なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

常念岳から蝶ヶ岳へ 三股登山口から周回。GW前半のリベンジとなりました。

2017年07月24日 17時34分00秒 | キャンプ&BBQ

今週も お山に行ってきました。

今回は 表題の 三股駐車場を出て 常念岳、蝶ヶ岳の頂上を経てまた 三股駐車場にもどるコースです。

GWの前半 逆回りで 三股駐車場から蝶ヶ岳に登り コース不案内と雪のため

常念岳には行けませんでしたので そのリベンジが果たせました。

行ってみると

GWにあの雪の中を 蝶ヶ岳から常念岳を経て 三股駐車場に戻るには 結構

厳しいルートだったことがわかりました。

退却してよかったです。

夏休み最初の 土日ということで 登山口の駐車場は満車になる恐れがありましたので

先日の夜 自宅を出発。車中泊しました。

7月21日(金)

午後8時30分 自宅出発

午後11時30分 三股登山口駐車場に到着

7月22日(土)

午前3時30分 起床

午前4時10分 出発

この時点で駐車場はほぼ満車です。

これから来る人はかなり下の空き地に数台停められる程度なので

どうするんでしょうか?次自分が来たとき満車の場合もあり得るので

考えておかないと・・・・。

駐車場から約10分 800m 進んだところの登山口

登山道は2時間くらい こんな道をえっちらおっちらひたすら登ります。

眺望も無く風もないので 半袖半ズボンでも汗だくです。

登ってくるとやっと木々の隙間から 安曇野方面 八ヶ岳の山々が見られます。

退屈なので 花を撮ったり。

 

標高 2300m弱 登り始めて 900m強 標高を上げると

アルミの梯子があり そこを登ると森林限界を超えて 稜線にでます。

稜線から上はしばらく 前常念山頂までは ごろごろ岩を両手両足つかって登ります。

↑ 前常念岳直下にある石室の避難小屋です。

↑ 前常念岳 山頂 よくわからないですね。

↑ ここからは 常念岳から蝶ヶ岳へ続く稜線が見渡せます。

そこからもしばらくは ゴロゴロ岩をよじ登り

やっと 今は廃道になっている常念小屋へ向かうトラバース道辺りから

傾斜が緩やかになり 気楽に稜線歩きが楽しめます。(風がなかったからですが)

すると雷鳥さん親子がお出迎えしてくれました。

以前 燕岳山頂直下で 遠目にお目にかかったことがありますが

結構 間近でみられ何枚か撮ることができました。

ひなは3羽くらい お母さんと離れあちこち歩き回っていました。(もう飛べるみたいです)

午前10時00分 常念岳 山頂到着

山頂はほんの数人しかいられない場所なので 撮影が済んだらさっさと少し降りて

眺望のいいところでコンビニで買ったおにぎりを いただき 休憩です。

計画では ここから戻って 常念小屋のテント場でテントを張って 泊まる予定でしたが

まだまだ時間も早いし翌日の天気も予報では曇りで眺望もあまり期待できませんので

少しでも景色の見られる本日 蝶ヶ岳ヒュッテのテント場まであることにしました。

(後になれば翌日の天候が悪く これが正解でした。)

穂高の山並み 一番右に槍ヶ岳があるのですが 頂上だけ雲に隠れてしまってます。

常念岳から蝶ヶ岳までは 標高差200mくらいかな?下がったところにありますが

途中は ぐっと下って また登って またぐっと下って また登り と2度繰り返します。

最初に下りきったところまでは眺望があるのですが そこからは樹林帯に入り眺望が望めません。

私には退屈に思えるアップダウンです。

蝶槍が見えました。

GWには あのとがった蝶槍の頂上から1/3ほど下ったところで 撤退して 引き返しました。

蝶槍の頂上です。

雲が多くて残念です。

午後2時10分 蝶ヶ岳ヒュッテ 到着

↑ この画像は 蝶ヶ岳頂上からの画像です。

蝶ヶ岳頂上 あまり趣がないですね。(笑)だだの丘みたい。

テントを張ってしばらくは小屋に行ってビールを買ったり 穂高の山々を眺めてのんびり過ごしました。

↑ 今日の晩御飯。

夕焼けとか見られないかと 思っていましたが残念ながら 雲がどんどん厚くなって

テントの中で単行本を読んで過ごします。

午後9時過ぎでしょうか?眠っていたのですが

風の音で目が覚めます。若干雨も降っているのでしょうか 雨音もします。

これからが 恐怖でした。

数時間 強い風が吹いて もう少し弱くなってほしいという願いは届かず

さらに強風に。

7月23日(日)

このままではテントごと吹き飛ばれそうな気がします。

しっかり打ち付けた 15センチ程のアルミペグも 風で引き抜けたようで

2度ほどペグが抜け落ちる音がしました。

この時点では いつテントが壊れて吹き飛ばされてもいいように

ザックの中に寝袋以外は全部詰め込んで 避難準備しておりました。

テント内の天井部分の様子です。 これからさらに風が強まります。

午後11時30分  午前2時ころちょっと弱くなりましたが すぐにまた強く吹きます。

まさか 私の体重+ザックの重量 80kg を吹き飛ばすことがあるのだろうか?

パラセイリングとかパラグラダーとか 帆が風をはらんだらとんでもない力を出すことは

分かりますので 飛ばされる可能性もあります。  お~怖い。

外を見るわけにもいかず

この強風は午前3時半ころまで続き泣きたくなります。

午前4時ころやっと弱まりました。

午前4時30分

弱まったところで いったん外に出てみると テントに損傷はなく

このまま風は収まるのかなぁ と 時間も早いので

下山前にラーメンでも食べましょうとのんびりしていると

ラーメンを食べ終わるか終わらないうちに また風が強くなり 雨も降ってきました。

↓ 撤収直後 のテント場の様子です。

夜中はもっと強い風が吹いていました。

2017 07 23 05 43 40

さっさと準備して下山しちゃえばよかったです。

午前5時20分 撤収開始

午前5時50分 下山開始

下山開始直後は雨も大したことがなくて

これくらいなら 涼しくていいかと思っていましたが だんだん本降りになって きてしまいました。

お約束の『ゴジラの木』

午前8時30分 登山口駐車場に到着

午前10時15分 

登山口すぐ下の日帰り温泉の営業は 午前10時からなので 早すぎた為

飯田の先にある 昼神温泉 平湯の森によって 帰りました。

午後0時15分 帰宅

 

最近は 山の記事ばっかりになってきました。

今回から 山のサイト ヤマレコ に記録を残すようにしました。

詳しい行程等気になる方は見てください。

今回の行程は

URL https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1205483.html

に書きました。

 

本当は山の上で 綺麗な星空や景色が撮りたいのですが

なかなか限られた休みの中で天気がうまく合いません。

 

 自宅に帰って蝶ヶ岳の天気予報 色が薄くなっているのは

予報ではなく実況?かな。午前3時 の風速 6mの訳がない。

 

おしまい。

風速