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新商品・新規事業開発コンサルタント
カタリスト
コミュニケーション系ネットサービス開発者
横浜国立大学共同研究推進センター客員教授

87年リクルート入社。
89年より伝説の研究開発機関「メディアデザインセンター(MDC)」配属。
リクルート初のウェブサイトMixJuice立ち上げメンバーの一人。
その後、こどもの学びを支援するソフトウェア開発プロジェクトの一環でボトルメールを開発。
02年、MDCの閉鎖に伴いリクルートを退社。遺言として書き上げたリクルートの事業戦略論が経営の提言論文コンテストで1等を獲得。あわせてサービス停止予定だったボトルメールの運営権を取得。
その後、ソニーDNA社に移籍。新規事業を担当し、親しい仲間同士の利用を前提とした超簡易MLサービス・cctalkを事業化。
ソニーユニバーシティを修了。
05年、会社に提案しボツになった事業企画を買い取り退社。07年、念願の企画を実現。ケータイで韓国語メールがやりとりできる、hantalk(ハントーク)が難産の末、世に出る。コミュニケーションツール3部作として育成中!









[ 新規事業 ] / 2008-11-01 21:42:56
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アイデアはいいけど、それだけっていう典型例です。

たとえば、地域の口コミ情報をカーナビに連動させてみたら面白そうと発想する。
それが学生くんだったりすると、「これいいでしょ? 商売になりますよね」と、大喜び。

「うん、たしかに面白そうだね。で、この口コミコンテンツ搭載カーナビ事業をどうっやって実現するの?」とつっこんでみる。
「えーと、口コミは角川の『××ウォーカー』誌から持ってきて、カーナビ側はまずトヨタに打診して、ダメなら日産に行きます」

「なるほど、では君が角川やトヨタから、ビジネスパートナーとして認められる理由はどこにあるの?」
「えー・・・、意味がわかりません」と学生は困り顔。

「つまりね、この事業は角川とトヨタがやればいいのであって、君は両社からサンキューって感謝されるだけで、君ナシで事業は始まっちゃいそうだよね?」
「えっ、でも考えたのはボクですよ!」

「そうだけどさぁ、著作権や特許を行使できる内容ならともかく、アイデアだけでは仲間には入れてもらえないよ。両者から頼りにされるような技術力とか、質のよい口コミを集めるパワーとかがないと・・・」

アイデアマンの学生くんには不本意だろうが、どんなに素晴らしい新サービスを考えついても、それを執行するイニシアティブ(主導権)がどこかになければいけない。
事業を実現する上で、あなたはユニークなサービス案だけではなく、自分や自社の存在を必要不可欠な要素として成立させるアイデアをもださないといけない。
そこが、難しくて、楽しくて、切ないのだ。

かくいう私も、このセカンドステップというか、新規事業アイデアにおけるデスバレーが越えられず、お蔵入りした企画はものすごくあります。
ああ、パナソニックやセイコーの役員に知り合いがいればなぁとか。
・・・安直ですが。


[ ネタのタネ ] / 2008-10-19 23:25:13
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「セカンドインパクト」といえば、アニメ『エヴァンゲリオン』の歴史の中で、15年前に起きた大災厄のことをさすのですが、個人的には異なる意味合いで、よく流用しています。

それは、ITのセカンドインパクト。

インターネットの登場時には、そのすさまじい社会変革力は隕石の衝突に例えられました。
この衝撃をファーストインパクトすれば、コンピューティングの分野や受発注などの情報処理分野でビジネスの革命が起き、生活を変えていきました。
しかし、暫くするとこの「グランドゼロ」ももやが晴れ、大きな穴ぼこも日常の風景となった・・・。

ところがどっこい、その衝撃波はちょっと時間をかけてあらゆる産業に浸透し、一見、ITとは全く無縁の業界やビジネスまでをも大きく変えつつある現象を、「セカンドインパクト」と呼ぶにふさわしいのではないかと思っている次第。

で、このセカンドインパクトが製造業、とくに町工場をハイテク化し、そこに面白いベンチャーが誕生しているよ、というのが、私の近著書の内容なのですが、それはさておき(^ ^;

先日、タクシーに乗ったとき、ふと見慣れないモニターの存在(写真赤丸部)に気がつきました。
運転手さんに尋ねると、それはタクシーを呼び出した客の居場所まで案内するシステムだそうだ。

昔は、タクシーに乗っていると無線で呼び出しがありましたよね?
「赤坂溜池交差点××ビル前、○○さま〜」なんて音声が聞こえてきて、近場のタクシー運転手が無線で自分がそこに向かう旨、配車センターに伝え、客をゲットする仕組みでした。

しかし、この最新の配車システムはきわめて合理的。
まず、客のリクエストのあった場所から、「もっとも近くにいる空車」にピンポイントで連絡が入ります。
そこに向かうことを了承したタクシーは、モニター上のボタンを押すことにより意思表示をします。
すると、タクシーのカーナビに自動的にお客さんのいる場所のデータが送られて、運転手さんはカーナビに従って走行をすればOKという、ワンダフルな仕組みです。

