審議復帰へ!―過ぎたるは及ばざるが如し

(前略)小沢代表も3日、連合の女性幹部らと党本部で会った際、「国会の不正常にきちんとけりをつけ、安倍内閣の政治と本気になって対決していかなければいけない」と国会での論戦に言及した。(後略)(読売新聞2月4日朝刊)

まったく同感である。
今晩結果のでる愛知県知事選挙と北九州市長選挙の結果いかんに拘わらず、週明けの参議院での補正予算案審議から国会論戦に復帰すべきだ。もちろん、ただでとは言わない。堂々と厚生労働相不信任決議案を提出して、与党の各議員に柳沢発言の是非をめぐる意思表示を迫る。そして、決議案の成否に拘わらず、そこから衆参予算委員会での論戦の火蓋を切らねばならない。そうでなければ、私たち民主党の政策が国民の皆さんに理解していただけない。深刻な少子化の流れを食い止める厚生労働政策をめぐる論戦を正面から挑むのだ。欠席して場外乱闘を繰り返すよりも、よほど効果的に安倍政権を追い詰めることができるだろう。

報道によれば、小沢代表は次のように嘆いたとも伝えられる。
「もっと女性の声が大きくなると思っていたが、必ずしもそうではない。腹の中では怒っていると思うが、なかなか日本人は行動に出ない」。民主党の小沢一郎代表は4日、都内で開いた「小沢一郎政治塾」での講演で、柳沢伯夫厚生労働相の「産む機械」発言への世論の反応をこう嘆いた。 (時事通信2月4日-13:09 )

世論の怒りに水をかけたのは、他ならぬ、野党の欠席戦術だと思う。
週末、地元を歩いて、さらに確信を強めた。
過ぎたるは及ばざるが如しだ。

もともと「厚労相が辞任するまで審議入りしない」という戦術のリスクについて、党内の会議では事あるごとに警鐘を鳴らし続けてきたつもりだ。
かりに、週明けも現状が続くようなら、同志とともに本気で立ち上がらねばならない。民主党を旧い政治の濁流に呑み込ませてはいけない!
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