ぼくとMOTHER2

MOTHER2のすばらしさを伝えます。週3回の更新をまず目標に。

NO.15 ツーソン

2006-01-07 23:52:54 | Weblog

 ツーソンに入るとすぐにこんな看板が置いてあります。
細部にまでしっかりと描かれているのがいいですねぇ~(^^)

 このツーソンには超能力を持つ女の子がさらわれたという
噂が飛び交っています。
この少女こそが一人目の仲間となる、ポーラ。
彼女はこの町にあるポーラスター幼稚園の園長の娘さんです。

 もう一つキーマンとなるのは「トンズラブラザーズ」。
めちゃくちゃ好きでしたこのキャラクター。
見た目黒いマリオとルイージw
彼らはこの先非常に重要な役割を果たしてくれます。

 この町も大きく、色んな人が生活しています。
「ヌスット広場」には広場を仕切っている「トンチキさん」がいます。
ヤクザのようなものでしょうか?
非常に情に熱い、サングラスをかけた強面のおじさんです。
この人もストーリーを進める上で重みのある人物です。

 あと、別の看板にこう書かれています。

「二番目の町だから、TWOSON お気づきでしたか?」

子供の頃はこれ見てかなり驚きましたw
ななななるほどっ(*'▽'*)
みたいな感じでw

NO.14 穴抜けネズミ

2005-12-21 23:55:30 | Weblog
 オネットを出て、次の町「ツーソン」へと向かうネス。
その道中で、「穴抜けネズミ」の家を見つけることができます。
親ネズミがこう言います。

「うちの子を連れて行ってください。迷路で道に迷ったとき、
出口まで案内してくれますよ」

まずネズミに頼まれごとをされたことがなかったので戸惑った。
なんて便利で親切なネズミがいたことか。
しかもネーミングが「あなぬけネズミ」。
センス良いですねw
この写真のネズミは、連れて行くネズミの弟で、まだ半人前(半ねずみ前??)。

「ぼくも連れて行ってほしいよう」

って言ってます。
かなり連れていってあげたかったけど、ゲームの設定上無理だったorz

 その日、どうも家の隅でガサゴソと音がしている。
どうせいつものごとくゴッキーだろうと思っていた。
ガサゴソ ガサガサ
もう慣れたもんよ。倒してやるか。
強気な少年の僕が立ち上がろうとしたその時、


「ちがう! ネズミや!」


母が叫んだ。
そう、初めて家にネズミが出た。
もうそうとう古い家だったから。


「このっこのっ!」


なんと母がネズミを倒そうとしている。


「ダメ!」


僕は母を止めた。
確かにどうも野生のネズミに対するイメージは良くはなかった。
でもどうしてもその時ネズミを退治したくなかった。
一瞬タンスの間をネズミの影が通ったのが目に入った。
そしてすぐに音がしなくなった。
ただじっと止まっていただけなのか、
それともどこかに通じる穴が開いていたのか・・・。
僕はそのネズミを穴抜けネズミと名づけ
てはいませんw

教訓:マザー2のネズミは可愛いけど、実物はけっこうデカイw

NO.13 警察署~つづき~

2005-12-18 23:55:42 | Weblog

 「さあ! 5人ぬきだ!」

 署長のこの言葉により警官と戦うことになったネスくん。
オロオロする間もなく一人目の警官が近寄ってくる。

警官一人目「キエーイ!なんだ、ぼくちゃんブルブル震えているね」

いきなりこんなこと言われて、テレビ画面の前でなんだかホントに震えてきた少年時代。
町で歩いてたら後ろから悪ぶったコワイ人に

「ねえねえお兄ちゃん、お金貸してくれない?」

なんて言われて、勇敢にも

「お前なんかに渡す金はない!」

なんて言ったらそのコワイ人がほんとに恐い顔で

「あーん!? 金出せって言ってんだよ!」

なんてすごんでくるもんだからビビッて声が出なくなる。

そしたらコワイ人がニヤリとして

「あれあれ? 君、震えているね」

なんて言っちゃって近寄ってくる・・・

この警官一人目のセリフを聞いたときにこんな感じの恐さが一瞬身を襲いました。
実際にからまれた経験はないけど、想像するととても怖い。
「震えているね」
なんて言われながら一歩づつ近寄られたら、たぶん僕は動けない。
この後どうなってしまうのか・・・ブルッ

