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“タンポン動画炎上問題”から見える“当事者意識”の欠如

2017-06-15 20:21:43 | 性差別、LGBTs、ジェンダー

何度も言うが、

もしも、男に月1度、キンタマ痛なるものがあり、

尿道を伝って、陰茎から血が流れ続けるという現象が起きたとして、

もしも、女性達から、

「一緒に外出できないし、デートできないし、女にとって、迷惑だ。どうにかしてよ」

なんていわれたらどう思うか?

 

痛みを抱えてる者の性別関係なく、周囲にいる人たちが、「私のことは気遣わず、ゆっくり休養をとってくれ」と思うのが、正常だろう。

 


 

“タンポン動画炎上問題”から見える“当事者意識”の欠如


6/13(火) 11:00配信
 
文春オンライン

“タンポン動画炎上問題”から見える“当事者意識”の欠如


▼〈タンポンの広告動画が炎上! 「対人関係の不安を解消できることを伝えたかった」〉5月3日 サイゾーウーマン(筆者=姫野ケイ)

 ネットで「炎上」と称される事象には、なぜこのご時世にそんな発言を? なぜこんな企画が会議を通った? と首をかしげるものもある。生活衛生用品の大手メーカーであるユニ・チャームと、女性向け動画サイトのCチャンネルが制作したタンポンの広告動画が、まさにそれだった。

  生理用品には大まかにナプキンとタンポンの二種類があり、ネット調査などを見ると、七割前後のユーザーがナプキンのみを使用している。メーカーはタンポンの拡販が長らく課題なのだろう。

  さて、件の動画が炎上したわけは、それが「生理中の彼女とのデート中に困ったこと」という男性側の意見をもとに作られていたからだ。

  動画は、彼女が生理中のため「旅行がキャンセルになった」「近くに座ろうとすると距離を取られる」「トイレに頻繁に立つので寂しい」などの男性意見に対し、タンポンを使用すれば問題が解決できると女性に提案している。ズレているにもほどがある。

  案の定、非難が続々と噴出し、動画はすぐに削除されユニ・チャームは謝罪文をウェブサイトに掲載した。曰く、「生理中の不快感などを軽減できる生理用品の一つとしてタンポンを紹介することを目的」として「対人関係での不安を解消できることを伝える意図」で制作した動画だったそうだ。

  女性ではなく、男性の不満の声をもとにした動画を公開する。それではますます女性の不安を煽るだけだ。ただでさえ不安定な生理中に、なぜ男性の機嫌を損ねぬ気遣いをせねばならないのか。

  この件に関しては、フリーライターの姫野ケイ氏が執筆したサイゾーウーマンの記事が非常に的を射ていた。男性が読んでもわかりやすく書かれていたと思う。

  経緯を説明したのち、姫野氏はタンポンの使用で女性が得られるメリットと、この動画が示すタンポン使用のメリットが著しくかい離している点を突く。

  次に、ユニ・チャームが過去に「タンポン派はナプキン派よりも彼氏がいる率が二割高い」という、これまた頓珍漢なアンケートを採っていた事実を述べる。

  なぜユニ・チャームはモテと生理を繋げたがるのだろうか。まるで、生理中の女は男にとって不都合な存在とでも言わんばかりではないか。「生理中なら帰れ」と言ったとか言わないとか、昭和の都市伝説のような男性像が浮かび上がってくる。

  姫野氏はここでもう一歩踏み込んだ。タンポンの使用は、そもそも日本では禁忌的なのだ、と。この点についてはヤフーニュース個人で社会学者の千田有紀氏も指摘していたが、処女性がことさら重要視されがちな文化圏にある日本で、膣のなかに異物を入れる行為そのものが女性に抵抗を感じさせるのだ。

  その抵抗感も元を正せば男性目線から生まれたもので、そこに「男性に喜ばれるためにはタンポンを」「彼氏がいる女性はタンポンを使用している」と畳みかけるのだから、若い女性は混乱するだろう。

  さて、ユニ・チャームはこのわずか十日ほど後にワンオペ育児を彷彿とさせる紙おむつの広告動画で再度炎上した。ネットの普及で誰もが当事者(つまり企業と一対一の関係)になりうる現代において、当事者意識を持つ人材が乏しいのではないだろうか。

  この点については、ブロガーのイケダハヤト氏がブログでユニ・チャームの女性管理職比率の低さを指摘していた。

  女性の登用は、いずれ達成される予定の努力目標ではない。企業にとって命取りになる事案を未然に防ぐためにも、最速で遂行されるべき最重要課題なのだ。
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ジェーン・スー

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