アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

精神的夫婦と形式的夫婦

2017-06-02 05:55:08 | 古神道の手振り
◎世界平和は夫婦の和合から

出口王仁三郎の夫婦論。

『夫婦こそ本当の相談相手

杉田「人間でも喧嘩したら、できるだけ怒って、言いたいことを言ってしまったら良くなりそうに思いますが、良くないんでしょうか」

王仁「それはならん。
いっぺんそんなことがあると、表面は丸くおさまっているようでも、何かあると、そのことが現れてきて、ひどい目に合わされるものや。白紙に墨がついたようなものやから、何ぼ洗うたかて駄目や」

林「喧嘩も夫婦喧嘩は、夫婦は前世において仇敵のため神の恵みによって夫婦となり、愛欲のキズナにしばって云々ということを耳にしたことがありますが、そんな因縁でやるんですかなァ」

高見「大いに研究されてますなァ」(笑声)

王仁「そんなことあるものか、夫婦喧嘩は犬も食わんと昔から言うくらいで、仲裁に入るもんやないくらいのものや、そんなばかなことがあるものか。これは親子より仲の深いもので、西洋人が言っているように、夫婦の間というものは親しい因縁の多いもんや」

林「夫婦は前世で仇敵だったというようなことは、では嘘なんですか」

王仁「そうやとも、嘘にきまっとるわい。夫婦というものは子にも話せんことでも夫婦は互いに話合う。子でも大きくなると、遠慮せんならんくらいやないか。夫婦は本当の相談相手で、親よりも親しい間柄のもんや。すべてまさかの時、本当の力になるのは夫婦ばかりじゃないか。夫婦相和しなんて言わんかて、チャンと相和するようにできているじゃないか」

林「夫婦相和しというのはそうなんですか。チャンと和合するように生理的にできているんですな」

高見「こいつ、ばかなことばかりぬかす奴だなア」(笑声)

王仁「それは互いに喧嘩せんよう、仲良うせいという意味でいうたものや。始めから、融和するのが本当なんだ。

しかし夫婦にも精神的夫婦と形式的夫婦の二つがある。本当の心と心が合っておらん夫婦があるが、それは無理にひっつけたんで本当の夫婦じゃない」

井上
「そういう因縁なんですか」
「因縁じゃない、地位とか名誉とか財産とか義理とか人情とかいろいろのことにからまれて自分の本心を次にしてしもうた罪や。それは自分の造った結果や、自分の蒔いた種を大きく成長さして、自分が刈り取ることと同じことや」(「昭和青年」昭和六年十月号)』
(みろくの世 出口王仁三郎の世界/上田 正昭監修/天声社P169-171から引用)

世の中には、精神的夫婦と形式的夫婦とお一人様がいる。

人が年を取るのは騙され騙されの繰り返しで、建前やきれいごとで話をされるのを信じた結果、失望がっかりを繰り返すうちに、世間はどういうものかわかってくる。

そうした中で本当の夫婦、親にでも話せないこと、ましてや子供に話せないことでも夫婦の間では話題にするものだ。

テレビドラマや映画では形式的夫婦でないと、視聴者の自分より不幸だというような優越感をくすぐらないものだから、うまくいっていない夫婦が当たり前みたいにいつか思い込まされている人も少なくないのではないか。

人はいろいろな思惑で結婚し、あるいは本心から結婚するが、大体若い時に世間がそんな騙しばかりでできていて、結婚相手が例外的に騙さないものだと見極めて結婚に踏み切る人はそう多くはないだろう。

結婚相手の本心ですら、なかなかわからない者が、世間のからくりなどわかるものではない。

自分の本心すらわからないものなのに。

冥想も最後は夢が現実か、現実が夢か(荘周胡蝶の夢)と言い、あなたは私である(すべてはひとつながり)という。こういうのは、現実ではあるが、ある特異な体験、体験とは言えない体験を経ねばそうはならない。

夫婦の真の消息ですら、自分の真相がわからなければ、わかるまいと思う。

それでも世界平和は夫婦の和合から。
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