nagi-RYTHEM

nagiのブログです。つれづれに綴って行きたいと思います。よろしければお付き合いくださいませ。

「LINIT OF LOVE海猿」公開!!

2006-05-06 01:00:08 | movie
 こんばんは、nagiです。もう5月6日、ということで、海猿公開です。なので、ネタバレありのnagi的感想です。

 ネタバレしてますんで、嫌な方は観てから読んでくださいね。しっかし、長くなってしまった・・・

 一言でいうと、「面白かった!!!」やっぱり映画だから、若干「都合よすぎじゃない?」って箇所も確かにあった。でも、画面はすごく迫力あるし、音楽もとても良くて感動できました。

 大輔の勤務地である鹿児島まで横浜から車で来た環菜。設定では20時間かかったらしいです。すっごい・・・!!普通車で行こうなんて思わないですよね。実は、自分で作ったウェディングドレスを大輔に見せるためだったようです。が、大輔の態度が煮え切らない。「考えさせて欲しい」と言う大輔に環菜は・・・。これが環菜がフェリーに乗っている理由になるんですね。
 翌日、座礁したフェリーの救助に向かう大輔たち。そのフェリーには環菜も乗ってます。環菜にウェディングドレスも船に置いて、早く船から出るよう言い残し、大輔は怪我した乗客の手当てに向かってしまいます。そして・・・!!

 一番感動するのはやっぱり電話でのプロポーズのシーンですかね。母親(と、ゆうさんも)なんかは、「あそこであんなプロポ-ズなんてしてないで登ってれば爆発に巻き込まれなかったんじゃない」とか身も蓋もないこと言ってましたけど(笑)そんな母親も、感動して泣いたらしいです見方によっては助からないこと前提なプロポーズにも聞こえますが・・・。約束を守るために何が何でも帰るってことでいいのかな。後は船が沈んじゃったシーン。環菜や下川の表情もいいし、その後、仲間の潜水士たちが救助に向かうところが感動です!

 仙崎大輔役の伊藤英明は、はまり役なんじゃないですかね?実は映画第一弾もドラマも観ていなかったnagiですが、再放送したドラマと今回の映画を観てそう思いました。今まで持っていた印象どおり、この映画でもやっぱり演技が上手いとは思わなかった(喋りが上手くないのかな?若干棒読みチックなんですよね・・・。台詞の間とか表情はいいんだけど)ですが、キャラクターがあってましたね。ものすごく体張ってやっていましたし、臨場感や迫力があってすごいな、と思いました。

 大輔の恋人、井沢環菜役の加藤あいは表情演技が豊か。実はそんなに出番が多くなくて、しかもほとんどが心配するか泣くか、という演技。大輔と一緒にいるシーンなんてほんの少しだし。台詞だってそんなに多いわけではないと思う。でも存在感があるっていうのかな?彼女がいるから大輔が帰ってこれる。要所要所でそれが分かります。そういった意味で良い感じだと思う。

 大輔のバディ、吉岡役の佐藤隆太。明るいお調子者の役が多い気がしますが、キャラに合っているような気がします。でも、船内で閉じ込められて一人で取り残されるシーンや、大輔や仲間に救助されるシーンはカッコよかったです。

 大輔&吉岡と一緒に船内に取り残される本間さん&海老沢さん役の大塚寧々吹越満。大塚寧々ってあんなに声高かったっけ?吹越満の役は、小説で読むとものすごくムカつくキャラで、映画でもそうなんですが、なんかこの人の演じ方なのか、そこまで憎らしくはなく、若干愛嬌のあるキャラになってる気がする。この2人もかなり大変な役だと思うんだけど。大塚寧々は妊娠してる役だし、吹越満は怪我してる役だし。演技が上手い人達ですね。だから危機感や臨場感も増したんじゃないかな?

 下川隊長(本来はもう隊長じゃないけど)役の時任三郎。ドラマでは大輔が乗っていた船で隊長だった人ですね。今回、この人がものすごくカッコいい!!実は大輔とは一回も会っていないし、無線でやり取りしている場面でも、本当に会話をしているわけじゃないんだと思う。でも、他の幹部が諦める中で大輔が生きていることを信じ続けたり、何とかして助けようとするところがものすっごくカッコよかった!!!いいですね~、こういうオジサマ(笑)

 今回の隊長役の石黒賢、及び仲間の潜水士たちもカッコ良かったな。出番は決して多くない(むしろ潜水士役として訓練した苦労にしては少なすぎ?)んだけど、部下(仲間)を思いやってやっぱり何とかして助けようとするシーンがカッコよかった!!ドラマ版のときに、大輔や吉岡と一緒に「ながれ」に乗っていた山路さんが特急隊の一員として出てますね。この人もかっこいい~!隊が違うのに隊長以外の仲間より多く画面に映っています(笑)救難隊と特急隊ってボディスーツの色違うんですね。オレンジと黄色ですが。

 本物の海上保安庁の巡視船が大量に出てくるこの映画。巡視船が一堂に会するシーンは結構壮観です。船ってカッコよいなあと思います。勤務の合間をぬって協力してくれたそうで、すごいですね。ただ、実際にあんなに船同士の距離が近いことはないそうです。ま、映画の画面に入れなきゃいけないですからね。

 エンドロールで流れる伊藤由奈の「Precious」、ラストのキスシーンに歌いだしがアカペラでかぶって、ストリングスが小さく入ってだんだん大きくなって歌と絡んでいって・・・!!!とても良かった!!!「海猿バージョン」ってことで、CDバージョンとは違うみたいです。スタッフロールが流れている間、画面のはじで映画第一弾からドラマ、今回の映画第二弾、とハイライトが流れるんですが、それは良い。

 しかしっ!!その最後の方が今回のオフショットというか、おふざけ(?)ショットになっててそれがちょっと・・・。せっかくハイライトや曲で浸ってたのに・・・どこかのblogさんでも書いてましたが、アレはやめて欲しいなあ。DVDの特典で入れて欲しかったな。でも、エンドロールの最後の最後、手をつなぐと言うか、握り合う場面がピックアップされていくつか流れますが、それは良かったな。大輔と吉岡が手を握り合うシーンは印象的ですしね。

 まあ、冒頭に書いた、電話でプロポーズなんてしてなきゃ爆発に巻き込まれずに脱出できたんじゃないか、とか、船は傾いているはずなのになんで煙突を登るときに真上に向かっているんだ(普通の状態だったら水降ってこないはずですよね?)、とか、訓練から帰る途中であんなこと(低空飛行してドア開けて環菜に呼びかける)していいのか、とか、突っ込みたいことは若干ありますが、良い映画だったと思います。DVDでたら買っちゃうかも!

 こんな感じでnagi的感想でした。とりあえずパンフレットが欲しい・・・。もう一回観に行くか?でもなあ・・・

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1 コメント

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TBありがとうございました! (こーいち)
2006-05-10 00:27:11
こんばんは。

面白かったですね~♪

ド迫力で最後までドキドキでした。

ただあまり泣けなかったんですよね。。

ドラマを観てなかったのを後悔してます(泣)