長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

456  カタバミ・オキザリス

2017-05-10 23:08:44 | 日記
  このところウチの庭に、いや、気を付けてみると近所そこらにカタバミがたくさん生えている。はびこっているというのが正しいのかもしれないが、僕は比較的すきなのでその言葉は使いたくない気分だ。生えている多くは緑の葉(クローバー型の)で黄色い花を日なたに開いているもので、最近は種をつけているのが多くなってきた。同じ形の赤っぽくてやや小さな葉のタイプのもコンクリートの隙間から生えていることが多い。これは心なし濃い黄色お花だ。この長生き日記のレイアウトの女の子の黄色い服の色のようだ。というか、その黄色が気にいったのでレイアウトに使ったのだが。みどりのも赤色のも同じ種のカタバミらしい。わざわざキバナカタバミと言わなくても良いようだが、キバナカタバミは7音なので短歌に使いたくなる。使ったことがあり、植物に詳しい女性からわざわざキバナというのはおかしいと指摘されたことがある。でも、言っても良いようにも思うのだけど。赤い葉のはアカカタバミというのかもしれないが、まあ似たような亜種くらいの違いではないか。
 紅色の花をつけるのはムラサキカタバミと言って園芸種が広がったらしい。そのあたりの細かいことはしらないし、知らべることがめんどくさくなる性格である。ウチの庭に特に多く生えているのは6年前にそこいらから移植したせいだろう。発芽の良い種で、また、小さな球根をもち、深く根を張るからどんどん増えたのだろう。その移植についてはまた続きで。
カタバミは属名オキザリスである。ただ、オキザリスというとこの頃園芸的な大型の紫色の葉のブラジル原産のオキザリストリアングラリスを指すことが多いらしい。20年ほど前はこじゃれた店などで見かけるだけだったのだが、だんだん広まって植えている家が多くなった。近所の都営アパートの放置歌壇にあったのを抜いてきて鉢に植えたら元気に育っている(写真)。どのカタバミもオキザリスというだけあって、シュウ酸(オキザリックアシッド)をたくさん含んでいるので酸っぱい。十円玉にこの葉をこすりつけるとピカピカになる(うまく撮れなかったが写真)。食べ過ぎなければサラダっぽく食べるのも良い。