長崎めぐみ教会 tearoom 2

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感動を伝えたい、

2016-04-23 22:57:40 | 聖書日課
2016年4月22日(金)

聖書日課、「アパルーム」から


傷ついた葦を折ることなく、暗くなってゆく灯心を消すことなく、
裁きを導きだして、確かなものとする。 (イザヤ書42:3)



 夫が癌で闘病中、私たちは癒されると信じたい気持ちと
不安とが入り混じり、感情は大きく揺れ動いていました。
癌を与えた神に対して怒りが募り、爆発寸前になっていました。
 
 そのような時、私はある聖書講演会に出席致しました。
腕を組み、拒絶的な態度で座っていました。
講演の中で講師は、「神に対して腹を立てたてたことはありますか?」
と、出席者に向かって質問をしました。
この質問は深く私の心を惹きました。
実際私は神に対して腹を立てていたからです。
続いて講師は、イザヤ書42章3節の聖書のことば(上記)を読み上げました。

 帰路、私は「神様、この葦はもう折れそうです。灯心に灯が
少しでも残っていたとしても、私には見えません」と、
切に訴えていました。
 家に着き、私はヨブ記23章を1節づつ読みながら、
思わず開いた聖書のページを叩いていました。
ところが、「しかし、神はわたしの歩む道を知っておられるはずだ。
わたしを試してくだされば、金のようであることがわかるはずだ」
と言う10節のみ言葉まで来たとき、私の目と心は釘付けにされました。

 金は、不純物を除去するために非常な高熱にさらして製錬されることから
今の私の状況のつながりが見えてきました。
そして、突然私の中にある不純物に気が付いたのです。
それは、妬みや恨み、自己憐憫などが私の内に潜んでいたことに気がついたのです。
私は神に助けと赦しを求めました。やがて、怒りは消え、気持ちは落ち着き、
恐れは平安に代わりました。

 それから数週間後、私は自分の態度を吟味し、赦しを求め続けました。
神の言葉によって状況が変えられたわけではありませんが、
私の心が変えられたのです。
 神は、葦が傷つかないとも、ろうそくが短くならいとも、言っておられませんが、
神はいつも共にいて、戦いに勝利する力と誠実さを与えると
誠実に約束しておられるのです。

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2 コメント

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事実 (準菜食)
2016-04-24 11:09:03
癌に関しては、動物性の脂肪・タンパクが原因になることが主に海外の研究で明らかです。
新約 なるものを掲げ、動物虐待の限りを尽くす米国的食事が問題なのですが、少しも神の法をかすっていないのではないでしょうか。
 
乳脂肪摂取量-心臓病死亡率
http://www.h-and-b-labo.com/02/image/02-2_z01.gif
肉消費量-大腸がん死亡率
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/57/Cancer_and_diet_from_NIH.PNG
 

粘着性の脂肪によって脳血管も詰まり、霊性の低下も顕著となります。(暴力 自己愛、、)
キリスト教はどう仏教よりもキリスト的と言えるのですか? 人間の努力を除くために神の子が派遣された形跡は今のところありません。初期にはパウロを異端視し、菜食、修道生活などを重視するまともなキリスト教が多数派生していました。アルコール、肉、砂糖に溺れながら、神の愛・導きを独占させる思想は妄想ではないのでしょうか。
砂糖をやめただけで生活が激変しちゃった人々まとめ
http://goo.gl/x994Rd
性格が変わちゃった クソどうでもいいことでむかつかなくなる 余裕が出て人にやさしくできる …
この話のテーマは・・・ (hanahanamaron)
2016-04-24 19:05:21
この話のテーマは、がんになる原因云々ではないですね。「金から不純物をとるには非常に高熱にさらされないといけない」という説教を聞いたとき、私はまだ未信者のときとても感銘をうけました。この「金から不純物をとる」・・・がんになろうが、ならなかろうが、私たちすべての人間にやってくる「高熱にさらされるとき」「その意味」。それは、神様からの語りかけがないと、理解できないことかもしれませんね。聖霊の導きがありますように。

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