アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

ベニテングタケ−2

2005-11-16 05:19:49 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)
◎ロシア東部のあるコサックの幻視

『地獄を幻視した。おそるべき業火の奈落に彼は投げ込まれんとしていた。そのためムコモール(ベニテングタケ)の命令に従って、彼は、ひざまづき、思い出す限りのあらゆる罪を告白した。

この酩酊している男が告白している同じ部屋には沢山の友人たちがいて、その告白を大喜びで聞いていた。ところがこの男は、聞いているのは、ただ神お一人だと信じ込んで、罪を告白していたのである。そのため彼はさんざん嘲笑されることになった。

というのは彼は絶対に他人に知られてはならないような事柄までもべらべらとしゃべってしまっていたからである。 』
(精神活性物質の辞典//リチャード・ラジェリー/青土社より引用)

おそらくは、冥想修行の心得がないものが、いきなり、ベニテングタケの神の前に引き出されて、神に懺悔を強いられた事件である。ベルテングタケを食することにより、個人的無意識を通過し、集合的無意識にセットされている、地獄の業火を見せられてしまった。それをきっかけに、神の御前に心からの懺悔をしたというストーリーである。心からの懺悔をすることにより、このコサックが、神と自分のあり方を当り前の形にするきっかけになったのならば、ベニテングタケの神もお喜びになると思う。

幻覚植物を摂取した後の行動の記録には、こういった社会的に見たら顰蹙をかうたぐいのものが多いが、ひるがえって、普段あらわにされていない個人的無意識の内実というものは、社会的に見たら顰蹙をかうようなものが多いということを言っているだけのことなのだと思う。

つまり幻覚植物体験も浅い個人的無意識のレベルに留まるうちは、その個人的無意識の奇怪さ、醜悪さを見るにとどまるのだが、それだけでは、何も生まないわけである。その先に進むには、精妙なものに対する知覚とその道を知る師匠の誘導が必要となる。

ベニテングタケをシャーマニズムで使用してきた形跡は、シベリア、カムチャツカ、メキシコ、フィリピン、中国(道教)、米国、カナダ、中央アジアなど広範に広がっているので、ベニテングタケは、ソーマ・ヨーガの王道たりうる『ソーマ』なのかもしれない。

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【ベニテングタケ】

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4 コメント

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Unknown (ブトボソ)
2005-11-16 06:42:44
湘南さま。

「ベニテングタケは2つまでなら食べても大丈夫」だと言っていた人がいますが本当なのでしょうか?2つと決めた理由は分かりませんが、大きさによっても変わってくると思います。

これからも興味深い記事を楽しみにしています。
ブトボソ殿へ (湖南)
2005-11-16 19:28:24
その人にとっては、2本までいけるということでしょう。

キノコの個体差、食べる人の耐性の問題など、斟酌しなければならない要素は多いと思います。



シャーマンは、1個食べるのですら、謙虚に、慎重に、キノコに尊敬を払って食べているようですよ。

Unknown (ブトボソ)
2005-11-17 05:18:03
湖南さま。キノコに尊敬を払って食べるという気持ちは大切かも知れませんね。キノコといえば以前キノコと人を取り巻いた内容をブログに書きました。お暇な時にでも読んでみて下さい。それでは。



http://blog.goo.ne.jp/corvus-corax-common-raven/d/20050926
ブトボソ殿へ (湖南)
2005-11-17 19:56:08
ご紹介ありがとうございます。



記事読んでみます。

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