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アトピー性皮膚炎などの論文-2

前回は西浦先生の紹介と『“正統的”皮膚科学会と代替医療との温度差』で終わってしまいました。
今日は、『自律神経免疫治療と交流磁気による難治性皮膚病の治療』という症例報告を中心に紹介しましょう。

要旨:4例の難治性の皮膚疾患に対して、自律神経免疫治療と交流磁気治療(以下磁気治療)を併用して良好な結果を得た。自律神経と免疫系の調整をする自律神経免疫治療と生命エネルギー(気)の増強をもたらす磁気治療の併用は、難治性の皮膚疾患に対して有用であると考えられる。

という内容の症例報告ですが、症例は“尋常性乾癬”“アトピー性皮膚炎”が2例“掌蹠膿疱症”と難治性と言われる皮膚疾患4例が対象になっています。

病気に関する説明を詳しくしても医者以外に興味を持つ人はいないので、写真だけ紹介します。

尋常性乾癬の典型的な皮膚症状は背中にみられる赤みの強いはっきりとした皮疹です。平成13年からステロイドを中心とした治療を続けていましたが次々と出来てきて一向に治る気配が見られませんでした。
H20年4月から(写真左)自律神経免疫治療と交流磁気治療の併用をはじめてから、徐々にステロイドを減量する事に成功して、H20年10月24日(写真右)と改善を示しました。

尋常性乾癬は皮膚科ではとても研究されている疾患ですが、治療法として決定的な方法が確立していません。ステロイド、その他の外用薬や内服で対症療法する事になってしまいます。

現代医学が何年かかっても治療法の決め手が出ないという事は、「病体の医学では治らない」という事ですから、「病気の医学の出番」だというふうに考えると切り替えが出来ます。
繰り返しになりますが、磁気治療も自律神経免疫治療も「気=エネルギーの医療」なので、このような症例を見る時に、「病気と病体」の視点を持つと理解しやすいのではないかと思います。

次回は、アトピーの2例を紹介しましょう。

永野医院ウェブサイト

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
磁気治療の意味 (しおんまお)
2011-04-12 18:02:09
永野先生

本日4回目の磁気治療と、初めての自律神経免疫治療
(刺絡治療)をしていただきました。
ありがとうございました。

初診の際は、正直なところ「何故すぐに”自律神経免疫治療”に入らないのだろうか」と思いましたが、今は理由がわかって来た気がします。

>自律神経と免疫系の調整をする自律神経免疫治療と生命>エネルギー(気)の増強をもたらす磁気治療の併用は、>難治性の皮膚疾患に対して有用であると考えられる。

この一文を読んで、浮かんだのは、
「畑に種を蒔く(各治療で効果を得る)には、まず土の栄養を復活させること(磁気治療でエネルギーを増強)が必須」
…といったイメージですが、いかがでしょうか。

今後もコラムを楽しみにしております。
 
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