これまでこのような迎車はベテランドライバーの独断場になっていました。なぜなら客のいる場所を知らないと、配車センターからのオファーをゲットできないからです。そして、そのベテランといえども必ずその場所の近くにいるかといえば、そうでもありません。売上げほしさに遠くの場所からでも受注をしちゃう可能性も十分あり、その分待たされる顧客の満足を必ずしも満たしません。

しかし、この新システム。道を知らない新人でももっとも早く客のいる場所に容易にたどり着くことができます。タクシー会社にしてみれば、運転手の稼働をボトムアップし、燃料費の削減にも効果が期待できるというわけです。

さきの運転手さんによれば、日報を書かないで済むのも便利だと言っていました。
そういえば、昔、運転手さんはよくメモをしていましたよね。お客さんの乗った場所、降りた場所、料金を日報として会社に提出していたわけですが、これが完全に自動集計され、会社に報告されるわけです。

自車の位置と稼働状況が本部にチクイチ把握されているわけですが、そんなの気持ち悪いなんていうセンチメンタル論を吹き飛ばすほどのメリットが、当の運転手さんにもあるのです。

カーナビ、ドライブレコーダー、配車システムが当たり前になりつつあるタクシー業界では、「道を知っている」というアドバンテージは小さくなりつつあり、ベテラン運転手は従来と異なる優位性を築かないと、新人運転手に太刀打ちできないようになってきています。

それに比して、オフィスで働くホワイトカラーの生産性はひどいもんですね・・・。
長時間残業で成果を担保し、忠誠を示す慣習をやめないと一向にハッピーな社会になれません。

日本のホワイトカラーに働き方の根源を揺さぶる、サードインパクトが来るのはいつのことでしょうか?


[ 新規事業 ] / 2008-10-05 09:18:12
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「まず、この無償ネットサービスでユーザを10万人獲得し、さらにサービスを拡充。ユーザ数50万人でEコマースに参入。その後・・・云々」

もう、妄想のポジティブスパイラルにはいっちゃって、大興奮状態。しかも後半のビジネスほどやたら説明が詳細というのが、このパターンです。
そりゃぁ、グーグルやマイクロソフトが、肝いりで始めた新事業なら、ある種の頂点からビッグビジネスをスタートさせることは可能でしょう。しかし、ぼくら一般人はそうはいかない。

上の話で言えば、Eコマースあたりの大成功後の話はどうでもいいとして、まずは、ユーザを10万人獲得するという最初のサービスについて詳しく教えてくれとなる。

「いや、無償ですから、10万人なら簡単に・・・」などと言おうものなら、鐘がカ〜ンと鳴って即アウト。
さすがにネット黎明期のようなこの発言はあまり聞くことがなくなったけれど、10万人集めるって、それだけでもすごいことですよ。

てなわけで、遠くの夢の未来を熱く語るのはブレスト段階ではとてもいいのだけれど、ホップ・ステップ・ジャンプ型のシナリオを説明したいのなら、8.5 : 1 : 0.5 ぐらいの比率でそれぞれの事業を語りましょうね。

新規事業は、「0」を「1」にすること。初めが肝心なのです。


[ ネタのタネ ] / 2008-09-27 17:49:04
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先日、日産先進技術センター(NATC)を訪問する機会を得た。
NATCとは、日産社外とのコラボレーションを加速するための研究開発拠点であり、そのための仕掛けが随所に施されています。
 →資料pdf

社員がリストアした日産製のクラッシックカーを展示したスペースから、お勧め本の紹介コーナーまで大仕掛けから、小さなアイデアまで大事に実現している様はさすが。

事実、感性を刺激し創造性を高めるオフィスとして本年度の日経ニューオフィス大賞にも輝いております。

で、横浜国大の仕事の一環なのですが、このエッジなNATCを見学するツアーを企画しました。
NATCの創発の仕掛けと仕組みを見に行きましょう!

永井の個人アドレスを知る人で、「行きたい」という方は、メールをくださいませ。
折り返し、詳細情報をお送りします。


日時
11/5(水)15:00〜18:30(軽食つき)

場所
最寄り駅:愛甲石田駅(小田急線)よりバスで25分
現地集合解散


PS
 残念ながら屋内は写真撮影禁止。
 写真は、外にあった電気自動車と充電装置


[ 閑話 ] / 2008-09-21 21:04:47
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前のエントリー、大腸内視鏡検査はとにかくショックであった。
生まれて初めての絶叫と、その声の大きさからか、最初一人だった看護婦さんが、いつのまにやら二名になっていた・・・。
検査後も空気でパンパンになったおなかを抱え、憔悴感とともに寝込む。

しかし、その後、私を癒してくれた二人に感謝。

・ご無沙汰している友人から、久しぶりにメールが届く
 タイトルは「お元気ですか?」と思いきや、・・・「お電気ですか?」。
 彼は元GE系企業勤務だったので、これは何かのジョークではないかとも思うのだが、問い合わせてもノーコメント。
 東大卒、かつ超キレものはやはり、間違い方も違います。

・五歳の娘にあっさりとこう言われる
 「パパ〜、・・・ダイヤモンドあげる〜」


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