アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

アルベルトゥス・マグヌスの秘法-1

2005-12-27 05:36:06 | 時代のおわり
◎通俗的スピリチュアリズム

スピリチュアル系ブログには、オーラ・ソーマに関係するブログが多く、ヨーガ関係のものと双璧をなす。オーラ・ソーマの出所は、西洋魔術のようで、その源流をたどっていくと、大アルベルトゥス・マグヌスの秘法に突き当たる。

大アルベルトゥス・マグヌスの秘法の中身は、宝石の効果、まじないのやり方、人相の見方、手相の見方、占星術の応用の仕方、薬草の使い方と、通俗的スピリチュアリズムの全般に及び、16、17世紀の西洋の街のマジシャンに広範に読まれた本らしい風貌を備えている。通俗的スピリチュアリズムには、本当のもの、絶対的なるものを希求する真剣味に欠けるところがあるが、人生の味わいを豊かにする側面はある。

『イタチ
イタチはよく知られている。
イタチは普段、茂みの中や干し草や藁小屋に棲んでいる。もしイタチのぴくぴく動いている心臓を食べれば、未来のことを予言できるようになる。もしこの心臓と眼と舌を犬に食べさせれば、たちまち声がでなくなり、吼えなくなる。あるいはもしその心臓だけを野兎の足と一緒に食べさせれば、同じことが起こる。このことは本当であり、私自身がしばしば経験したことである。』(大アルベルトゥスの秘法/アルベルトゥス・マグヌス/河出書房新社から引用)

そうなんだ。それなら、早速イタチの心臓を食べて、未来の予言などしてみたいものだ。犬に食わせるわけにはいかない。

『烏(からす)
烏は、どこにでも知られていて、もしエヴァックス(伝説の賢者)やアロン(モーゼの兄。魔術師)のいうことを信じるならば、驚くべき特徴を持っている。この烏の卵を茹でて、それを採った巣に戻しておくと、烏はすぐにアロドリカスが埋められている島に向かい一個の石を運んでくる。そしてその石を卵と一緒に置き、卵を元の状態に戻してしまう。まさに驚くべきである。この石でつくった指輪をはめて月桂樹の葉を持っていれば、人を繋いだ鎖や、鍵のしまった扉に触れるだけでたちどころに鎖は壊れ、鍵は開いてしまう。この石を口の中に入れていると、あらゆる鳥の泣きまねができ、呼び寄せることができる。この石はインド石と呼ばれるが、これは普通この石がインドや紅海で発見されるからである。
この石にはさまざまな色があり、罵詈雑言や紛争を忘れさせる』
(大アルベルトゥスの秘法/アルベルトゥス・マグヌス/河出書房新社から引用)

鳥の巣に宝石があるというのは、カラスに限らず他の鳥(グリフォンなど)でも述べられているので、一度巣を探して見ると見つかるかもしれませんね。 ダイヤモンドは昔インド石と呼ばれていたそうです。ダイヤモンドを口に入れて、鳥が集まるかどうか試しに鳥の泣きまねでもしてみましょうか。でもダイヤの指輪をして月桂樹の葉を持って、よそのドアを開けたりしてはいけませんよ。

当時はこれを読んだ人は、書かれてある中身の半分以上はこれを信じたのかもしれません。そういった精神構造の中にスピリチュアリズムが生きていたのだと思います。とても大時代的な内容だけれども、それを信じる原初的な心性は今も変わらないところがあり、それを突いて来て、利用しているのが、かつてのナチズムであり、現代マスコミであることを忘れてはいけないと思います。

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8 コメント

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はじめまして (るな)
2005-12-27 06:46:17
PhiloSophiaの優祈るなです。

トラバありがとうございます。



実は、こちらのブログ、時々拝見させていただいてます。

これからもよろしくお願いします。



通俗的スピリチュアル全般。そういえば、全部やってる。

行き着く先は同じなのかな。
優祈るな殿へ (湖南)
2005-12-27 20:45:19
コメントありがとうございました。



やっぱりつまらないものより、面白そうなものが気を引きますから、私も通俗的スピリチュアリズムからガンガン入って行きました。

通俗をやり尽くしたところで、本物を目指していくのではないでしょうか。
TBありがとうございます (リカ)
2005-12-27 21:36:54
はじめまして。

HAPPYTALKのリカと申します。

TBとコメント、どうもありがとうございました。

見つけてくださって嬉しかったです。

人様に何か発信すると言うことは、ある意味とても気の重い事ですので、いつも考えさせられています。

こちらのブログでは、私の知らない事がいっぱい勉強できそうなので、また寄らせてくださいませ。それでは。

Unknown (ドリアミ)
2005-12-27 21:49:33
湖南さま はじめまて、ドリアミです。

コメント&TBありがとうございます。



う~ん、なんだか難しそうな・・・。



一人一人の、それぞれの、幸せを応援できれば☆の想いです。

どうぞ宜しくお願いします。





Unknown (ブトボソ)
2005-12-28 04:49:56
湖南さま。こんにちは。

烏は昔から人の生活に密接な関係にあったのでしょうね。現代とはその扱いやイメージが違うのでしょうけど。



巣の中に宝石が入っていたら嬉しいですね。今までいろいろな巣を見て来ましたが、宝石は見付かっておりません。「カラスは光物が好きで、巣には光物が入っている」という話もあります。しかし私が今まで見た烏の巣には光物は入っていませんでした。ボールペンのキャップやペットボトルのキャップなら良く入っていまます。
リカ殿へ (湖南)
2005-12-28 05:22:41
コメントありがとうございました。



アドラーの研究所なんかがあるんですか。とても古典的ですが、そういった手法が残っていること自体が、精神分析は発展途上なのだなと感じさせてくれます。

またお寄り下さい。

ドリアミ殿へ (湖南)
2005-12-28 05:25:26
コメントありがとうございました。



ユタとノロの国、沖縄からお出ましですね。このブログはとっつきは悪いかもしれませんが、パッピー

とピースとラブがテーマであることに変わりありませんのでよろしく。
ブトボソ殿へ (湖南)
2005-12-28 05:27:29
そうですか。

まだ宝石は見つからないんですか。

やっぱり卵を茹でて、巣に返してやらないといけないのではないでしょうか。

カラスにみつからないようにやらないと攻撃されますよね。

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