「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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保守王国鹿児島、過去類例のない7000人参加の川内原発再稼動反対集会。火山爆発で僕の失望が深まった理由。

2014-09-29 02:09:23 | 福島第一原発と放射能


川内原発の再稼動反対集会は7000人以上が参加しました。

全国からいろんな団体が参加しているため、現地での参加はどのくらいかはわかりませんが、地元マスコミ関係者は、「鹿児島で1000人集まっても大事ですよ。他の地域の方は分らないかもしれませんが、鹿児島でこういう催しに7000人集まることは、過去にはありえない数です。異例どころではありません。」と驚愕していました。

保守王国鹿児島ですが、こうした状況は再稼動阻止にプラスだとは思います。御嶽山噴火も含めて、いろんな流れがおきています。

その意味は確認してください。



さて、正直、このブログを読んでいるなかで、おそらく、一定数の方の意識の低さに愕然としながら、今、書いています。

僕は、この三年半、原発事故と放射能、被曝の問題を極力、事実確認をしていきながら、書けることをどこまで書くのかという事に費やしてきました。

それは、3.11.以降、日本は非常状態に入っていると言う認識が強い為です。

これは、原発事故がおきたことで、放射性物質が広範囲に拡散し、それが今も続いていることは大きいです。

しかし、それだけでなく、ああした震災が起きたということは、日本列島は地震や火山活動などの変動期に入ったと認識すべきで、こうした福島第一原発由来の状況と、そうした変動が、今後どのように推移してくるのかは、連関してくることだろうと思っていました。

しかし、地震や火山の話は、確定的なことが書きにくく、根拠不明な予測話が多くなる為、その記述は控えていただけでした。それでも、こうした意識は、この僕のブログをわざわざ読みに来る人たちは当たり前のように持っていると感じていました。

さて、このブログは、土日になるとアクセスが顕著に減ることがあからさまになっています。

当初からその傾向はありましたが、ここ2年ほど顕著になっています。

それは、気持ちは良くわかります。僕のブログよりも、厳しい話を書き続けているものは、世間的に殆ど存在しませんし、しかも、他のものと違って「救い」がありません。なにか代替物の「商品販売」もありません。組織勧誘もとくにしていません。信仰できるものもありません。

こんなしんどいものを平日はまだしも、休みの時に読んでいられないという感覚は理解できます。

何もなければ、そんなものだと思います。

しかし、一昨日、土曜日にお昼頃に一度ブログを上げた後、御嶽山の噴火が起きた状況が深刻であると認識し、慌てて調べて、書けることはかなり書きました。多分、その時点でテレビが報道していたことよりも、いくつかの部分では踏み込んで書き進めています。

これは、御嶽山の噴火が、3000メートル級の活火山の噴火で、この位置にある火山が噴火してきた場合に、いろんな影響が今後出てくる可能性があること、それが次にいろんな形でつながってくる事象である可能性を想定して、調べて、書いたつもりでした。

しかし、愕然としたのですが、読んでいる人は、平日から、いつものように、また減りこんでいて、いつもの土曜日のアクセス数でした。

僕はそれを認識したときに、相当にブルーになりました。

この御嶽山の噴火は、今、放射能問題で考える際に焦点となっている川内原発の話にも連携する可能性もありえます。そうした意味でも、被曝回避の方たちも知るべき話は多いですし、こうした地震と火山の話は、被曝回避と関係なくはないのです。というか、表と裏の関係です。

安全が確保されるのか、リスクが回避されるのか。

こんなことは、常識と感じていましたが、僕のブログ読者の一定部分の人にとって、それは常識ではなかったようです。

こういう意識の緩い人たち、あなたかもしれませんが、一体なんなんだろうと思います。

なんで、こんな人たち相手にブログを書いているのか、僕は相当に気が重くなりました。

はっきり言いますが、そういういい加減な感覚しかない人たちの相手をするのは、僕は御免蒙ります。

三年半の時間が経過していても、被曝の問題も、日本列島の動きも、まだ序の口に差し掛かっているのかどうかさえもはっきりとはしません。そうした中で、意識をいつも高めるのは難しいかもしれませんが、あのレベルの事象がおきていても、意識が高まらない、心の中で警報がならない方たちは、はっきり駄目だと思います。

