フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
エディション35・・・愛車との違いを考える
【通常のGTIとの違い】
日本ではGTIピレリ以来3年ぶりに販売されたGTIの限定車。
今回も嬉しい事に、本国と同じパワーアップされたエンジンを搭載しています。
一般的には「単なる限定車」のように話されていますが、
厳格な日本の車検ではエンジンのパワーが違うだけで、
新しい型式認証を受けなければならず
輸入元は多額の労力と出資を求められるのです。
その違いはオーナーの手に渡ってからも明快で、
「単なるお買い得限定車ではない本物の限定モデル」
として楽しむ事が出来ます。
これは大変重要なポイントで、過去に日本へ正規輸入された
「ポロGTIカップエディション」
がヨーロッパのポロ主要工場で生産されたにも関わらず、
(通常のモデルが南アフリカ製)
通常と同じ150馬力のエンジンだった為に、
商業的にもイメージ的にも大きくコケてしまった
経緯があります。
ですから、本国と同じ230馬力を搭載したGTIピレリが
日本へ正規輸入された際には、国内の多くのファンから喜ばれ、
R32オーナーからは煙たがられたのです。
【パワーアップの効果】
ちなみにこの30馬力アップのエンジンは、
元々本国で生産されていた特別装備車両用の物で
本国ディーラーからVWR-GmbHへオーダーすると製造して貰える
大変高価な車種であり、実際の主要納品先が緊急車両という実状
(覆面パトカーやドクターカー)
を考えると、非常にマニアックな1台かと思われます。
公にされていませんが、その他にも、強化されたフレーム、
強化サスペンション、強化されたエンジン補機、
そして、30馬力アップにより速度超過が想定されても
一切装備されていないスピードリミッター等が
通常のGTIとは大きく違います。
スピードリミッターについては、通常の高性能車は
250km/h(現在は270km/h)で設定されており
R32などはメーター読みで250km/hを超えると、
リミッターが効いてしまいます。
これは実測だと235~240km/h程度であり、
最高速が245km/h(DSG車両は243km/h)を出せる実力のある
GTIピレリは、最高速巡航において大きなアドバンテージに
なるのです。とはいえこのスピードで走る場所は限られて
いますから試しようがありません。
GTIピレリとR32はカテゴリーどころか駆動方法も
違いますので、比べるのはナンセンスなんですけど・・・
昔のスーパーカーのように「数字命」的な
車好きの悪い癖が、R32オーナーの気分を害すのでしょうね。
【ゴルフ5と6の違い】
さて、今回のゴルフ6GTI「エディション35」は、
ゴルフ6がベースになっています。
「ゴルフ5とは根本的に違います」
とディーラーさんに言われてもそれは大嘘で、
基本は同じ物を使っています。
しかし多くの吸音材の採用や、コストダウンで
一部のパーツが簡素化されており、これが
「ゴルフ6はコストダウン車」
という冷ややかなイメージが先行しているのです。
コストダウンは決して悪い物で無く、
時には部品の進化による軽量化などの良い要素もあるのですから、
安易に「コストダウン=悪」と思ってはいけないのですが
この辺は・・・表現が難しいですね。
【パワーウオーズ】
このエディション35のエンジンは235馬力。
通常のゴルフ6GTIの210馬力エンジンと違い、
ゴルフ5GTIの230馬力とは基本的に同じエンジンですが
ピレリやエディション30より「5馬力多い」のです。
そう、この「5馬力」が自動車マニアには大切なのであります。
エアコンなんて10馬力以上使っていて燃費が悪くなるのに
5馬力アップで大騒ぎです。
それなら、今年のオーストリアのGTIミーティングに展示された
370馬力のゴルフ6はどうなんだろう?って思っちゃいますが、
それでもカタログの5馬力は大きいのです。
ベンツの1号車「パテント・モトールヴァーゲン」は0.9馬力だから
最低ベンツ5台分のパワーがあるのです(あー疲れた)
カールベンツと1号車
【内装】
特徴的なお洒落なハニカムグリルを模したシート生地。
素敵じゃないですか!
