アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

古史古伝の考え方

2017-02-09 05:37:34 | 古神道の手振り
◎文明滅亡を生き延びてきたサンカ

最近山の民であり漂泊の民であるサンカ関係の本を見ているが、曰くサンカと部落民は違うとか、大和朝廷による被征服民族であるとか、皆寡少の物証、伝承を集めては想像を膨らませている。

そうなるとどうしても古代史を遡って見れる超能力者に古史古伝の真相を質問に行きたがるのは、研究者もファンも同じ真情。

戦前の超能力者出口王仁三郎のもとにもこうした研究者や古史古伝ファンが押し寄せて、彼も往生していたというつぶやきも残されている。

ホツマツタエ、上つ記(うえつふみ)、竹内文書など日本は神代文字と古史古伝の宝庫。朝鮮のハングルも神代文字の一種に酷似しているので、将来神代文字研究者の中には、「朝鮮で復活した神代文字」などという学説を立てる人もいるだろう。

それはさておき、日本の古代史は、宗教と政治・軍事の聖俗二面の統治の変遷で見なければいけないと思う。

嚆矢は、1万2千年前のアトランティス滅亡時にスサノオ尊が、アトランティス密教の精髄を携えて日本にやってきたところから。アトランティス密教は、鎮魂というクンダリーニ・ヨーガ技法と帰神というシャーマニズム技法が中核になった古神道に姿を変え、万世一系の天皇を司祭とする形で現代にまで継承されてきている。

政治・軍事面では、世界の文明の復興と破壊が何回か繰り返してきた大きな時代サイクルの中に日本は翻弄されてきた側面があるように想像する。直近では三千年少々前に世界的大洪水があったと見られ、それで飛行機や先進通信文明が世界的に発達した時代は一旦終了したのだろうと思う。

私は、石器文明からスタートして、情報の蓄積の結果飛行機や潜水艦のできる時代は3千年くらいではないかと思っているが、そのつど世界的大洪水や核戦争で先進文明は烏有に帰す。こうした繰り返しが、過去1万2千年の間に四度くらいあったのではないかと思っている。

ただし文明の最盛期の時代であっても、今の時代のように世界中どの大都市に行っても話す言語は異なっても皆スマホを持っていて、コンビニがあってデパートがあってというような広がりのあったことはなく、最先端の文明都市、あるいは文明国家は世界全体でも数えるほどしかなかったのではないかと思う。

そして文明滅亡時にも全文明が一気に原始時代に戻るのではなく、何年かは飛行機や戦車の技術は残っているがいつのまにかその技術は失われていく。こうした経緯はインドの叙事詩マハーバーラタや墨子やオーパーツに痕跡をうかがうことができる。

こうして世界文明は、三千年くらいで滅亡を繰り返してきたのだが、プラトンのいうように、大洪水や核戦争で生き残る人々は、奥山の無学の羊飼いのような人々であって、箱船のノアのようなインテリが生き残るのはまず稀。

そこで日本は地震国であり、火山国であり、東日本大震災クラスの津波や地殻変動が何度も襲ったに相違ないから、文明滅亡のサイクルは、もっと短いのかもしれない。そこで生き残るのは、やはり山の民サンカということになる。

山の生活となれば修験道となり、役行者、空海という山で修行した聖者が、山から日本の精神文明を戦前までリードしてきたのは偶然ではないと考えられる。

出口王仁三郎は、古史古伝の説明には全く熱心ではなかった。最初九州に入った熊襲は、東に追われてアイヌとなったくらいが説明のせいぜい。

彼は古事記の内容が「わや」にされたものであると指摘し、現代版古事記として霊界物語を出したのだが、霊界物語は、ノンフィクション風でなく、神秘主義的に書かれているのは、お愛嬌である。

古神道もクンダリーニ・ヨーガであるからには、肉身でない師匠から伝承されるほうが普通かもしれないので、そういう特質を念頭において古事記や天皇家の古神道を見なければいけないのではないかと思う。

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