アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

マイノリティ・リポート

2017-07-31 04:50:37 | 冥想アヴァンギャルド
◎犯罪撲滅の方論

映画マイノリティ・リポートは、スティーヴン・スピルバーグ監督で、トム・クルーズが主演。

時代は2054年の未来都市で、そこに犯罪撲滅のために3人の予知能力者をプールに缶詰めにして未来に起こる犯罪を幻視せしめ、その幻視をもとに警察が未遂である犯罪者を予防逮捕して、思想矯正していく。

この結果、ニューヨークでは6年間殺人が起きていない。

ところが幻視された未来の犯罪は、3人の幻視者間で異なることがあり得る。それが、マイノリティ・レポート。

幻視内容が3人の間で異なることを利用して、自分の犯した犯罪を隠蔽しようとした人物がいるのだが、それは、この犯罪予知システムの創設者であった。

これが粗筋。


この一なるもの=アートマンは、当然に幻視できるし、そのデータ・ベースにアクセスもできる。

ただし幻視には、2種類あり、個人的記憶層からアクセスするやりかたと、このアートマンから拾うやり方の2種あるのは、ダンテス・ダイジの説明のとおり。ここでは後者を用いるのだが、当然それは覚者にのみ許された技術である。

犯罪撲滅の方論としては、あらゆる利己を極小化していく、自分を他人のために犠牲にするのが当たり前である社会にする方向がベストなのだが、2054年にあってもアメリカではそんな発想はないということなのだろう。

そもそも、苦しみ、叫び、怨嗟をなくすには、至福千年、すべての人が神を知っている社会の実現しかないのだが、この映画では、そういう発想の気配もないことに驚かされた。
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