「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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5/13(日)は西宮で講演。放射能ガレキ受け入れについて兵庫県内の自治体の動きについての懸念。

2012-05-08 22:30:34 | 福島第一原発と放射能
 おかしな予断無く、幼児も含めて、適切に、甲状腺の血液検査、エコー検査を行うことのできる、個人経営のクリニックや病院は、名乗りをあげてほしいと思います。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp こう書いても、直接メールが医師からほとんどこないのが、日本の現実です。
 
 さて、兵庫県内のガレキ受け入れに関しては、自治体のトップの認識が、放射性物質について、極めて甘い認識を垂れ流している人が多いです。兵庫県内で特に積極的な首長の一人が、西宮市の河野昌弘市長。以前の会見では、「最終処分は大阪湾広域臨海環境整備センターで行うしかない。 市民に理解を得て、一日も早く受け入れられるようにしたい」と積極姿勢を述べています。
  
 また、兵庫県内の自治体では、尼崎市などでも動きがすすんでいて、「みどりの未来」の元共同代表だった女性市長が、ガレキ受け入れをほのめかしています。脱原発の流れの中の市民グループからの政治家にも、「絆」宣伝に心理的にやられている、愚かな実態が浮き彫りになります。市のがれき処理の時間が多大にかかることを強調する文言などを読むと、事実関係を精密に確認せず、さらにクリアランスレベルなら受け入れも可能と感じているような甘い思考がはっきりと分ります。こうした、兵庫県内の、いろんな自治体トップのいい加減な対応に懸念して、ガレキに関しての、講演会を週末の日曜日に、西宮で開催いたします。もちろんこうした動きについて、みなさんから、いろんな懸念も寄せられています。
 
【5/13(日)木下黄太 講演 in 西宮】

5月13日 日曜 午後6時入場 6時半~8時半開演

西宮市甲東ホール(アプリ甲東) 4階ホール 


アクセス 阪急甲東園駅からすぐ  
住所 〒662-0812 兵庫県西宮市甲東園3丁目2-29 

甲東ホールには専用駐車場はありません。お車の方は有料のアプリ甲東駐車場をご利用ください。

会費  500円 

託児 《※すみません、「託児500円」は、なくなります。10歳以下のお子様は入場無料です。
会場のお子さん方を注意して見るスタッフが加わり、お子さんは親御さんといてもらう形になりました。》

申し込み・お問い合わせ hituji0462@yahoo.co.jp まで「木下黄太講演会実行委員会IN西宮」出来れば予約を。

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今日は「私の町でも講演会をしてください」とお願いしたくて、メールを書いています。


私は昨秋、子どもを連れて東京から兵庫県神戸市に移住しました。
半年たってようやく生活にも慣れてきたところに、神戸市ががれき受け入れに向けて動き出していることを知りました。
「現在、海面埋め立ての安全性を環境省に確認しているところ。
一定の安全性が提示されれれば、受け入れ実現に向けて検討を進める」
という回答(神戸市環境局資源循環部施設課)で、戦慄しております。
受け入れ反対の電話を県にかけても、市にかけても、「拡散は国の方針ですからねぇ~」
「まだ決まったわけじゃないのでねえ」とまったくのんびりしたものです。

兵庫県内では、西宮市、尼崎市が受け入れる気満々で、
このままでは兵庫県や近隣県は汚染地帯になってしまいます。
それなのに、私の周囲でこの問題に関心を持っている人が見事に、まったくいないという状況。
それで、木下様に助けていただきたいのです。神戸でもぜひ講演をしていただけないでしょうか。
知り合いを引き連れて聴きにまいりますので、どうぞご検討下さい。
よろしくお願いいたします。
 
 
 
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4月9日、兵庫県尼崎市は、夏までにがれきを試験焼却して安全性を確認し、市民説明会などを通じて受け入れるかどうかを最終判断する、と発表しました。

市の独自基準として、以前から原子炉等規制法で放射性廃棄物として取り扱わなくて良いとされる「100ベクレル以下」を示し、この基準であれば全国で受け入れ可能ではないかと市長は話しています。