こんな感覚の人たちと、僕が一緒に何かを行っていくことは、全く無理だと思います。

僕の方からのお願いですが、そういう人たちは、頼みますから、一切、僕の情報発信を見に来ないでください。

馬鹿馬鹿しいんです。そういう人たちが少なくとも数千人も余分に僕に関わってくる状態が。

そういう方たちに僕は関わりたくないですし、僕の書いていることも半分も理解しているとは到底思えません。

お互いに時間の無駄ですし、労力の無駄です。

僕は、地震と火山の話は、今回御嶽山爆発で、おきている事象の大きさも含めて、調べた内容をわざわざ購読していただいてるメールマガジンのみに限定して掲載するのではなく、ブログとして広く認識してもらったほうが良いと考えました。これは、川内原発のことも感じているからです。

しかし、本当は無駄でした。この程度の人々が数千人もいることに、ただ絶望しています。

僕は3.11.以降は、生き残りという裏テーマを抱えて書いているし、自分もそうして生きていると思っています。今回は、そこに直結する話と感じていたのです。

けれども、そういうことよりも、ずさんな緩い感覚で接してきている人々が、最低でも数千人はいる状況とよくわかりました。切迫したテーマもきちんと認識しない緩い人々の群であることも。

僕から、言うのは、そういう方たちは「来るな」ということです。迷惑です。

そして、これ以降は、更にメールマガジンとブログに差をつけないと駄目だと感じています。購読料を支払っている方たちのメルマガにもっと情報を特化しないと、公に触れるブログに意味のある話を載せようとしても、どんどん意味がなくなっているようですから。こんなレベルの人たちですから。

残念ながら、これが今の、このブログ読者の一定数のリアルです。

失望しました。

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木下黄太メールマガジン34号。

 

【 放射能汚染チップ投棄事件で逮捕の元官僚が設立時は監事の団体、最近まで理事だったのは有名ネットジャーナリスト 】
【 鶏がらでスープを作り続けている、同じマンションの外国人妊娠女性、お腹の赤ちゃんが水頭症と診断 】

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避難者が参加費半額の500円となる事前申込は、明日9/30(火)で締め切ります。

【10/11(土)午前の部 京都 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】  

 

 ひと・まち交流館 京都  9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

 

 一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

 

避難移住者(予約申込必要、80人限定)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)

 

避難移住者の予約先⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/ (9/30迄は受付)

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大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場。

【10/11(土)午後の部 京都 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】 

ひと・まち交流館 京都 13:00受付開始    13:30音楽演奏開始  14:20音楽演奏終了予定、休憩

14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

    避難移住者 無料(先着順、予約不要)

    一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
    中学生以下は無料

 独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなし。あきやまさんは、沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

 

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 【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 

 12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)

 申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

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北海道の食料基地で、防御の要となる帯広で話します。

 【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

 開場:午後2時 開演:午後2時30分 

 場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

 参加費: 1,000円

 http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html 

 参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局

E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281
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1 コメント

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Unknown (小圷 克弘)
2019-02-10 17:49:17
木下さん、いつも貴重な情報を有り難う御座います。確かに貴方のいう通り、殆どの国民は、貴方の情報にしっかりした反応を示していないかも知れません。しかし、貴方の言うことが全て真実で、人々が立ち上がらなければならないと思う時は必ず来ると思います。だから、貴方の貴重な情報を広く国民全体が読めるようにしてください。お願いします。報道がコントロールされているこの国では、貴方の様な真のジャーナリストが必要不可欠なのです。

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