ありふれた一頁

映画、ドラマ、漫画、その他

映画「ドント・ブリーズ」ざっくり感想

2016-12-28 23:20:35 | 映画
アメリカのホラー映画「ドント・ブリーズ」を観て来ました。

一応、ややネタバレがあります。

三人の若者が盲目の老人宅に盗みに入るも、高度な殺人スキルを持つ元軍人の老人から逆襲されることに。
老人宅から逃げ出すことが出来るか否か、というストーリーです。

とにかく、戦闘能力の高過ぎるお爺さんの威圧感が半端ないです。
盲目ということで、すぐ目の前で対峙しても気付かれないのですが、少しでも物音をたてると、即座に的確に攻撃をしてくるという。

すぐ目の前まで近づいてくる、気付かれたら即やられる、音を立てぬよう息を殺して微動だに出来ない、かなり緊迫感のある恐怖描写です。

若者達は、強盗という加害者として非はありますが、感情移入してしまう背景もあります。

ロッキーは、男を連れ込み育児放棄状態の母親の家から、幼い妹と逃げ出す為にお金が必要であり、友人のアレックスは、ロッキーに好意を寄せ家庭環境を理解し、知的で判断力があり犯罪のリスクが軽減出来るように協力しているようです。
ロッキーの恋人マニーは粗暴で良識が無さそうで、案の定、真っ先に殺されてしまいますが。
ロッキーとアレックスは、やはり助かって欲しいと思わされます。

老人の方も、恐怖の殺人兵器というだけではなく、戦争で視力を失い、最愛の娘を交通事故で失い、怒りや悲しみから狂気に駆られていったようで、やるせないところがあります。
とは言え、地下室の秘密はあまりに狂気じみており、その目的を達成する為臨機応変に行動する様子は、やはり恐ろしいです。

ラストは、不安の残る終わり方で、これもやるせないです。
生き残った時はホッとしましたが、その生き残った者は、盗んだ金で幸せになれるのか、仲間の死を背負って生きてゆくのか、秘密については口を噤んで良心が苛まれるまま生きてゆくのか、という、複雑な気持ちになるものでした。

恐怖描写も人物描写も良く、面白い作品でした。
 
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「いぬやしき」が実写映画化... | トップ | 2017あけまして漫画 「スリブ」 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。