地道に養生。

養生とは、技術ではない。何の変哲もなく、ただ生きていく。そんな生き方そのものだと思う。

嘘をつくのは数字ではなく。

2017-07-17 09:48:53 | 雑感
 数字は本当に便利な道具だ。
 あまりに便利過ぎて、うっかりただの道具だということを忘れてしまうほどだ。

 数値化することで情報を精確に伝えることが出来る。
 だが人間はついうっかり、数値化された情報は、それだけで精確だと思い込むことがある。

 ずるい人間はそれを見越した上で、自分に都合のいいように数値化した情報を発信する。
 そういう人達にとって、数字とは「説得する」というか、ほぼ「騙す」ための道具であって、そこに真実があるかどうかは大した問題ではない。
 いずれにせよ、数字が便利な道具であることに変わりはないわけだが、その意味は全くの別物だ。

 いや、数字を「騙す」ために使っている人は、「あくまでも説得のための、プレゼンの道具として使っているのであって、騙すなんて言い方は人聞きが悪い」というかもしれない。

 しかしその情報を受け取る側は、そこに並んでいる数字が精確であることを大いに期待しているのであって、それを分かった上で情報を発信しているのなら、それはやはり「騙して」いることになると思う。
 そしてそれは数字という道具を磨き続けてきた先人への敬意に欠けた行為だとも思う。

 ともあれ実際、数字は必ずしも真実を伝えるための道具として機能してはいない。
 そして私も含めて、大多数の人は数字の専門家ではない。
 そんな素人が多少勉強したところで、専門家が「騙す」つもりで並べた数字の真偽を判別することは不可能だ。
 いわば「勝ち目はない」。

 では、数字の素人が、勝てないなりに生き延びるにはどうすれば良いのか。
 目の前に並んでいる数字が本当に正しいのかをまずは疑ってかかる、というのは基本だが、その上で真偽の判別が困難だと思ったら、もうその数字を検討の対象から外す、いわば「攻防に付き合わない」ぐらいしか思い付かない。

 それから落ち着いて、数字以外の要素を検討するか。
 かくも数字の扱いに長けていることは強い力になるのだと思う。
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