「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

「放射能」「被曝」「原発」、日本のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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サリン事件被害者の高橋シズエさんに学ぶこと

2008-03-25 23:35:39 | その他
先日、地下鉄サリン事件の被害者である
高橋シズエさんと
十数年ぶりにお話をいたしました。
高橋さんには初期の頃に自発的に
長井さんの抗議署名も頂いています。
過酷な経験をされた方は
他者のことにも気を配れるのだと思います。
高橋さんとの話でやはり盛り上がったのは
事件当時オウムの中核であった
元幹部がなぜいけしゃあしゃあと
逃れ続けられているのかなどでしたが、
(このような話題がお互いわかる人は大変少ないので)
ぼくがお話の中でとても参考になったのは
事件から十数年をへて、
亡くなられた旦那さんの事をどう考えるのかということです。
ご主人はあの時霞ヶ関駅の助役として
サリン袋を処理したため、亡くなりました。
ご主人の行為が無ければ
もっと多くの方が亡くなっていたことは間違いなく
この行為も、捨身であると僕は思います。
しかしこの高橋さんはこの行為をこれまで
声高に言ってはこられませんでした。
高橋さんは
「まさか死ぬとは思っていなかったでしょうし」と
おっしゃってはいましたが、
13年の時を経て、
ご主人の行動を誇りに思うと
はっきりと考えられるようになられたようです。
これまでは戦いで、春の桜の美しさも
目に入らなかったのも
最近気づくようになりましたと。

あれだけの過酷な経験をされた上、
現在までほとんど国や警察の支援もなく
ほったらかされたのが
サリン事件の被害者です。
本来、国を狙ったテロ行為の被害者に
国が手をきちんと差しのべないという現実。
しかも事件の全貌の解明も
ほったらかした状態です。

長井さんが殺されても
遺品のカメラとテープを戻すこともできない
国の姿は13年前から
変化していないのかもしれません。

高橋シズエさんの著作が発売されています。
手にとられることをすすめます。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0228830/index.html


ところで日本アセアンセンターが主催した
ミャンマーへの日本企業ビジネスツアーに同行した
NHKの映像が先ほど流されていました、
事件後はじめて許可されて
メディアとしてミャンマーに入ったといっていました。
もちろんどんな方法でも取材することは大切ですが
ふつうの観光客がまわした観光ビデオと
ほとんど変わらない映像を流すことの意味も
軍政にはじめて許可されたこと強調する形で
ニュースで伝えることそのものが
僕にとっては
報道機関としてのセンスを疑うものでした。
一時の北朝鮮のように
日本人の入国がふつうに出来ない状況では
ミャンマーはありません。
メディア関係者でなければ
基本的に入国は出来ます。
こういう形での入国実績を積む事は
ミャンマー軍政に
「長井事件は終ったと日本の大メディアNHKは考えている」
というメッセージを与えかねないものだと思います。

このニュースで興味深いのは
ミャンマー側はではなく
長井さん事件の解決もしていないのに
人件費が安いという理由で
ビジネスチャンスを求めることを
平然とあきらかにする日本企業が多くあることです。
「長井さん殺害など無かったこと」
こういう形の暗黙の了解が
政府、官僚、政治家、経済人、メディアに
ひろがつている感じです。
こういう暗黙のスクラムにどう闘うのか。
物事を解決せずにごまかす奴等の
おもうままにどうさせないのか。

「長井さんを英雄視するな」
などという事ばかり主張する愚かな人々を
気にしている場合ではないとおもいます。
もっと積極的展開が不可欠なのです。

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まだ空席あります。
トークイン京都第2回
タイトル
「脳と心からみた最前線と長井健司」

日時:2008年4月6日(日)18:30~20:00(18:15受付開始)
場所:キャンパスプラザ京都 第3講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下ル
(JR京都駅前北西すぐ、郵便局裏)
 TEL.(075)353-9111

講師 
苫米地英人

脳機能学者・計算言語学者
コグニティブリサーチラボCEO
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)
「洗脳原論」春秋社
「 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方」フォレスト出版
「英語は逆から学べ」3月20日発売予定
「 心の操縦術」PHP研究所

岸野亮哉  僧侶。写真家。ジャーナリスト。
     ビルマなどでの現地取材経験を多数。
     スリランカ「解放のトラ」などの単独取材もおこなう。

進行 「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」東京事務局代表

資料代として、¥500-を頂きます。先着150名です。
予約も受け付けますので、お電話かメールをいただければ有難いです。
予約TEL075-791-5270(留守電あり)
Eメール kishinoryosai@yahoo.co.jp
主催 「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」関西事務局
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こちらも参加したい方は是非。つながりができると思います。

「長井さん西麻布『美女』パーティー」
2008/4/13(日) 1900より2300迄
場所「ショートリンクサーキット」
東京都港区西麻布3-1-14六本木フォレストビルB1
03-3470-7315
http://www.selloid.com/slc/big.html?map_big.gif
男女とも参加費5000円。
来場されたすべての女性を京都の有名写真家、
甲斐扶佐義氏が『美女』に撮ります。
貴女を『美女』に撮ります。
このパーティーは
ミャンマーで殺害された長井健司の
抗議署名とリンクしていて
また長井さん未署名の方は、
入場時に必ず署名していただきます。
長井健司の未公開映像も流れます。
パーティーに参加希望の方は事前に
事務局までお名前と肩書き、電話番号明記し
メールしてください。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp
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署名四万人を超えました。
ありがとうございます。
年度末の3月末までに
五万人を目標にします。
みなさんよろしく御願いします。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。

なお、東京都内近郊を中心に、
署名活動にふさわしい場所がある方は教えてください。
また、まったく他のイベントを企画開催されている方で
会場の内外で署名活動に許諾、ご協力いただける方は
ぜひ会までメール下さい。

長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127


肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

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長井さん出前講演会は,
全国でおこないたいと考えています。
現在愛媛、京都(関西)で開催しています。
こちらの今後の重点エリアは
高松、徳島、広島、岡山、福岡、仙台、新潟、
金沢、松本、横浜、川崎、沖縄です。
このエリアを中心にもちろん他のエリアでも
背負える方はメールして欲しいです。
講師料はゼロ円です。
開催場所の確保と数十人の参加者が条件です。
講演内容は一般テーマでもかまいませんが、
そのうちのいくらかを長井さんについて言及することと、
場内での署名協力が前提です。
呼びかけ人の
宗教学者島田裕己さんや脳機能学者苫米地英人さん、
ノンフィクション作家の坂上遼さんや
ジャーナリスト北村肇さん、
APFの山路代表らが対応可能です。
ご関心のある方は東京事務局まで
お名前と電話番号を明記して下記へメールしてください。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)

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署名活動を行っている
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」も
長井さんが所属していた「APF」も
「憂慮する日本人ジャーナリスト委員会」と関係がありません。
もちろんこの委員会の実態とみられる
ジョージ・ソロス氏の財団
「Open Society Institute」とも無関係です。
また、共同通信ニューヨーク支局長である
上田泉貴氏も我々と関係ありません。

「長井建司」の政治利用に強く抗議します。
詳細は→
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/c41ef9ff4b8d67b53f7fddf52da74374
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/52d44baeeaa1b42db36b8801493a721e
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1 コメント

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まったく… (匿名)
2008-03-26 00:41:24
事務局の云うとおりです。つまるところ、日本という国や日本人の正義というものは一体なんなのか?事務局の皆様、これからも頑張って下さい!長井さんが見ていますよ!心の底から応援しています!

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