アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

元三大師良源

2009-09-11 06:12:37 | 密教
◎応和の宗論

比叡山延暦寺の大立者の一人良源は、正月三日に亡くなったので、元三大師とも言われ、霊験あらたかな元三大師の御札には角のある悪魔が描かれ、一見して奇異なことだと思うものだが、実はそれは元三大師修法時に、鬼のように角が生えていたという言い伝えから来るものだそうな。

さて良源も参加した963年の応和の宗論は、東大寺興福寺、天台宗が参加。興福寺の仲算が良源との論争に勝利を収めたかに見えた夜、良源の牛車の牛を見るとその涎が薫香を発し、涎は流れて一首の和歌を成していた。

草も木も仏になると聞く時は こころある身のたのもしきかな

これは呪法に優れた良源の悪戯のようなものだろう。まだ草も木も仏になる時を目撃していないが、それを思うとわくわくするくらいの意味だろうか。

自らは村上天皇の面前での宗論に敗れたかにみえても、帝前での盛んな宗論実現に仏法興隆を見て、むしろ喜ぶ良源の度量の広いところが見られる。





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