秋は、きのこの季節。ベニテングタケは、白樺、カラマツ、もみの根もとに生え、ユーラシア大陸と本米大陸に分布している。
シベリアでは小さくて強力なベニテングタケは、きつい肉体労働の時の興奮剤として用いられ、あるチュクチ族によると、老婆が30キロ走っても死なないほどであるという。
またロシアの人類学者ウラジミール・ボゴラスと共に旅をしていたシベリア人男性は、このきのこを食べると、喜々としてスノーシューズを脱ぎ、何時間もの間全く疲れをみせず、深い雪の中を歩き続けたという。
また大きくて傘の開いたベニテングタケは、幻覚作用がある。この幻覚作用には、ものが大きく見えたり、小さく見えたり、幻聴、幻視などがある。
1755年カムチャツカ半島を探検したステファン・クラーシェンニコフは、原住民のカムチャダール族によるベニテングタケの使用について次のように書き記している。
「ムコモールの影響下にある人を見分ける通常の兆候は、まず第一に激しい震えである。これは摂取後一時間以内に来る。
その後酩酊した人は幻覚を見る。それはあたかも熱に浮かされているようである。彼らは様々な幻覚を見る。それが恐ろしいか楽しいかは、気質によって変わってくる。そしてその幻覚のためにある者は飛び跳ね。ある者は踊り、ある者はわめき、すさまじい恐怖を体験し、またある者は小さな裂け目を扉のように巨大なものだと思い、また桶の水を海のように深いものだと考える。
だがこのようなことは大量摂取したも者にのみ当てはまる。少量に摂取した者は、極度の快活さ、喜び、勇気、身体に力が満ちてくる感覚を覚える」
(精神活性物質の辞典//リチャード・ラジェリー/青土社より引用)
ベニテングタケも、通常の精神活性物質と同様に、その物質が何か別の世界にアストラル人間を誘うわけではなく、その物質の作用をきっかけに自分の潜在意識を覗き込みにいくことができるだけである。
すなわち凶暴な潜在意識を持っている人はベニテングタケを食することにより、凶暴さが表面化するだけであるし、快活な潜在意識の人は快活さが顕在化するだけのことである。
シベリアのシャーマンは、ベニテングタケを食することで、あちらの世界のメッセージを伝えるからと言って、誰もがベニテングタケを摂取すれば、そうなるわけではない。冥想修行により、その精妙なるメッセージを受けるに値する微妙なバイブレーションを感じ取ることができる感受性があって初めてそのように作用するものだと思う。
だから幻覚キノコを食べたシベリア人は多くとも、神を見ることができた人は稀であることに変わりはないのだと思う。
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1日1善。1日1クリ。 
シベリアでは小さくて強力なベニテングタケは、きつい肉体労働の時の興奮剤として用いられ、あるチュクチ族によると、老婆が30キロ走っても死なないほどであるという。
またロシアの人類学者ウラジミール・ボゴラスと共に旅をしていたシベリア人男性は、このきのこを食べると、喜々としてスノーシューズを脱ぎ、何時間もの間全く疲れをみせず、深い雪の中を歩き続けたという。
また大きくて傘の開いたベニテングタケは、幻覚作用がある。この幻覚作用には、ものが大きく見えたり、小さく見えたり、幻聴、幻視などがある。
1755年カムチャツカ半島を探検したステファン・クラーシェンニコフは、原住民のカムチャダール族によるベニテングタケの使用について次のように書き記している。
「ムコモールの影響下にある人を見分ける通常の兆候は、まず第一に激しい震えである。これは摂取後一時間以内に来る。
その後酩酊した人は幻覚を見る。それはあたかも熱に浮かされているようである。彼らは様々な幻覚を見る。それが恐ろしいか楽しいかは、気質によって変わってくる。そしてその幻覚のためにある者は飛び跳ね。ある者は踊り、ある者はわめき、すさまじい恐怖を体験し、またある者は小さな裂け目を扉のように巨大なものだと思い、また桶の水を海のように深いものだと考える。
だがこのようなことは大量摂取したも者にのみ当てはまる。少量に摂取した者は、極度の快活さ、喜び、勇気、身体に力が満ちてくる感覚を覚える」
