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④「コバルトの季節の中で」ジュリーは鳥になった

2012年09月14日 | JULIE メモリーズ

この日記がアップされている頃、私は枚方でジュリーのライブに参加中です。


昨日取り上げた「コバルトの季節の中で」は9月10日発売。最高位7位。
「ザ★スター」でのジュリーによると『詞に必要以上の思い入れをせず、非常にクールに作った』との事でした。詞が先にあったようですね。

 昔のコンサートは、よほど印象が強い事がない限り、もう殆ど覚えていません。 
それでも始めて行った1974年のロックンツアーの夏の大阪フェスは、衣装も覚えているし、とても印象に残っています
。1975年の比叡山フリーコンサートも同じく、忘れられないコンサートです。

大阪フェスでお約束のように前に押し寄せたら、ジュリーにスッゴク怒られたのも一生忘れないなー(^^ゞ  
「ザ★スター」に怒った理由が書いてあって(事故が起きれば会場を貸してもらえなくなるから)、今更ですが深く反省致しました。ジュリー御免ねm(_ _)m 若気の至りです。

 

そしてこの1976年の謹慎明けのコンサートには、やはり強い思い入れがあります。 
一ヶ月の謹慎を終えて、ジュリーは果たしてどんな様子なのか、とても心配に思いました。 
 

ネット情報に寄ると→ 『渋谷公会堂の外壁に、USAの国旗をモチーフにした衣装を着た ジュリーの大きな絵のパネルが飾られていた。 こわごわ開場前の会場を取り囲むファンの群れが印象的だった。』

「炎の肖像」にも出てきたこの衣装ですね、きっと。こわごわ・・・というところに、一ヶ月の謹慎あけのジュリーに早くあいたい、でもどんな顔して見たらいいか、わからない、心配。 というファンの雰囲気がよくわかる。

 

姫路での1976年の8月14日のコンサートは、私もどんなコンサートになるのだろうか、と楽しみ半分、不安が半分だったのだと思う。 
この時のチケットが見当たらず、どの当たりの席で見たのか? ジュリーは近かった気がするので、けっこう前の席だったのだと思う。コンサートは不安な気持ちを打ち消すように始まった。 思ったよりずっと、ジュリーは元気そうだった。

そして、なんの曲の時かは覚えていないのだけど、コンサートの途中で、スタッフが手助けをしてジュリーは背中に白い羽根、翼をつけた。 

※それは「白い翼」という曲で、「♪今欲しいも~のは~ 白いつ~ばさ~ 大空をかける~白いつ~ばさ~」という歌詞ですと、コメ欄で教えて頂きました。

天使の羽ほど大きくない、キューピッドほどには小さくない、翼。 ジュリーは翼をつけて 再び翔び立ちたいのだなと私は理解した。 でも、今も苦く思い出すのは、その羽根をつけたジュリーの姿に、隣の席のアベック・・カップルで来ていた男性が鼻先でクスッと笑った。 ジュリーの思いや気持ちに水をさされた気がして、ちょっと哀しかった・・・。

もちろんジュリーはそんな様々な観客の想いとは別に、真摯に歌い続けていた。 

翼をつけたジュリーの姿は、私の思い間違いではないとずーっと思っていたけど、証拠になるものがない。一緒に行った友人は、行ったことすら覚えてないそうで、誰か知らないかなー と思って「ザ★スター」を読み返していたら、書いてあった(^-^)

でもよくよく読めば「背中に鳥をあしらった白のスーツ」 これって、背中の柄が鳥というふうにとれるわね。 私の記憶では、歌と歌の間に スタッフが出てきて、ジュリーの背中に鳥の羽根、翼を背負わせたの。 絶対に幻ではない。

 

本の中のステージの写真。 残念ながら、翼をつけている写真じゃない。

衣装は地味目です。 TVで歌った「コバルト」の衣装も地味だった。 でも年末の武道館では、あの伝説の金キャミですよ~♥ 

そして、翌77年。ジュリーが誰よりも高く飛翔した姿を、日本中の人々が憧れと賞賛の眼差し目で仰ぎ見たはず✨ 翼をもがれ堕ちたと思われたジュリーは、再び飛び立った。 

長々となってしまいましたが、ただただ ジュリーが舞台で翼を付けていた、とい記憶を書きたかっただけ。 画像がないならと、私の好きな萩尾望都さんのイラストを載せてみました。

          ,

後になってジュリーが羽をつけたYOUNGの写真が出てきました。

やはり、記憶のとうりでした。


※コンサートで歌った「白い翼」はジョニー・アリディの曲。 ジュリーは、ミシェル・サルドゥの「本当の人生」も歌いましたと、教えて頂きました。「本当の人生」の歌詞は、今はどんな 翼もいらない・・♪  迷い、悩みながらも前を向くジュリーの姿を現しているようです。                  

  • 2012年9月14日

 

みんなからのコメント コメントする

>tokoさん、どうも長いコメントを有難うございます。(^^♪
もう36年も前なのに、覚えていて下さって感激です。嬉しいです!
フェスのアンコールの話は怖い・・・・ジュリーの意地悪~(T_T)
せっかくですので 後日、改めてコメントを日記にアップさせてくださいねm(_ _)m
saoさん、2日ご一緒していただいて、楽しかったです♪
ごめんなさい、今見たら右上、猫ちゃんの写真の下に『メッセージを送る』ポチがあったわ(;^ω^)
これを押してからログインするといいのよ~

で、この記事の羽根の曲ですが、今日話したように、私のライブ行き始めの年だったので、
印象深く、これはそんまんま「白い翼」という曲ではないかと。
「♪今欲しいも~のは~白いつ~ばさ~ 大空をかける~白いつ~ばさ~」
で間奏が入って、翼がついたんではなかったかしら?
「♪自由になれるさ~この翼で~」 
曲は大好きで覚えてたんですが、実際に翼がついたことは忘れてて、
この記事を読んで、あ!(@_@!と蘇りました。・・・って定かではないですが・・・
曲は例ので確認してみてください。

この時はアンコールに延々出てこず、コワ~い顔で出てきて、
「アンコールは、当然あるという感じで手を叩いてる」と怒られ、
「もう帰ろうと思って着替えてた。」
泣きそうでした゜(゜´Д`゜)゜
その時のトラウマでw私はいつもアンコールは思いっきり手を叩きます。
その時の曲が「♪い~つか~また会ってください~だ~から~さよならは言わない
愛を心からあなたに~愛をありがとう」
っていう歌、覚えてます?
あれから聞いてない気がするんだけど、また聞いてみたいなぁ。

でもそれから数年、みんな前に押し寄せてたけど、怒られなかったけどね?
いい時代?でしたね(#^.^#)
  • toko
  • 2012年9月16日
  •  
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