ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

3/26『志布志事件は終わらない』出版記念シンポジウム<冤罪と報道を考える>スペースたんぽぽ

2017年02月24日 22時59分01秒 | たんぽぽ舎
以下、たんぽぽ舎より転載します。


┏┓
┗■2.3/26『志布志事件は終わらない』出版記念シンポジウム
 |  <冤罪と報道を考える>
 └──── スペースたんぽぽ

 日 時:3月26日(日)14時―17時(開場13時30分)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
          東京都千代田区神田三崎町2-6-2
 パネリスト:
  梶山 天(朝日新聞記者)「志布志事件を暴いた調査報道」
  木村 朗(鹿児島大学教授)
       「現代社会の病理としての冤罪と報道被害」
  辻  恵(弁護士、元衆議院議員)
       「志布志事件と可視化問題」
  山口正紀(人権と報道連絡会世話人、元読売新聞記者)
       「メディアは諸刃の剣」
 コーディネーター:前田 朗(東京造形大学教授)
 主 催:耕文社  問合せ先:090-2594-6914(藤田)
 参加費:500円

*志布志事件とは、2003年春の鹿児島県議選に際して贈収賄があったとして、で
っち上げられた冤罪事件です。
 事件そのものが存在しないにもかかわらず、鹿児島県警は机上で事件を捏造し、
多数の住民を取調べ、自白を強要し、犯罪者に仕立てようとしました。
 長時間取調べ、人格を貶め侮辱する取調べ、「踏み字」の強要など、無辜の市
民に自白を強要、逮捕・勾留した上に起訴に持ち込みました。
 市民の日常生活が根本から破壊され、自殺者が出るなど、関係者の人生が粉々
に砕かれました。
 2016年8月、「叩き割り」国賠訴訟が終結し、これによってすべての裁判で住
民側が勝利しました。しかし、鹿児島県警は謝罪せず、事件の真相は闇に隠され
たままです。
 追い込まれながら立ちあがった住民とともに、冤罪事件を明るみに出すにあた
って大きな役割を果たしたのは弁護団と報道でした。
 弁護団は事件が捏造にすぎないことを明らかにし、無罪判決を獲得するにとど
まらず、日本の刑事司法の闇を切り裂く闘いを繰り広げました。ジャーナリスト
は、真相を隠蔽する警察権力の不正を暴き、世論に訴えました。
 10年を超える歳月をともに闘った市民、弁護士、ジャーナリストの共著『志布
志事件は終わらない』の出版を記念して、本シンポジウムを開催します。


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