アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

人はかくの如くして犯罪を犯す

2006-10-25 05:46:13 | 時代のおわり
◎私の治安対策

小学生を狙う犯罪が全国津々浦々に発生していることから、通学を守るボランティアの人が立つことが当たり前になり、小学校の校門にも警備員が構えるようになり、土日の校門は閉ざされるようになった。おまけに、小学生を狙う怪しい目つきの男を見かけることも時々あるものだ。

政府が唱える治安対策は、このような起こり得る犯罪に対する警備の強化というディフェンス面が中心。私の考える治安対策はオフェンスのことである。オフェンスとは、犯罪を犯す側の人を減らしていくことである。

まず最強無比のオフェンスとしての治安対策は冥想である。冥想の中で神、仏、ニルヴァーナという窮極に出会うことにより、人は悪を犯すことはなくなる。このことは、このブログの至るところで詳述している(衆善奉行諸悪莫作)。

次なるオフェンスとしては、あらゆるレベルの洗脳対策である。人が洗脳された影響を何年で払拭できるのかということを仮に3年であるとしても、同じような洗脳を毎週ないし毎日繰り返されるとその人は、常時洗脳されている状態なのだ。

人が犯罪を犯してもよいと無意識が受け取ってしまう洗脳プログラムには次のようなものがあると考える。

1.テレビの犯罪を取り扱ったニュース
毎日殺人や窃盗などの犯罪ニュースに接していると、表層意識の倫理的反発とは裏腹に、いつのまにか潜在意識では、「人間が、殺人や窃盗や弱者に対する性犯罪を犯すのは通常のことである」という観念ができ上がる。それがとても素直な潜在意識の法則

ニュース番組を一週間見て、犯罪のことを取り上げない日はない。番組によっては、20分程度のニュース項目すべてが犯罪のこともある。

2.犯罪を取り扱ったドラマ、映画
昼メロでも夜の連続ドラマでも、殺人をテーマにするのはごく日常的なことであり、映画でも殺人や暴力は日常的に発生している。表面意識では、本来の道徳感から、これは娯楽ドラマ、娯楽映画だから殺人をテーマにしても謎解きが楽しいからいいやなどと思っているかもしれない。

ところが深層意識では、「殺人をしても、被害者はものを言わなくなるだけで、自分に痛みはない。自分の功利や利害によって人を殺すのはやむを得ない選択肢としてあるものだ。自分がそういうシチュエーションにおかれて、人の目がなければ、人は暴力や殺人を犯すものだ」という世界観ができあがるものである。

とんでもないことを言っていると思うかもしれないが、アメリカ軍は、第二次世界大戦以来の新兵に対する洗脳手法として、ハリウッドのB級娯楽戦争映画を長時間見せることで、殺人に対する罪悪感を麻痺させ続けてきた事実もある。

3.犯罪をテーマにしたテレビ・ゲーム、オンライン・ゲーム
これは若い人が中心だろうと思う。暴力をテーマにした格闘ゲーム、敵の殺戮や殺人をテーマにしたアクション・ゲーム、ロール・プレイングゲームなど、ゲームだから仮想現実ではあるが、潜在意識では、殺人や暴力に対する感覚を鈍麻させる効果があるものだ。

このように治安のディフェンス面の強化とは裏腹に、世の中全体が、犯罪を安易に犯す方向へ皆さんの潜在意識を誘導しまくっている。つまり一週間に一回でもテレビを見れば、そういう洗脳を多少なりともされることになるので、心得た人は、このようなものには触れないで過ごすものだと思う。

蛇足ながら、政府の考える治安対策でオフェンス面と言えるのは、たとえば若者の失業対策であり、二百万人の多重債務者の救済である。これもとても大切なことである。

貧すれば窮すと言うが、生活が安定すれば、犯罪は減り、治安は改善するものだ。連続した景気回復の報道とは裏腹に、治安がますます悪化しているのは、景気が大衆レベルでは回復していないことの証明である。富の二極化とは、貧困層の急増であることは誰もが知っている。


    1日1善。1日1クリ。

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8 コメント

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Unknown (gb10)
2006-10-25 10:50:18
言葉で上手く表現できなかったのですが、ずっと同じことを考えておりました。

湖南さんのお考えに大賛成です。
gb10殿へ (湖南)
2006-10-25 20:15:40
欧米では、マスコミや出版物の引き起こすこうした事象について部分的に対策をとり始めるケースが報道されることがあります。



いろいろありますけれど、美少女ゲームの隆盛は一つのそうした問題の氷山の頂点ではあります。美少女ゲームは、日本独自の根強いカルチャーですからね。これが、PCソフト業界を安定的に支えている面もあるようですけれど。
同じく思います。 ( 山竒)
2006-10-26 17:49:35
かような洗脳によって犯罪も犯罪以外の種々の行動(生き方)も操作されているとつねづね考えていました。ひとりびとりが真の自立・自由へと目覚めては困るものたちが昔からいるのですね。



一人でも多く、そういった洗脳の存在に気付いて、自分の眼でものを見ていくひとがふえるといいです。
山竒殿へ (湖南)
2006-10-26 20:11:47
共感頂ける人は少ないと思いますので、嬉しく思います。



一人でも半人でも、洗脳がない爽やかさを知る人がでてくれればと、とりあえず思います。
Unknown (gb10)
2006-10-26 20:28:31
ゲームについてはよくわかりませんが、人を危めることに対して無感覚になるようなマンガだかTVゲームには警鐘を鳴らすべきだと思います。



TVショウで、事件の事実だけを報道するのにも取り上げ方があると思うのですが、司会者が正義を振りかざす一方で、興味本位の出歯亀的取材を面白半分に垂れ流すことにも、スポンサーや消費者は無感覚になるべきではないと思います。



良きことを思えと申しますが、洗脳プログラムというものは実に恐ろしいものだと思います。



gb10殿へ (湖南)
2006-10-26 23:55:08
おっしゃるとおりですが、警鐘を鳴らすべきだと思う人が少なすぎます。小羊国家JAPAN!
納得です (ぐーたら主婦)
2006-10-27 21:15:27
内容にとても共感しました。話はずれるかもしれませんが私は子供がいて、いろんな対応に?をいつも感じています。子供に防犯ベルを持たせたり、不審者が出たと出るたびに全校保護者に知らせたり。大事なこととは思うのですがなんだかそうすることによってそういう現実がひきよせられるんじゃないかと思ってしまうのですが・・・。知らない人にかかわらないというのもなんだか曲解されてるようで、近所の方が登校中の子供にあいさつしたらシカトされたと嘆いていました。
ぐーたら主婦殿へ (湖南)
2006-10-28 04:59:11
共感いただき幸いです。



おっしゃるとおり、そういう現実が引き寄せられることはあります。



学校では人を信じること教えるものだが、学校にいる時から人を疑うことを教え込んだら、すれた若者と世知辛い世の中になるしかないのに・・・・。

おっと、もうそうなってましたか?

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