アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

東方三賢者

2017-02-24 05:07:12 | キリスト者の秘蹟
◎それぞれの名において彼を支えよう

日本でも、街の「神様」と呼ばれる霊能力者、呪術師はいる。近世欧州のこうした街の老女のプチ呪術は病気癒しに用いられたが、こういうのは、「老女の繰り言old wives tales」と呼ばれた。

『また代替療法として、人骨、それもできれば地中か
ら見つかった頭蓋骨を砕いた粉末も用いられたようだが、この治療では幼な子イエスを祝福した三賢者に関連する、次のような呪文が唱えられた。

カスパールが没薬で
贈り物を始めると
次にメルキオールが
乳香を届け

そしてバルタザールが黄金
をもたらした

今や彼は聖なる諸王の王
それぞれの名において彼を
支えよう

降りかかる病など、
キリストの恩寵により
恐れるいわれもまるでない。』
(魔術の人類史 スーザン・グリーンウッド/著 東洋書林P161から引用)

三賢者の出典たるマタイ伝には賢者の人数も名もない。だが西欧中世からイエスに贈り物をした東方三賢者の名は、メルキオール(黄金。青年の姿の賢者)、バルタザール (乳香。壮年の姿の賢者)、カスパール (没薬。老人の姿の賢者)が充てられているという。

こうした浮き浮きするエピソード、それも大きく展開するスペクタクルの最初には大きな力が宿っている。それを感じて、病気治療に応用しようというもので、それなりに理にかなったところはある。

生まれてまもないイエスは、大悟はしていない。頭頂の封印を切りに来る高級神霊は2、3人だそうなので、東方三賢者は、そのイメージでもある。

プレゼントを持参し、頭頂を見に来たということはあるだろう。
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