柊じいさんの、ぼ・や・き・

年寄りが日向で居眠りしながら、色々と、昔のこと、これからのことなどなど、ぼやきます。

あと500年で世界が終わる話++**

2017-06-13 18:43:23 | なあ、せんせ。

  とてつもなく、変なことを言うよ・・・2007.12

 年をとったせいか、このところ日暮れが無性に淋しくなったよ。
 ちんけな岩屋を「峨眉山」だなんて気取ってみても、仙人にはなれそうもない。
 「声を出さずに黙ってバーチャルな世界を見ている」という約束は、はじめから守れないだろうし、その前にだらしなく死んでしまうかもしれない・・・
 いつまでも、そんな杜子春の夢ばかり見ているようでは、おれはイナゴの何とかにも及ばないな。(分かんないだろうな、このオジャレ。イナゴの小便、田にしたもんだ=大したもんだのナマリだ~ね)

 それにしても、せんせ。
 下界では、いやったらしい事件ばかり起きているなあ。
 今では山ごもりだが、じいさんは昔から気になっていることがあるんだ。
 例によって、妄想家の戯言だから、今まであまり口にしたことがないが、どうやら、昨今現実味を帯びてきたようだ。
 せんせは、これからの日本のために何かができる人だから、耳垢になる程度のことだが、ちょいと聞いておくれ。
 その話は、「人間の歴史は、あと500年程度で終わってしまうんじゃあないか」ということなんだ。

 ───じゃあ、始めるよ。
 ヒトは猿と同じ祖先から進化した(カタカナの「ヒト」は生物の一種という意味の場合に使う)。
 ヒトが、進化の道を歩みはじめたのは、、いまから数百万年前だろう。
 最初は、猿や他の動物たちと共存し、あるいは対抗しながら生命を繋いでいた。
 地球の生命の一つだった。
 これがヒトの原点なんだよね、せんせ。
 猿とはっきり分化したのが、どのくらい前だったのかは、まだ結論が出ていないようだが、今回は、それはどうでも良いことにして話を進めるよ。
 ヒトにも天敵はいた。
 サーベルタイガーというのが、特にヒトを好物の餌にしていたと、どこかで読んだ。サーベルのような凄い牙を持っていた。 
 その虎が来ると、ヒトは木の上で小さくなって息を殺し、天敵の去るのを待っていた・・・。
 そんな時代が何百万年も続いた。いつからか気候が寒冷化した。

 恐ろしい虎が南の温かい地方に去っていったので、ヒトは自由を獲得し、地上に降り立つことができた。
 その後、どこかで身についてきた組織力を発揮し、他の「種」を利用して生きてきた。
 コトバを使ったとか、道具を使ったとかいうことを、ヒトが今のように地球に君臨するまでになった理由にあげられるようだが、そんなものは他の動物にも見られる。
 組織的な行動は、象やライオンだってやっている。ヒトの特性ではない。
 その辺にある石とか棒きれを器用に道具として使いこなしている動物も、テレビで紹介されているよねぇ。
 じいさんの洞窟付近では、鳥たちが挨拶を交わしている。
 夕方には、枝に集まってミーティングをやっているようにも見える。
 あれは絶対にコトバが存在していると思うんだ。
 良く聞けば、イントネーションが微妙に違ったりしているんだが、ヒマはあるが気力がないから研究はしていない。

 さらに時を経て、ヒトは地球の王になった。
 人間が歴史というようなものを築きはじめたのは、せいいぜい100万年程度だろう。
 それ以前は、地球の一員として、あらゆる生命と融和していた。
 その頃は、植物とも会話ができたはずだ、以心伝心でね。
 コトバなんかいらない時代もあった・・・。
 
 だがね、せんせ。
 じいさんは、大きな栗の木の下で、うとうとしながら、こんなことを考えているんだ。
 ヒトは、これからどうなっていくんだろうか。
 いつまで、この地球を壊し続けていくんだろうか。
 使えるものが無くなるまでというのか。地球がカラになったらどうするんだ。   
 木も草も岩も土も海も、全部壊し尽くし、食いつくしていく・・・
 惨めな惑星になるよなあ。
 月や火星に移住する? そんなのはSFの世界だよ。
 昔、ハワイや南米に移住したのとは、ぜんぜん違いだろう。
 ロケットに何人乗れるんだい。
 宇宙服を着て、火星でにんじんを作るのかい。ブタを飼うのかい。
 出来るわけがないだろう。
 第一、100億になろうという人を連れて行けないよ。
 「人類の移住」じゃあない、ごく少数の人間がデスク上可能性が追求できる、というだけのことだ。
 
 それにしても、
 ヒトの犯した環境破壊は、すでに取り返しのつかないところまで来ているんじゃあないかな。
 人(漢字で書くときは、おれたち人間だ)は、どこかで気がつくはずだ。
 そういう方向転換ができないほど愚かではないと思うんだけれど・・・。
 映画THE DAY AFTER TOMMORROWで、アメリカの副大統領が「温暖化対策はカネがかかる。産業がストップしてしまうじゃあないか。経済ということも考えてモノを言え」と、警告を発する科学者を威嚇する場面があったけれど、そういう目先のことだけでなく、何をすべきかを総力をあげて取り組んでほしいな。

 国会で勢力争いをしている場合かよ。
 それも足の引っ張り合い、つまらないスキャンダラスな事件の究明だったりじゃあないか。
 最近の忌まわしい事件も、ヒトが種としての生命力を失いつつあることの兆しではないかと思うんだ。
 
 生命の力がどんどん減ってきているんだよ。
 自滅のスイッチが入ってしまったんだよ。
 「神の手」が動いたんじゃあないかと、おれは思うんだ。
 戦争なんかしている場合ではない。
 民族や宗教で対立する相手を抹殺しなければ、自分が生きていけない訳では無かろう。
 ほかの生きものたちに、ヒト同士で食い合いをしていると笑われているかもしれない。
 ヒトを殺し尽くす核兵器を巡る話も???だねえ。
 核兵器が誰を守れるというのだ。自分たちだって守れないのではないか。
 原発もしかりだねえ。40~50年しか働かない。
 その後、壊すに壊せないで、数十年、いや数百年も管理しなければならない。
 使用済みの危険物をどうするか・・・
 昔、バカな奴が、太陽に捨てに行くという絵を描いた。マンガだったけれど・・・

 そんな、あれやこれやを思うと、「ヒトの時代は、あと500年」と思ってしまうんだ。
 そんなことにならないために、どうすればいいか、考えなくちゃあいけないな。
 なあ、せんせ。
 そういう世界を作り直さなければなるまいな。2007.12.23

 追記/松井孝典先生の本を読んだのは、これを書いた後のような気がする。
     読み返して見て、あまり時代が進んでいないと、思うね。
     これをベースにして、駄作を書いたら、出版社から声がかかったのが「生きもの会議からきた手紙」(文芸社)だね。
     あれを書いてる時は楽しかったなあ。
 
 追記/2017.5.13
     アメリカがamerica firstなんて勝手をいうリーダーを選んじまった。
     独立以来250年、最大に危機を招きそうだ。
     あわてて何か罪を着せて引きずり下ろそうと藻搔きだしたようにもみえるが・・・
     ますます、「世界」が破滅に向かっているよ。
     地球の全てを破壊し尽くすなよ。
     ヒトが滅んでも、ほかの動物や植物は生きられるようにしておけよ。
     神様の失敗だったな、ヒトをつくったことは・・。     
 



 

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