焼却するとセシウム濃度が高まるため、クリーンセンター第1工場(同市大高洲町)で行う試験焼却では、一般ごみと混ぜて焼却することで焼却灰を100ベクレル以下に抑えられるか測定し、試算では、100ベクレルを前提にした場合、年間約千トンの処分が可能としています
 
 
 
稲村和美市長(39歳)は、平成22年に無所属で当選した一期目の市長です。みどりの未来にも参加している市民派で、一児の母でもある市長が、放射能に関して、このような甘い認識で瓦礫受け入れを考えているのは大変驚きです。

尼崎は、阪神工業地帯の中心で、海側は住金やクボタなどの大企業の工場があり、町工場が点在し、かつてはぜんそく公害の町でした。10年前には、アスベスト被害で中皮腫(肺がん)患者が多発したことを、市長は知っているでしょうか。土地が低く空気が澱みがちなこの土地で、汚染瓦礫を焼却すれば、どのような結果をもたらすのか想像するのは難しくありません。市長安易な考えで、住民は、新手の最悪な公害に苦しまなければならないのでしょうか?

市長と瓦礫の対話集会があります。たくさんの疑問を市長さんにぶつけたいと思います。
「震災がれきの受け入れについて稲村市長とともに考える対話集会」http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/gomi/genryou/22138/033gareki_setumei.html
 
2回あります。
516日(水)18:30~すこやかプラザ。
520日(日)13:30~小田公民館。予約はいりません。
お問い合わせ:尼崎市経済環境局 06-6489-6301

市のHPより 
災害瓦礫受け入れ検討について
「東日本大震災により発生した災害廃棄物は、被災地の岩手県、宮城県だけで2,000万t以上発生しており、現地の施設で処理を行った場合、岩手県では約11年分、宮城県では約19年分という膨大な量となっています。
これらの災害廃棄物を処理することなく被災地の復旧・復興は進まないため、現地での処理に加え、広域での廃棄物処理への協力が求められています。しかしながら、放射性物質の拡散や安全基準に対する国民の不安などにより、広域処理は進んでおりません。
このような状況を鑑み、尼崎市は、最終処分先である大阪湾広域臨海環境整備センターの海面埋立の基準は示されていないところですが、市民の健康と安全の確保を基本に震災前から用いられていたクリアランスレベルである1キログラムあたり100ベクレルを前提に、受入の可否についての検討に入ることとします。」
 
瓦礫受け入れについて市民問い合わせ窓口:
尼崎市経済環境局 環境部 資源循環課
Tel: 06-6409-1341
Fax:06-6409-1277
 
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


 

また、16(水)山口・宇部、17(木)長崎、18(金)熊本、19(土)福岡・飯塚と20(日)北九州市の小倉と続くことは確定。さらに、27(日)東京・稲城の講演会詳細も入りました。

次のページで見やすく出しています。 http://www.kinositakouta.com

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【5/16(水)木下黄太を囲む夕べ in 宇部】

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)
  http://www.historia-ube.jp/ 
  山口県宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401
参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み
電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください。

 

5/17() 木下黄太 講演 in 長崎】

 

 

 

 

 

 

震災がれきではなく避難者の受け入れが本当の支援につながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内部被爆、原発問題と向き合い、被爆地長崎だからこそ出来ることをみんなで考えてみませんか?

 

 

 

 

 

日時  2012年5月17日(木) 午後6時半開演~8時半終了(午後6時開場)

 

会場  松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろば 第11号会議室 

 

 

 

定員  129人
     長崎県長崎市大黒町3-1 交通会館3階

 

交通アクセス JR 長崎駅 より徒歩1分

 

※ 会場には専用駐車場はありません。お車の方は近隣駐車場をご利用ください。

 

 

 

参加費  事前申し込み 800円  当日 1000円 (中学生以下無料)

 

 

 

申し込み ※事前予約をされる方はこくちーず又は問合せ先へお申し込みお願いいたします。

 

 

 

こくちーず http://kokucheese.com/event/index/36619/

 

 

 

問合せ先  電話 090-1817-8306

 

Eメール mirainokodomotati@gmail.com

 

        

 

※ お申し込みの際は、①お名前 ②ご連絡先 ③参加人数 をご記入ください。

 

※ 中学生以下の方が含まれる場合は、お子様の人数の追記をお願いします。

 

