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ほぼ凍結と東電報告の凍土壁、1週間前の未凍結箇所を確認。惨事もありえた志賀原発原子炉建屋の雨水流入。

2016-10-20 05:24:50 | 福島第一原発と放射能

原子力規制委員会に「ほぼ凍りました」と、東京電力は原子力規制委員会に報告したそうです。

ただし、一応「凍った」というレベルの話になると思います。

一週間ちょっと前に東電が出しているペーパーでは、何か所か未凍結のところがありましたので、それが凍ったということなのでしょうか。10/11の段階でも未凍結箇所が多くあります。

画像で一部引用しますが、赤いところがその時点での未凍結箇所。


そもそもそうした状況についての対応説明はこのように書かれています。

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○陸側遮水壁は凍結それ自体を目的としたものではなく、建屋への地下水の流入を抑制し、汚染水の発生を抑制する
ための対策である。
○第一段階フェーズ2において山側の95%以下を閉合することで、建屋周辺への地下水の流入量を減らすことができ、
第一段階として、汚染水の発生を抑制することができる。
○第一段階を通じて、陸側遮水壁の効果発現状況を陸側遮水壁内外の地下水位差およびサブドレン・ウェルポイント・
地下水ドレンの汲み上げ量等により確認していく。

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まあ、暫定的措置のさらに経過段階という感じなのです。

勿論、形式上は凍った状態に見えていても、完全な止水効果がどこまで達成できているのは未確認。

一週間前の段階では、まだ凍っていない箇所が散見されるレベルですから。

 

さて、原子力規制委員会には、このほかにいくつかの重要な話が出ています。なんというか、日本で原発などが運用すべきなのかという話が、続いています。

特に危なかった事態が石川県の志賀原発であったようです。

9月28日に北陸電力志賀原子力発電所2号機で原子炉建屋内に雨水が流入していました。

そして、配電盤に異常も生じていました。

根幹から、電力会社の原発コントロールを信頼できない状況が、先月も起きているということです。東電だけがダメなのではありません。

「発電所内の道路が雨水により冠水し、その雨水が道路脇のピットやハンドホールを通じて、開閉所共通トレンチに流入し、当該トレンチ内から原子炉建屋のケーブル貫通部を経由して当該建屋地上1階に流入した

この雨水の原子炉建屋内への流入により、当該建屋地上1階にある常・非常用照明分電盤1が被水し、当該分電盤に漏電・地絡が発生し、警報が発報した。さらに当該建屋地上1階に流入した雨水は、その階下に漏出した。」

この2号機付近では、道路工事をしていて大雨には対応できておらず、冠水した道路脇から仮設ケーブルを引き込んでいたため雨水が流入しやすかったそうです。

まあ、大雨ならに監視をきちんとするのが大切ですが、そんなことも考えていなかったそうです。

だから、気が付かなかった。

そういう流れです。

またそもそも、「トレンチ内への多量の水の流入による原子炉建屋への水の流入は設計上考慮していなかった」らしいです。

だから、排水ポンプでも、水の流入が多かったから対処できずという話です。

まあ、こういう感覚の組織である北陸電力に原発を任せることは、まったく無理だなと感じるしかない話のオンパレード。

この事態は、原子炉の機能にも影響を及ぼしかねないリスクが発生していたかもしれない状況と思います。

志賀原発の話は、もう少し気が付いたことがあるので、これはメールマガジンで更に書いておきたいと思います。

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