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読書:「転落弁護士」を読んで・・。

2012年08月12日 | 日記

「転落弁護士」(内山哲夫著)を読んだ。執筆の目的は、若い弁護士への「反面教師」として、とのことである。
読んだ感想としては、その目的は達していると思う。転落のきっかけは、金融ブローカー等の依頼者との交流がきっかけで、銀座での豪遊がはじまり、飲食で金と色におぼれていったことにあるとされている。
内容はバブル時代を背景にしているが、今でも十分起こり得るだろう。

私も、バブル時代に仕事の関係で、銀座等で接待を受けたことはある。最初の頃は遠慮気味だったのが、だんだん慣れていくという過程は、よく分かる。自戒していても、金と色の誘惑は怖いものがある。

多くの弁護士事務所は、紹介を原則とし、「飛び込み依頼者」はお断りを原則としていると聞く。依頼者の選別が目的なのだろう。

そう言えば、もう15年近く通っているスナックも、一見さんお断りのお店だ。この5月に久しぶりに行ったのだが、私しかお客がいないときに、2人連れが入ってきたが、ママは入店を断った。「まともなサラリーマンのようだし、断ることもないんじゃない?」と聞くと、「でも、知らない人は怖いじゃない。」とのこと。不況でつぶれる飲み屋も多いが、このお店は、もう30年近い。

ある意味、お店も事務所経営も同じだろう。

しかし、
即独した場合は、依頼者を選べる状況にはないともいえる。ロー時代の借金や弁護士会費、事務所経費等、お金が喉から手がでるほどほしい状況だろう。

全盲の弁護士竹下先生の著書に書いてあったが、弁護士事務所を開設すると、直後に近くの暴力団が挨拶に来るという。(竹下弁護士は、全盲の司法試験第1号合格者で、山口組組長訴訟を勝ち取った方とのこと。点字と録音テープで司法試験の受験勉強をされたというすごい方。)
彼らの訪問目的は、この弁護士は、使えそうか、又は自分たちの相手になったときの力量を見極めるためなのか、私には分からない。
ただ、依頼を受けるそぶりでもしようものなら、すぐに甘い話を持ち込むだろう。

「やくざが店にやってきた」の著書のある宮本氏の講演を聴いたことがあるが、やくざは、飲食店でもどこでも最初は態度もいいし、金払いもすごくいいとのこと。初期投資をしているといえる。そして関係が深くなったところで、突如として、寄生虫の本性を現すのだという。
いわゆる闇世界の連中の甘いかつ巧みな誘いに乗らないことが絶対である。彼らはある意味、対峙する相手であり、依頼者とすべきでない者というべきだろう。

「即独の危険」、きっと、弁護士会の講習プログラムに入っているだろうな・・・。

 

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