※ 小さいお子様をお連れの方は、膝の上でお願いします。

 

※ 運営をサポートして下さる方を募集しています。

 

ご協力いただける方は、上記アドレスまでご連絡ください。


主催  7世代先の子供たちのために美しい大地を守る会

 

 

 

【5/18(金)昼 木下黄太 熊本交流会】

「私達は避難してきて良かったの?熊本での生活のポイントを話そう」

日時 5月18日金曜日 開場 13時半 お話会・交流会 14時15分~16時15分(時間変更)

会場 新市街AZITO貸切(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)

費用 800円(以上のカンパ制)(お子様0円)親子共にワンドリンク付き 食べ物持込可

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会 

共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず交流会希望と明記を)
避難されたパパさんママさん避難してきて良かったのか悩みが尽きないのでは?熊本の瓦礫問題、中古車問題、人を受け入れるためのお話など、熊本の避難パパママさん中心でお話会形式で。質問時間を長めに取りたいと想います。店の貸切なので、全員がお子様連れなら20組程度、親御さんと少しのお子様連れなら、40名程度入れます。夜に講演会がありますが、まだ御騒ぎになるお子様がおられる場合はこちらにご参加下さい。大人しいお子様の場合、お時間が合う方でどうぞ。

 
【5/18(金)夜 木下黄太講演 in熊本】

「熊本への放射能瓦礫を止め、熊本を安全な食料で日本をリードする県へ」

日時 5月18日金曜日 開場 18時00分   講演 18時30分~21時00分

会場 城彩苑 多目的交流施設(誰もが知ってる熊本城すぐの城彩苑内部の交流施設です)

費用 800円(以上のカンパ制)

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会  
共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず講演希望と明記を)

城彩苑での講演会スタイルなので、お子様連れならお騒ぎにならないお子様のみでお願い致します。どうにも止まらない元気なお年頃でしたら昼の交流会の方でお願い致します。この講演会の後には新市街AZITO(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)にて懇親会も致します。

 

 

【5/19(土)木下黄太 講演 in 福岡・飯塚】

 

「みんなで考える原発講座8
 被災地は今 〜テレビでは知ることのできない本当のこと〜」  
 
日時 5月19日土曜日 開場 13時30分   講演 14時〜16時  
 
会場 イイヅカコミュニティセンター 4階401号室
 
前売り  500円
 
託児無料 17日までに要予約 (0948-22-1794またはshicchorukai@gmail.com)


主催 原発知っちょる会 / 後援:飯塚市教育委員会


問合せ/予約 0948-22-1794 (山口) shicchorukai@gmail.com


アテンドURL http://atnd.org/events/27420

 
チケット売り場 
 すみや商店 0948-72-0007 CAC化粧品フローラ 0949-22-8200
宮ノ上げんき なのはな助産院 ほっとひろば(飯塚市本町商店街内/月・火・木のみ)
 
 
【5/20(日)木下黄太 講演 in 小倉(北九州市)】

●避難者お話会×●木下黄太講演会×●グループトーク
「わたしたちが九州へ避難してきた理由」
http://hinanohanasi.blogspot.jp/

放射能の危険、被災地の実情、北九州の現状…被災者が求める真の支援とは?

*講演会のあと避難者の方々とのグループトークを予定しております

日時:5月20日(日)13時30分開場  14時開演
場所:北九州市男女共同参画推進センター・ムーブ5F大会議室 
会費:800円(大学生500円・高校生400円・中学生以下無料)
託児は受付終了致しました。ご了解ください。

定員150名・申込サイトから1名づつお申込み下さい。
   
http://kokucheese.com/event/index/34156/
     

主催・問合せ:震災避難者お話の会 北九州hinanohanasi@gmail.com
 
【5/27(日)木下 黄太 講演 in 稲城】
 
開催日:2012年5月27日(日) 13:00受付開始 14:00開演 16:30終了予定
 
稲城市立iプラザ ホール
 
最寄駅:京王相模原線「若葉台駅」北口から徒歩2分
 
料金:1000円
(中学生以下無料。必ず保護者の付き添いが必要です。)
中学生未満のお子様は、コメント欄に人数・年齢をご記入ください。
 
 
 
 
 
