祝福する、というラストでした。
と思いきや、京極は意識不明のまま秘密裏に冷凍保存されており、30年後…、というラストでした。

京極は死なないだろうとは予想していましたが、こういうSF展開とは予想外でした。
また、もっと続編とか出来そうな終わり方ではと予想していましたが、そういう感じではなかったです。

あと、結婚式にホログラムの京極が登場しましたが、コンピューターのプログラミングで喋ってるという認識ですが、可能かどうかはともかく人格の再現とか、人の思考が電気信号に過ぎないのなら、人間とコンピューターの差は?、生と死の境界は?、みたいなSF哲学的なとことかどうなの?、とか考えてしまいましたが、皆結構普通に受け入れていて、あ、いいのか、という感じでした。

しかし、最後の最後が、この人誰?、という謎なオチ。
SF展開に謎なオチで、やはりカオスでした。


それにしても、結婚式シーンのある佐々木希は本当に結婚しましたし、ミサイル展開は最近の某国のミサイルのニュースが連想されますし、リアルにリンクしているような。
テレビドラマ時もミサイル展開があり、その時は有り得ねーみたいなイメージでしたが、最近はトランプ政権に乗っかって強硬姿勢でミサイル危機がニュースになったり、そう言えばドラマの時はトランプ政権ではなかったなあ、外交情勢変わったなあ、などと考えてしまいました。


ちなみに、ドラマを観ていたものの、映画を観に来る客層ってどの辺なのか、よく分からなかったのですが。
ブナッシーの声が出川哲朗だったりするし、やはり子供層なのか、唐沢寿明主演で中高年なのか、窪田や竹内などイケメンファンの女子なのか、桜井や武田などグラビアファンの男子なのか。

実際見た感じ、親子連れから、女子組、男子組など、満遍なくいた感じでした。
開場前に、子供からお年寄りまで女性がいっぱい並んでる、と思ったら、上映時間の近い「美女と野獣」のお客でした。
 
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