「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

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聴衆の熱気が凄まじい名古屋講演で聞こえてきた、神奈川で相次ぐ突然死や病気の急激な悪化による死。

2013-09-01 22:21:04 | 福島第一原発と放射能

 きょうの名古屋での野呂さんとのジョイントトークは、260人位の方が参加されました。きのうよりは、踏み込んだ話は、少しは出来たような気がします。

 特に興味深かったのは、名古屋という距離的なポイントということもあって、身体症状の報告などがいろいろとありました。勿論、首都圏からの避難者が参加者のうちの四割くらいを占めていて、スタッフも「来ている人達が大変に貪欲だった」と漏らしていました。野呂さんと僕のジョイントを、もっと開催したいと言ったのは、名古屋のスタッフで、その期待通りの結果かもしれません。幸いにも、第三者による妨害はおこらず、ホッとしました。

 参加者の皆さんに確認したいのは、名古屋エリアで、これからも何かをやっていくのに、手助けをしてくれる人がいてくれたら助かるそうです。そういう方も是非申し出て下さい。

そうした参加者の中で気になる突然死等の話がありました。関東避難者からのお話です。

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2011年の3月末に障がい者の20代知人、横浜で突然死。

2012年春 50代女性、鎌倉。病気が悪化して、死亡。

2012年秋 知人弟突然死。川崎。

2012年 親戚女性4人、子宮筋腫。1人入院。全員関東在住。

関東の他の親族。40代女性膠原病。40代男性両目網膜剥離。

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他にもいろいろと伝えたいことが、皆さんから続々と言われました。中部エリアで、気になる話もありました。こういうシビアな情報をどう考えるのかということはとても大切です。トークは16時25分ぎりぎりでも終わらず、東別院の外のデッキで、100人以上の人達に僕と野呂さんが取り囲まれる状態でした。講演後に取り囲まれることは何回かありますが、今回はその熱気がまったく違うレベルに強かった感じがします。一時間近く対応していましたが、まだ書くことがあるので、あすの更新でさらに追加して書きたいと思います。


福島県の鮫川村で、大変危険な焼却炉が本稼働後わずか9日でトラブルが起きた事案で、現地のグループから、「焼却施設 爆発」というタイトルの文章が届きました。ご確認下さい。


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焼却施設 爆発

本稼働後わずか9日目―起こるべくして起きた事故
8月29日午後2時半頃、焼却炉の主灰を移すコンベアを覆うパイプが大音響とともに3mにわたって大きく破断しました。
使われている焼却炉(回転床炉)は特殊なタイプで、国内での実績がほとんどなく、これまでにもトラブル続きで破たんするなどして、現在稼働しているのはわずか1~2箇所とみられます。
調べた結果この焼却炉は様々な点で危険性が高いことが分かり、当会は再三反対してきました。福島第二原発で焼却炉の運用にあたっていた元東電社員は「まるでオモチャだ。こんな炉は1年も経たずにぶっこわれる」 と指摘していましたが、稼働直後に現実となってしまいました。
国、村の危機対応は適切だったのか
事故直後、国と村はどのような緊急対応をしたのでしょうか?
住民を被ばくから守るため、十分な役割を果たしたでしょうか?
残念ながら、落第点と言わざるをえません。
爆発が起きた時、ただちに住民に通知し避難誘導しましたか?
なぜ爆発が起きたのか、何らかの説明をすべきではないでしょうか?
数日経った今も新聞、テレビでその点が伝えられないのはなぜでしょうか?
議員や監視委員会は住民の安全を守るためにどのような役割を果たしましたか?
人の生命を軽視するな!
村は住民から爆発があったと通報を受けましたが、ただちに防災無線等で住民に伝え、避難させることをしませんでした。
爆発したら一刻を争います。まず爆発したことを知らせて避難誘導する。そして安全が確認されたら解除する。が原則であるはずです。それすらできないのであれば、危険な炉を動かす資格はありません。
原発事故当初、国は「放射能はもれていません」と説明しながら、実際には大量の放射性物質が放出され国民が被ばくさせられました。特に北西方面に避難した人やそこにとどまっていた人々の浴びた線量はすさまじい量だったのです。国民を騙して避難させずに被ばくを強いた国家犯罪といえます。
今回、環境省と業者は、空間線量が上がらなかったと村に伝え、村はこれを受けてただちに住民に伝えることをしませんでした。もしあとになって、環境省の伝達が誤り・偽りだったとしたら?今回もしも大量の放射性物質が飛散しており、住民が被ばくしていたら?どうやって責任をとるのでしょうか。
今回の事件で、国のみならず村も、住民を被ばくから守る意識がきわめて希薄なことが露呈しました。
このような危険な炉を再稼働すれば、さらに重大事故が起きるのではないでしょうか?人々を被ばくさせたらあやまってすまされる問題ではないのです。
国と村は、絶対安全としていた施設が爆発したこと、また住民に第一報を伝えなかったことへのお詫びと釈明を鮫川村と隣接市町で早急に行うべきです。

鮫川村焼却炉問題連絡会

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