ジャンルイの過去が切なすぎて切なすぎて
心から離れません
なんでかな
こんなにも心に残るシーンは始めてです
前世にそういう経験でもしたかな?と勘違いしてしまいそうになる。
ずっと肌身離さず着けているマフラー
外せないんですよね、きっと。
あのマフラーが編み上がっていたら…
きっとマフラーのあり方は変わったと思うんです
編みかけ というところが重要なんですよね
やり切れない気持ちとか
幸せの普遍性とか
彼女のやり残したこと 生の愛しさ、限りある時間
そして
ジャンルイへの愛
それを身にまとい
生きているジャンルイ
そばに彼女の愛を感じつつ
そばに居ない彼女を痛感する
切なすぎる!
切なすぎるよ
ドイツ兵であるフリードリヒに怒りながらも
受け入れるジャンルイ
あの時点で
ドイツ兵に怒りを向けることを諦めていたのか
それとも、意味の無さを知っていたのか、
でも
回転木馬シーンで思いがこみ上げて
フリードリヒを殴ってしまうジャンルイ
ジャンルイ自身が本当に切ない
きっと頭では
八つ当たりの何物でも無いってわかってるんです
フリードリヒが何かした訳じゃない
ドイツというものが憎い
でも憎しみのはけ口がないんです
口をあけて罵声を浴びせたいと思うんです
でも口を閉ざすしかない
でも、ジャンルイはそこで口を閉ざさずレジスタンスを起こす事で
自分なりの反逆に出ていたように思う
暴力で返すのではなく、歌声や歌詞に思いを載せて口をあけ続けていたんだよね
ジャンルイの気持ちがちょっとずつでも前向きになっていったらいいな
ジャンルイが幸せになっていたらいいな