★★連立政権の不思議

自公政権の一翼を担った公明党が小選挙区で全敗を喫した。
以前にも、連立を組んだ社会党が凋落していった。
自民党と組んだ党がなぜ凋落していくのか私にはよく理解できない。
ただ、一ついえることは、過半数に足りない場合、少数政党がキャスティングボートを握ることは仕方のないことかもしれない。
しかし、だからといって、少数政党が、政治をゆがめても良いということにはならない。
例えば、自公政権で行った、定額給付金が愚策だと思っているが、これも公明党の強い働きかけで行われたのである。
さて、今回の選挙で民主党は過半数を単独で獲得したけれども、参議院で過半数を取っていないために、連立を組むようである。
しかし、連立を組む相手となる、社民党も国民新党も、民主党の足らないところを補うのは良いけれども、ごり押しをしないことである。

★まずはやらせてみよう

民主党が３０８議席獲得という歴史的圧勝となった。
しかし、まだ２大政党が、いつでも交互に政権を維持する体制となったわけではない。
そこで、これからの民主党の真価が問われているところである。
それにしても、今回の選挙では落としたい人が何人かいた。
しかしながら、その多くは、小選挙区で落選しても、比例区で当選している。
まず、選挙制度の改正が必要であろう。
次に、社説を読むと、民主党政権に不安を抱いている人が多いようである。
政治も分からないチルドレンに何が出来るという心配である。
しかし、私はそれほど心配していない。
政治にまったく素人の知事が立派に県政を取り仕切っているではないか。
それに比べたら、国政とはいえ、チルドレンは、その他大勢といってはまずいかもしれないが、政治は数であり、その一端を担っているに過ぎない。
民主党にも総理経験者もいれば、閣僚経験者もいる。
また、外交の継続性について心配している人もいるが、核も持たないで、アメリカときっぱり手を切れるわけもない。
ということは、外交についても、それほどの選択肢はないということである。
ようは、これから景気が悪化しないように、政策を実行していってくれれば、それほど問題にはならないのではないかと楽観している。

★選挙に行こう

いよいよ総選挙の投票日がやってきた。
今朝、ラジオを聞いていたら、コラムニスト？が選挙結果に３つのケースがある。１は自公が勝った場合、２は・・・と話している。
おいおい、３０日前なら、そのような話もあるだろうけれど、投票日にそれはないだろう。
もう、何日も前から、民主党が３００議席取ると新聞が騒いでいる。
新聞が、このように書くと「ゆり戻し」があったものだが、今回はそれもないという。
それだけ、みなが政権交替を望んでいるということである。
しかし、一人ひとりが１票を入れなければ、何も変わらない。
まずは、１票を入れ、自分で新しい政権を育てていくつもりになってほしい。

★★オトメン

先日、テレビを見ていたら、最近オトメンという漫画がはやっているという。
草食系男子というのは聞いたことがあるが、オトメンがはやっているということまでは知らなかった。
そればかりではない、スイーツダンシ、○○ダンシというのが増えてきているらしい。
他方、女性はどうかといえば、自衛隊に入隊して、過酷な訓練をしている。
世の中が平和になりすぎて、男性ホルモンも少なくなったらしい。
漫画家もその影響の大きさを自覚するべきである。
そんなことを言っても仕様がないか。
日本の少子化を改善するためにも、男子は男子らしくなるべきだと思うのだが、なかなかそれも無理らしい。

★娘がくれた体脂肪率計

自宅で出来る健康管理として、体重、血圧、体脂肪率を計測している。
体脂肪率計は、娘がくれたものである。
これで、時々測定するのであるが、０．１％減らすのも結構大変なことである。
というのも、私はそれほど運動をしていないからである。
ところが、その割に体重の変化は大きい。
体重が変化するたびに、体脂肪率計の体重を変更するのであるが、そこで入れることが出来る体重はkgまでである。
ということは、０．５キロ体重が変化しても、１キロ変化したことになる。
例えば、体重が１キロ増えると、体脂肪率が０．９くらい増えてしまうのである。
このようにあまり変化しない体脂肪率ならば、せめて体重を０．１キロの単位まで入力できる必要があるのではないだろうか。
まあ、プレゼントで、それほど高いものも買えなかったのかもしれないが・・・。

