大北敏子歌集『水の祭壇』 2007年10月02日 | 新刊歌集・歌書 しなやかに鶯鳴けり風の触れ雲のふれゆく富士のかたはら 実写的な自然詠というより、歌題「うぐいす」をめぐって、 作者の体験を基に想像を交えて創られた小宇宙という印象がありますが、このような作風は歌集を通じて多くの作品に見ることができます。 吉田和人・跋より « 短歌往来2007年10月号 | トップ | 田中多津子歌集『形代』 »