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「『原発ゼロ』を争点にすれば与党は負ける」という小泉元首相の政治嗅覚の鋭さを理解できるのか。

2016-11-05 20:36:36 | 福島第一原発と放射能

 小泉純一郎という人は、彼が政治家としてやってきたことの是非はともかくとして、その時代に何が一番求められているのかという嗅覚においては、傑物であるとみなすしかありません。

今回のいくつかの知事選挙結果などから、「原発ゼロ」を争点にすれば、選挙は勝てると言い出しています。

これは、基本的に当たっている話です。

民進党が、電力総連や電機連合に過剰に気を使って、その話をどんどん先延しているために、自民党との間に争点として成立しない状態が続いています。

しかし、一部の異常な政治感覚の集団、および原発関連産業関係者以外の大半の国民は、危険性がある原発を極力やめてほしいとしか考えていないと思います。

多数が望んでいることを達成するのが、民主主義であり、選挙という形態であるとしたならば、まさに小泉氏の指摘は極めて正しいのです。

日本の経済状態は実質的に低空が続いていますが、そう言っても、国民全体が困窮のどん底に居たり、極端なインフレや重度なスタグフレーションでもない。軽いデフレくらいでは、経済のみを争点にして、現政権への信認をもぎ取ることは難しいと思います。

そうすると、現政権が選択しない内容で、現政権と違う立場で選択でき、なおかつ国民の大半が賛同できるテーマを選挙の争点にするしか勝つ方法はありません。

あまりにも消費者の自覚意識が薄いTPPでは、どう考えても政権交代を促す争点にはなりません。

沖縄で過酷なことを政府側がしていても、それは沖縄県民とそれにシンパシーがあるタイプの国民に共有できるだけで、政権交代を促すテーマとして、多数の国民が関心を示すテーマには遠いです。

だから、2011年以降に、多くの国民生活に影を落とし、実は陰に陽に影響があり、更に原発再稼働が各地で進められている状態を受けて、「原発ゼロ」を争点にすることは、最も政権選択の可能性を膨らますテーマだと思います。

どうしてこんなことにいつまで時間が経過しても民進党国会議員たちの大半が気が付かないのか。

彼らの大半が、実はそうした国民意識と乖離した、保守感覚の強い政治家が多くあることも含めて、絶望的な思いに囚われています。

小泉氏の嗅覚は、彼の人品骨柄をどう見るのかと関係なく、卓越したレベルだと僕は思います。

この嗅覚をどうして活かすことができないのか、日本は本当に劣化しているのかもしれません。

 

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