地道に養生。

養生とは、技術ではない。何の変哲もなく、ただ生きていく。そんな生き方そのものだと思う。

それは一種の修羅道。

2017-01-25 12:28:49 | 雑感
 上昇志向という言葉から感じる印象は、賞賛から侮蔑までと個人差が大きい。
 ちなみに私がこの言葉に感じるのは「危うさ」だ。

 上を目指すというのは、大抵「生涯学び続ける」とか「技術を磨き続ける」という意味で使われる。
 だが、一体何をもって自分が登り続けていると確認するのか?
 一番手っ取り早いのは、他の誰かより優れているかどうかを比べることだろう。

 だが、他人との比較で自分の位置を確認することは、自分を省みることよりも勝ち負けの面白さに溺れる危険性と隣り合わせだ。

 また、どんな人間でも同じ方向に登り続けることは出来ない。
 単純に衰えるということもあるが、考え方や環境や、世の中の要求が変化することもある。
 そういった変化に合わせてベクトルの向きを変えるのも、合わせずに自分をやり方を押し通すのも、「高みを目指す」こととはちょっと違うような気がする。

 そして、登るということは基本的にゲームだ。
 高い山の天辺でも宇宙でも、上ったら降りなければならない。
 そこは人が生活する場ではないからだ。

 だから私は、上昇することが人生の目的になってしまうような感覚には危うさを感じる。
 言葉のアヤだと言われればそれまでだが。
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