 
 
駐車場:
駅前のため無し 障害者スペース2台あり。車でご来場の方は近隣にパーキングがございますのでそちらをご利用ください。(有料)
 

申込み:稲城市内にお住まいの方はinfo@tokyo-inagi.comまでメールいただければチケットお届けします。
なるべく、グループでまとめてお願いします。
 
市外の方にはお届けができませんが、できればメールで予約下さい。             
 
 
 
主催:稲城 放射能から子どもを守る会
http://www.tokyo-inagi.com/
 
共催:放射No!拡散防止ネットワーク
    ごみ焼却を考える会InTama
http://blog.goo.ne.jp/tama-gareki
 
後援:子どもと未来をつなぐ会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
瓦礫反対 (スヌーピー)
2012-05-08 22:48:20
行動をしても、受け入れをする市町村が増えてきました。
反対行動、頑張りましょう!!


カナダ大使館は日本から撤退しました。
私たち日本人は撤退できません。
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Unknown (Unknown)
2012-05-08 23:08:50
神戸は友人と親戚が住んでいます。絶対に絶対に絶対に絶対にやめてほしいです。親戚は福島から避難しました。
西宮、汚染灰を大阪に埋めるなんて図々しい。このままでは大阪が一番危険なのでは?
しかもあの政府では、安全性なんか確認もせずに、大喜びでGOサインを出しますね。基準値を上げるのをなんとも思わない人たちですし。
絆という言葉が憎いです。一年もあれば現地に高性能な焼却炉、作れたのでは?細野等が全国各地をお願いして回っている飛行機や新幹線代、宿泊費も当然税金から出しているのですよね。
税金で旅行できて羨ましいですね。
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花粉シーズンを終えて (熊本避難者)
2012-05-08 23:35:33
例年、2月から4月末まで花粉症にかかるのですが、去年と今年ではやはり違いがありました。

去年はのどのイガイガがひどく、空咳も五月いっぱいまで続きました。埼玉県さいたま市です。

今年は熊本におりますが、のどのイガイガ・空咳はなかったです。

去年はやはり相応の内部被爆をしたようです。
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コメントについて (草花)
2012-05-09 00:31:36
最近、バカ等蔑みの言葉を連呼される方が多いですが、正直目障りです。
皆、環境立場が違うなか、何とか自分や大切な人達の被曝を少しでも、防御しようと情報交換する場です。
自分がより多くを知っているなら、見下すのではなく、建設的な助言をしては?

また、ここで農家批判しても、肝心な相手には伝わらないでしょう。どなたかもおっしゃってましたが、現実的な行動が有益ではないですか?
農業はただでさえ根深い問題があります。祖先代々の土地を守るという強い呪縛、ウン千万単位の農機具代の借金、高齢化…。
作物は土地や気候に大きく左右されます。工場のように、ただ引っ越せばいいものではありません。
汚染地での耕作には正直不安を覚えている農家さんも多いと思います。彼らの置かれている立場を理解し、都会と地方の対立にならないような、方策を探る勉強会など立ち上げるなどどうでしょう?
感情の対立を煽りたいなら別ですが…。
被害者、加害者と決めつける前に、誰もがやりたがらないキツイ仕事をコツコツとやってくれる人達がいたからこそ、日本の食がかろうじて守られてきたことは、心に留めておくべきでしょう。

自分さえ良ければいい、何でも人任せ、悪いのは周りのせい、困ったら誰か助けてくれるべき…いつまでもこんな幼稚な国民ではいられません。この災厄を通し、一人一人が変わらなければ、本当の意味での明るい未来はないと思います。
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竜巻で。 (ちゃとらん)
2012-05-09 00:35:17
木下さん、いつもありがとうございます。

フクイチから250km圏に住んでいます。
茨城の竜巻の日はこちらも風が強く、グレーの空、澱んだ空気、言葉には出来ない異様な、嫌な空気というものを初めて体感しました。
外出先で数分の通り雨にもあたりました(子供は雨宿りさせましたが)

深夜、寝ている時に突然、鼻血が出ました。過去に鼻血を出した記憶はありません。
翌朝 起きた娘もいきなり鼻血を出していました。
あの竜巻で、改めてどれほど拡散されたのかと思います。