35の内装
ピレリなんてタイヤに踏まれてますからね。
タイヤに踏まれるより、フロントグリルで押し印
されたほうがカッコイイと思うんだけど。
僕:「このシートが限定車なんだよ」
女:「あっ、タイアの柄が付いている」
僕:「カッコイイでしょ」
女:「踏まれたんですか?」
僕:「・・・・・。」
こうゆう会話が出来るからピレリは楽しい。
ピレリの内装
(つづく)
日本ではGTIピレリ以来3年ぶりに販売されたGTIの限定車。
今回も嬉しい事に、本国と同じパワーアップされたエンジンを搭載しています。
一般的には「単なる限定車」のように話されていますが、
厳格な日本の車検ではエンジンのパワーが違うだけで、
新しい型式認証を受けなければならず
輸入元は多額の労力と出資を求められるのです。
その違いはオーナーの手に渡ってからも明快で、
「単なるお買い得限定車ではない本物の限定モデル」
として楽しむ事が出来ます。
これは大変重要なポイントで、過去に日本へ正規輸入された
「ポロGTIカップエディション」
がヨーロッパのポロ主要工場で生産されたにも関わらず、
(通常のモデルが南アフリカ製)
通常と同じ150馬力のエンジンだった為に、
商業的にもイメージ的にも大きくコケてしまった
経緯があります。
ですから、本国と同じ230馬力を搭載したGTIピレリが
日本へ正規輸入された際には、国内の多くのファンから喜ばれ、
R32オーナーからは煙たがられたのです。
【パワーアップの効果】
ちなみにこの30馬力アップのエンジンは、
元々本国で生産されていた特別装備車両用の物で
本国ディーラーからVWR-GmbHへオーダーすると製造して貰える
大変高価な車種であり、実際の主要納品先が緊急車両という実状
(覆面パトカーやドクターカー)
を考えると、非常にマニアックな1台かと思われます。
公にされていませんが、その他にも、強化されたフレーム、
強化サスペンション、強化されたエンジン補機、
そして、30馬力アップにより速度超過が想定されても
一切装備されていないスピードリミッター等が
通常のGTIとは大きく違います。
スピードリミッターについては、通常の高性能車は
250km/h(現在は270km/h)で設定されており
R32などはメーター読みで250km/hを超えると、
リミッターが効いてしまいます。
これは実測だと235~240km/h程度であり、
最高速が245km/h(DSG車両は243km/h)を出せる実力のある
GTIピレリは、最高速巡航において大きなアドバンテージに
なるのです。とはいえこのスピードで走る場所は限られて
いますから試しようがありません。
GTIピレリとR32はカテゴリーどころか駆動方法も
違いますので、比べるのはナンセンスなんですけど・・・
昔のスーパーカーのように「数字命」的な
車好きの悪い癖が、R32オーナーの気分を害すのでしょうね。
【ゴルフ5と6の違い】
さて、今回のゴルフ6GTI「エディション35」は、
ゴルフ6がベースになっています。
「ゴルフ5とは根本的に違います」
とディーラーさんに言われてもそれは大嘘で、
基本は同じ物を使っています。
しかし多くの吸音材の採用や、コストダウンで
一部のパーツが簡素化されており、これが
「ゴルフ6はコストダウン車」
という冷ややかなイメージが先行しているのです。
コストダウンは決して悪い物で無く、
時には部品の進化による軽量化などの良い要素もあるのですから、
安易に「コストダウン=悪」と思ってはいけないのですが
この辺は・・・表現が難しいですね。
【パワーウオーズ】
このエディション35のエンジンは235馬力。
通常のゴルフ6GTIの210馬力エンジンと違い、
ゴルフ5GTIの230馬力とは基本的に同じエンジンですが
ピレリやエディション30より「5馬力多い」のです。
そう、この「5馬力」が自動車マニアには大切なのであります。
エアコンなんて10馬力以上使っていて燃費が悪くなるのに
5馬力アップで大騒ぎです。
それなら、今年のオーストリアのGTIミーティングに展示された
370馬力のゴルフ6はどうなんだろう?って思っちゃいますが、
それでもカタログの5馬力は大きいのです。
ベンツの1号車「パテント・モトールヴァーゲン」は0.9馬力だから
最低ベンツ5台分のパワーがあるのです(あー疲れた)
カールベンツと1号車
【内装】
特徴的なお洒落なハニカムグリルを模したシート生地。
素敵じゃないですか!
35の内装
ピレリなんてタイヤに踏まれてますからね。
タイヤに踏まれるより、フロントグリルで押し印
されたほうがカッコイイと思うんだけど。
僕:「このシートが限定車なんだよ」
女:「あっ、タイアの柄が付いている」
僕:「カッコイイでしょ」
女:「踏まれたんですか?」
僕:「・・・・・。」
こうゆう会話が出来るからピレリは楽しい。
ピレリの内装
(つづく)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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御無沙汰してます。エデション35実車見て来ました。
基本は5ですし(笑)
シートは材質はピレリの方がコストかかってる様な気がしました♪
しかし・・・あのボディカラーはイイですね~
なんとも言えないです。。。
ただし、個人的にはピレリの荒々しい感じ♪
ワッペングリル♪
なによりピレリとのコラボで誕生したピレリの方が
魅力ありますね~
車山にはいらっしゃいますか?
再会出来るのを楽しみにしております。
ピレリも35もそれぞれ独特の魅力がありますね。
残念ながら先月末から多忙の為、車山は欠席の予定です。
次回、お会い出来るのを楽しみにしております。