★★選挙中に郵政会長人事

３０日に選挙が行われ、自公政権から民主党を中心とした政権に移ろうとしている。
そんなさなか、選挙の３日前に、郵政の会長人事が行われた。
しかも、そこで会長になった人は、６年から社外取締りをしていた人である。
ということは、かんぽの宿売却にも何の反対もしなかったということだと思う。
新会長は、「社外取締りではなく、新たに外部から登用」することが求められていたのにである。
そんな人をこの時期に会長にする方もするほうだが、それを許可する方も許可するほうである。
そういえば、最近、次官とかの人事で異例の人事が行われているとも聞く。
やはり、ここは自公政権を倒す必要があるようだ。

★初めてのてんぷら

娘から、初めててんぷらを揚げましたというメールが、妻に届いた。
添付の写真によると、サツマイモ、なすなどを揚げている。
たぶん、娘が先日来たときに、油を２本上げたので、それで早速てんぷらを揚げたということで、連絡してきたということだろう。
そういえば、我が家ではもうてんぷらを食べることは出来なくなった。
妻が、もうそんな危険な作業が出来なくなったからである。
夕食も、作業はほとんど私がやっているために、できるだけ簡単なものしか作っていない。
ただ、買ってくれば、揚げたてのてんぷらを食べることが出来ると、やせ我慢のようなことを言っているだけである。
ちなみに、昨日はカレーを作った。

★★今年は冷夏

夫婦２人で生活していると、光熱費の変化はあまりない。
その中で、７月に比べて、８月は電気代が大幅に増加する。
扇風機を回したり、エアコンをつけるからである。
ところが、今年の電気代は、前年同月と比較すると２千円弱少なくなっている。
たぶん、これはほとんど冷房費だと思うので、今年が如何に冷夏だったかが分かる。
ちなみに、ほかの月の電気代は対前年比で１０００円以下の違いしかない。

★後手後手の新型インフルエンザ対策

昨日、買い物のついでにマスクを買いに立ち寄った。
そこにはマスクがまったくなかった。
買い物から帰り、別の店にも行ってみたが、そこにもマスクはなく、いつ入荷されるか分からないという張り紙がしてあった。
テレビに出て大騒ぎしているばかりで、舛添さんは何をしているのだろう。
ワクチンが５３００万人分必要なのに対して、国内では１６００万人分しか出来ず、外国から輸入しなければならないが、今になって外国のメーカーに足元を見られているという。
それも大変なことであるが、インフルエンザ予防には、まずマスクと手洗いであろう。
そのマスクも、十分行きわたらないで、どうやってインフルエンザを撃退するつまりだろう。
やはり、自公政権も末期的症状を呈しているようだ。

★★★選挙報道によるゆり戻し

選挙前に、「○○党が圧勝」などと出ると、「あの党にそんなに勝たせては・・・」ということでゆり戻しがあったものである。
ところが、今回はどうやら、それがないという。
安倍、福田、麻生と、選挙もしないで、次々と総理を替えたこと、政治が官僚主導となってしまったこと、今の自民党政権では無駄使いを無くすことができないこと・・・などから、一度民主党にやらせてみようという機運が大分あるらしい。
それにしても、そのように思っているのは、浮動票の多くだというから驚く。
浮動票が選挙の行方を左右するのである。
これでは、浮動票なんていえない。
現有政党批判勢力とでも言えばいいのだろうか。
それにしても、小選挙区制となって、１票でも多ければ当選なのに、世論調査で、それだけの精度があるのだろうか。
何はともあれ、経済を良くし、８００兆円を超える謝金をどうするか、そして日本を再び、永遠に栄える国にしていくために、とにかく政権交代をしてみることである。