凄いですねぇ～ 昨年に日本を訪れた外国人客は約 2,404万人です、ってヨ！
これは前年より約 22％増えて、４年連続で過去最多を更新したそうです。 皮肉にも対日関係が良くない
中国 （594万人） と韓国 （459万人） からの外国人客が、前年同期より３割近く伸びています （苦笑）。
＜日韓関係悪化を一番 心配しているのは、日本で活躍している韓国人女子プロかも知れない＞
日本政府は 「観光先進国」 を目指し、今後は欧米の富裕層へもＰＲに力を入れる方針とか。
2015年に2,400万人超の外国人が訪れた国・地域は世界に14 国あったと聞きますが、目標の
４千万人に達すれば、イタリア （5,073万人） に次ぐ世界６位の水準になるとのことです。
15年を基準に毎年16％の伸び率が続けば20年に届く計算としていますが、伸び率が22％
伸びたとは言え、15年の47％から縮小しています。 今後さらに勢いが弱まれば、政府が
目標にする 「20年までに年４千万人」 の達成が危うくなります。 どうなりますか？ ・・・
そう言えば、タイも2,400万人超の外国人が訪れた14 カ国のうちの一国で、立派な 「観光
先進国」 です。 昨年は、中国を対象とした違法ツアーの摘発強化の影響などがありましたが、
その数は3,260万人と前年比９％増加し、観光収入は１兆6,500億バーツに上りました。
とうに2,400万人を越えて日本の先輩格のタイ政府観光庁 （ＴＡＴ） は、つい最近 今年の旅行者数と
観光収入の目標を発表しました。 今年は前年比5.5％増の3,430万人で、観光収入は10％増の２兆
7,700億バーツ （約９兆円） を目指すそうです。 これは凄い数字、日本も頑張らなくてはねぇ～
この目標値の根拠は、ロシアやアジアの景気回復、一部の国などを対象にしたビザ （査証） 発給
料金の免除 （２月末まで） などが、外国人の旅行者数と観光収入を押し上げるとしています。
幸先よく、年末年始 （2016年12月31日～17年１月３日） の観光収入は、前年同期比8.7％増の
301億バーツ （約986億円） だったようですヨ。 国際線を65便、１万6,389席追加したことが
外国人旅行者の増便と誘致に功を奏したと、６日付のバンコク・ポストが伝えていました ・・・
昨年の秋過ぎでしたか？ 米国のマスターカードが 「人気渡航先の首都2016」 でタイの
バンコクが１位に返り咲いたと発表。 15年は14年に発生した軍事クーデター以降、英国の
ロンドンに抜かれ２年連続２位となっていましたから、ＴＡＴもさぞ嬉しかったことでしょう。
その順位は・・・ バンコク、ロンドン、パリ、ドバイ、ニューヨークで、東京は９位でした。
タイ国のように上には上がいますので、「昨年に日本を訪れた外国人客は約2,404万人だ！」 なんて
喜んでばかり せず、2020年の東京五輪に向けて より多くの方策・施策を考えなければネ ・・・