何度も何度も、泣きながら移住したいと主人に話しはしておりますが「福島で突出した健康被害が出るなら、その確率は全国で分け合わなければいけない。うちの子供に何かあっても、それは運命だと受け入れろ。どこに行っても一緒だ」と、全く話になりません。

空間線量は0.05~0.06マイクロシーべルト位ですが、野呂さんの「チェルノブイリでは0.06~0.08マイクロシーべルトの地域で、子供達があそこが痛い、ここが痛い、と、ついには元気に走れる子供が一人も居なくなった。と教師が泣いていた。放射線量は高低ではなく「ある」か「ない」かです」という言葉が、いつも脳裏にあります。

この現実に母親として、悩みは尽きません…。
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疲れた (故郷)
2012-05-09 02:16:04

焼却だけでないですよね。
がれきのコンクリート片を道路の基盤や防潮林の盛り土材として、
可燃性の木くずなどについては、セメント会社や製紙会社など民間企業に原材料や燃料にとリサイクルも・・・

一体、どんな未来を描いて政治をしてるんだろ!
昨年の三月以降、恐怖と絶望の未来しか想像できないでいる国民がいることなんか知りもしないし、興味もないんだろうな。
纏めて全員失脚させる方法ないですかね!
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花粉シーズンをおえて (京都避難者)
2012-05-09 03:59:09
熊本避難者さんの花粉シーズンをおえて の投稿を読み、私もはっとしました。昨年、咳と痰が激しく、周りには花粉のせいだと言われていました。私も花粉だとおもっていました。(当時、東京にいて3月15日は外をあるきまわっていたので、放射性物質を肺に取り込んだためとは、素直に認めたくない自分がいました)でも、やはり今年と去年、違い過ぎます。昨年春から初夏にかけてしゃべれないくらい苦しい咳がつづいたのに、昨年避難をおえて今年は全くなし。やはり、被曝していたようです。
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草花さんに (みう)
2012-05-09 07:46:51
同意します。他人を責める…自分の権利を主張する…自分の利益を拡大しようとする→戦争や核に繋がっていったのが、人間の歴史なのではないでしょうか? そんなこと、3.11以前は考えたこともありませんでしたが。又、農業について。東京のスーパーで、一昨年は、例えば宮崎県産のピーマンは百円でおつりがきました。原発事故後、安売りのスーパーで宮崎のピーマンを見かけることはなくなりました。九州のピーマン、今は高級スーパーで200円以上。でも本来、身体を作る食べ物の値段が、不当に安すぎたのだ、と思いあたりました。手に入る安全な食材を大切に使う日々。西の野菜を探して真冬に自転車で何時間も駆けずり回り、風邪をひいたりと、マヌケな母ですが、できることをひっそりと頑張り続けたい。又、声をあげるべきことには声をあげられる大人でありたい、と思っています。
返信する
「草花」さん (Unknown)
2012-05-09 07:55:26
「冷静で前向きでヒューマニストな私」の草花さん、余裕がありますね。
私は もう既にいっぱいいっぱいです。

以前「福島の人」と話す機会がありましたが どうしても「いい人」を演じてしまう自分がいて 奥歯に物がはさまったような おためごかしの言い方しかできませんでした。

その方の言い分を要約すると
「福島がこうなったのは東京のせい。移住なんて口で言うほど簡単じゃない、無責任に勧めるな。田畑は1度放棄したら元に戻すのに10年かかるから作り続けるしかない、文句があるなら国に言え。安全な所に住んでいる人は国の基準値内の物を食べても大丈夫だろうが 高線量の所に住む私たちには汚染されていない食材が必要」

本当は「迷惑だ」「福島の食材が新たな被曝者を作り出している、これは犯罪行為だ」と言いたかったのに、言えない自分に苛立ってしまった。
あくまでも「福島に住む」ことに拘る人たちを どうすればいいのだろう?

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Unknown (Unknown)
2012-05-09 09:34:56
以前、西宮市のイベントに参加したとき、市役所の方と話す機会がありました。
「人口が増えたんですね」と水を向けると、「若い子連れ家族が多くて、税収は増えてないんですよ」と苦笑いしていました。

その人、教育委員会の職員でした。

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