アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

天鈿女命(あめのうずめのみこと)の意義

2012-02-13 07:58:23 | 古神道の手振り
◎頭頂の封印

古事記の天の岩戸開きの段。
『そして、天手力男神が、天の岩屋の入口のわきに隠れて、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、天の香山のヒカゲノカズラをたすきにかけ、同じくツルマサキを頭にかぶり、同じく笹の葉を手に持って、天照大御神のお隠れになった天の岩屋の前に桶を伏せ、その桶の上で、桶を踏みつけて踊り狂い、神がかりのようになって、乳房をかき出し、裳の紐を垂れて、女陰を出した。

そこで、高天の原はどっと揺らぎ、すべての神さまは、アハハハ・・・・と笑った。

そこで、天照大御神は、不思議にお思いになって、天の岩屋の戸を少しお開きになって、内側から、「わたしが隠れましたので、高天の原は自然に暗くなり、葦原中国もみんなまっ暗になったと思っていますのに、天宇受売は楽しんで踊り、多くの神さまは大声をあげて笑っているのか」とおっしゃった。

そこで、天宇受売は、「あなた以上の尊い神がいらっしゃいますので、われわれはみな喜んで踊り、笑っているのです」と申し上げた。

天宇受売がそういっている関に、天児屋命と布刀玉命はあの鏡をさし出し、天照大御神にお見せしたところ、天照大御神の姿がその鏡に映った。

天照大御神はいよいよ不思議に思われて、ちょっと出て、のぞかれたところ、岩戸のそばに隠れて立っていた天手力男命が天照大御神の手をとって引き出し、すぐに布万玉命が注連縄を天照大御神の後ろに引き渡し、そして、「これから内へは、もう帰ることはできません」と申し上げた。』
(古事記/梅原猛/学研M文庫P27-28から引用)

平安の初期9世紀に伊勢神宮の祭祀が中臣氏に独占されつつあったことを憂えた斎部広成が著した古語拾遺では、天鈿女命の役割を「神の怒り」を解くと読んでいる。

天鈿女命の神の怒りの解き方は、ステージに登ってパンクな扮装をしてストリップすることではない。人々の叫び、つまりあらゆる社会的・政治的・経済的くびき・緊張を一時的に解放してみせるというものである。

祭り・無礼講の本来の意義はこの一時的リラックス、弛緩にある。冥想の最初はリラックスから始まる。ノッテくるとトランス(神がかり)にもなる。

その神を求めるバイブレーションに感応し、神の側が少し岩戸を開けてみせる。このように神の側がシンクロすることも併せて卒啄同機。最初に神の側から少し開ける・・・これが救世主の再臨ではないか。再臨したけれど、彼は、世の中の注目を一身に集めるスーパースターの救世主としてはやってこない。目だたぬ友人の一人としてつつましく来るのである。これが神の側から「少し開ける」ということではないのだろうか。

頭頂の封印を切ってくれるガイドは神の側に属す。






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天照大御神 天手力男命 レーション ツルマサキ 天宇受売命 天手力男神
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