アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

魔女キルケーの毒を避ける

2016-09-18 05:17:35 | 冥想アヴァンギャルド
◎オデュッセウスがヘルメスに出会う

ギリシア神話にオデュッセウスがヘルメスに出会う一節がある。

オデュッセウスの部下たちは、アイアイエー国の女領主キルケーの館に先に到着し、キルケーの御馳走攻めに会った。その食物には毒薬が入っており、薬で身体の自由を失った部下達の肩をキルケーが叩くと、彼らは次々に豚に姿を変えていった。

この災難を一人逃れたエウリュロコスは、ほうほうの体でオデュッセウスにこの悲劇を伝えた。オデュッセウスはとるものもとりあえず、剣だけを持ってアイアイエー国に向かって飛び出すと、驚いたことに途中でヘルメスと出会った。ヘルメス神は、オデュッセウスに丁寧にあいさつしてキルケーの魔法をよける薬をくれた。

それはモーリュという黒い根をした匂いの強い白い花で、これを摘むことができるのは神々だけであった。オデュッセウスは、キルケーに饗応された後、肩を杖で打たれたが、事前にモーリュの花の匂いを嗅いでいたので魔法にかからなかった。

オデュッセウスは怒ってキルケーに剣を振り上げたところ、キルケーは命だけは助けてくださいと乞うので、褥を共にすることになった。


災難の前に必ずヘルメスが、災厄を逃れる手段を与えてくれるもの。彼に出会ったことに気が付くかどうか、彼からもらったグッズを生かすかどうかはその人による。
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