(精神活性物質の辞典//リチャード・ラジェリー/青土社より引用)
ベニテングタケも、通常の精神活性物質と同様に、その物質が何か別の世界にアストラル人間を誘うわけではなく、その物質の作用をきっかけに自分の潜在意識を覗き込みにいくことができるだけである。
すなわち凶暴な潜在意識を持っている人はベニテングタケを食することにより、凶暴さが表面化するだけであるし、快活な潜在意識の人は快活さが顕在化するだけのことである。
シベリアのシャーマンは、ベニテングタケを食することで、あちらの世界のメッセージを伝えるからと言って、誰もがベニテングタケを摂取すれば、そうなるわけではない。冥想修行により、その精妙なるメッセージを受けるに値する微妙なバイブレーションを感じ取ることができる感受性があって初めてそのように作用するものだと思う。
だから幻覚キノコを食べたシベリア人は多くとも、神を見ることができた人は稀であることに変わりはないのだと思う。
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知り合いで、普通のきのこだと思って冷蔵庫にあったベニテングタケを食べちゃった人がいましたねぇ。
数人が、ちょっとおかしくなってたみたい。
トラックバックありがとうございます。ベニテングタケの作用?が詳しく書かれていますね。鳥や昆虫はその毒素を分解出来る酵素を持ち合わせているようです。精神世界はあまり分かりませんが、これからもよろしくお願い致します。
私のブログでは、図鑑などで見る作用を書いたので、大変勉強になりました。
こんばんは
ベニテングタケのブログ記事を読むと、おいしかったという話がわりとあって、ぎょっとします。
おいしかっただけなのだろうか。
シベリアのシャーマンの呪術での使用により、ベニテングタケは有名だけど、食物の乏しい中での幻覚性植物であるという位置づけには、素朴に人間が生きるのは何時の時代も大変だったなのだなあと思います。
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございました。
日本中にベニテングタケがあるので、いろいろな方のブログを読んで、そのことに改めて驚いています。
精神世界も至るところにあります。
よろしくお願い致します。
日本でなくとも、変成意識を人前でみせるべきではないという文化はどの社会でも共通なので、文化の問題ではなく、単純に日本では、このキノコが沢山とれるところがなかっただけなのではないでしょうか。
白樺とかもみの木ならば、北海道か山岳。
調べたことはありませんが、ひょっとしたら、修験道にそういったものがある可能性はあるかもしれませんね。
別に難しいものではなく、湯がいた後、塩漬けにし正月に食べると毒が抜けるとのことでした。
実際食べましたが、量が少なくてよく分かりませんでしたが、歯ごたえはありました。
量が少ないと効かないものだと思いますが、そういう状態になるのを許す状態には、なかなか日常生活にはありませんし、そうなる十分な覚悟と準備ができた人だけが゛進めばよいのだと思います。
きのこの道は、万人にお進めできるものではないと思います。
私の住む北海道は、シベリアと気候がにており、キノコの種類も大変似ています。北海道では、全く食べない「アンズタケ」をシベリアの人は、食用として平気で食べます(缶つめで三越でみました)おもしろいですよね、、、。
私の友だちで「ベニテングタケ」を食したひとがいました。
キノコのことは、全く知らない人でこんなにおいしそう?に見えるキノコをなぜたべないのか?と思い、3本程食したそうです。結果は、もちろン中毒で、目の前に鮮やかな光が見えそれが数時間つづいたのこと、、。 私がこのサイトに共感をえたのも、シャーマンの話しとその人の受けた。体感が似ていたからです。今年私も「自己責任」で食そうと重います。(恐いから小さいのを2分の一くらい)結果おって報告します。
コメントありがとうございました。
世界の見え方が変わることで日常生活に影響が出ることがあるかもしれませんね。
このブログではきのこより食べる人の方を問題にしていますのでよろしく。