この54号で、『ねっとわあく死刑廃止』は、実質的に最後の号になったようです。
実は…55号があるらしいのですが…
54号まで編集をしていた人とは別の人が、なんとか55号を作り、そのあと、56号以降は、発行されてないそうです。
この『ねっとわあく死刑廃止』を編集していた方から聞いた話によると…(その方は…永山則夫元支援者の武田さんなんですが…)
【「死刑廃止全国ネットワーク」は神戸での第2回全国合宿の総意で発足し、その機関誌が『ねっとわあく死刑廃止』でした。私はそこから手を引いただけです。実際には「幻の」55号は出ました。しかしそのかん、何の引継ぎの要請もなく、どうするという連絡もありませんでした。】
…とのことでした。
編集していた方が、54号を最後に編集を止められ、さらに死刑廃止運動家たちと一緒に活動をするのを止めてしまったのですが…(個人では活動を続けておられるようですけれども…)
そうなってしまった要因というのは、終身刑導入派の安田好弘弁護士と、安田氏を支持するグループ(四国地方の活動家の方々)が、終身刑導入反対派の武田さんたちを“のけ者”にして、2001年の2月に第13回死刑廃止合宿を行おうとしたことです。実際、13回死刑廃止合宿は行われたみたいですが、どういう内容になったのかは知りません。
さらに、この時から17年経過してますが…
『代替刑である終身刑を導入して、死刑廃止できそうだ』という情報は聞いたことがありません。
安田弁護士のフォーラム90は、今も、死刑廃止合宿を続けてますが…どういう議論がなされているのか…
それは私もよくわかりません。
ひょっとしたら、あまり皆で議論をしないで、安田弁護士と誰かがトークをして、それを聞いておしまい…というイベントにしてしまっているのかな?と思うことがあります。活動家でワイワイと、話合いや分科会などが行われているのだろうか?どうなんだろう?と思います。
この54号の内容を一部、以下に載せます。 ※出さない方がいいと思った個人名や住所等、個人情報は、ボカシを入れました。
以下、武田さんが、死刑廃止活動家たちに、サヨナラというか、独立宣言をしてる文。
以上