警官一人目を倒すと二人目が近づいてきて、
警官二人目「スーパマンより強いのはポリスマンだぜ」

なるほど、彼は警官という職に非常に誇りを持っているように感じました。

 警官三人目「市長さんにちょっとおだてられたからっていい気になるなよ!」

彼は、自惚れることなかれ、人間怠慢さを持つべからず、
といったことを教えようとしてくれました。

警官四人目「カモーン!身の程知らずのベイビー!」

この人を倒すと

「ギャフン!やられちゃったよーん」

もうふざけてるのかと。
ふざけた奴は受け付けないけど、変に愛着を感じた。
おふざけさんとお調子者とは少し違う??
可愛げの大切さを感じます。

警官五人目「えーい、おれじゃあ話にならん!」

そう言って逃げていきました。
警官が逃げるとは思ってなかったので、意外性抜群でした。
子どもながらに
「え~警官が逃げたよ~!?」
なんて思ってなかなかセンセーショナルな出来事でした。

署長「ただの力自慢では君の相手は無理なようだな。よし…私の「スーパーウルトラサンボマンボマーシャルアーツ」と対決してもらおうか」

 なにを言ってるかわからないまま戦闘。
どうやら技名だったらしく、戦闘中に何度か繰り出される。
なんとか署長を倒す。

署長「これほどの力を見せるとは…
ツーソンの道をあけよう。少し待ちなさい。無線で連絡するから」

(ピーピーガーガー)

署長「今からンネスという赤い帽子をかぶった少年が行くから、
ツーソンへの道路の封鎖をときなさい。
これは命令である」

ここ好きです。
ネスの為に上から下へ命令されているこのシーン。
権力というものを見せてもらいました。
そして一少年が、権力者に権力を使わせる心地よさ。
僕の為に権力を行使してくれている…
VIP待遇とか、特別観覧席とか、優遇券とか、
そういったもの大好きですはいw

そしてしばらくしてからオネット警察署で署長に話しかけると

署長「最近、“マザー2”をやっているのだが、なかなか苦労しているよ」

粋なはからいですよね作成者さんの。
年代の違う人と、同じことに取り組むっていうのはなんだか温かく感じます。
世代間での趣味の疎通になんだか心が温められることを知った一言でした。

                          オネット編終了

NO.12 オネット警察署

2005-12-13 23:27:01 | Weblog


 前回警察に出頭令の出されたネスは、
しぶしぶながらもオネット警察署に辿りつきました。
警察署に入るやいなや、あの警官に出会います。

「やっと来たか。ジャイアントステップ帰りの生意気な少年よ!
いいか!立ち入り禁止ということはつまりあれこれで
くどくど・・・くどくど・・・」

かなり頭が痛かった。
ゲーム内でマジお説教ですよ。
説教警官から解放され、傍に立っている署長さんと話をすると、

「そうか、どうしてもツーソンへ行くつもりなんだね?」

あるイベントを見ていなければ、これはかなり唐突な会話になります。
そのイベントを見ていればすんなり納得なんですが、説明しますと
「どうもツーソンにいる超能力者の女の子に危険が迫っている!」
という情報をネスがキャッチするわけです。
しかし現在オネットでは厳しい交通規制で町から出られない。
ある警官なんか

「ツーソンへの道はオネット名物の道路封鎖中だ!
絶対に通れないんだ!」

もうホント文字通り絶対に通れないんです。
オネット名物道路封鎖、これはなぜかかなり印象的でした。

署長「そんなに行きたいのか・・・ではついてきなさい」

署長についていくと、そこは何もない広い部屋。
なぜか署長の他に5人の警官が立っている。

署長「それでは、それだけの資格があるということを見せてくれ。
5人ぬきだ!」

警官5人とバトることになっちゃいました。
                       ~つづく

NO.11 一番目の音GET

2005-12-12 20:10:58 | Weblog


 「音の石」がジャイアントステップの音を記憶し、
ネスの一つ目となる「自分の場所の音」を手に入れました。

 画面上にもあるように、「自分の場所」に行くことで、
一瞬ネスが過去を垣間見るシーンが出てきます。
ネスの目に一瞬うつった小さなむく犬というのは、
もちろん以前紹介したチビのことです。
音を集めていくことでネスの小さな頃を想像させてくれます。
これもまた楽しみの一つ・・・。

 ジャイアントステップから出てくると、待ち構えていた警察に呼び止められます。
もしかして褒められる? と思ったら

「ちょっと、ちょっと、キミキミ。
立ち入り禁止の看板が読めなかったのだね?」

え? 側にある看板を調べてみました。

看板「KEEP OUT」

・・・

そうです。
立ち入り禁止、です。
子ども時代の僕がイングリッシュなんて読めるはずもなく、
正直に「はい」と答えました。

「字の読めない少年よ!
あとでオネット警察署に来なさい!」

え~~~汗
逮~捕ですか??
まだいたいけな少年をもしかして逮捕しちゃうんですか?
なにより字の読めない少年!と言われたことにショックを受けました。
この日、KEEP OUTの意味が心に刻まれました。

NO.10 「最初の町オネット~第5回」

2005-12-07 23:54:21 | Weblog


 市長からもらった鍵を使ってジャイアントステップに
たどり着いたネス。
その名の通り「でっかい足跡」を発見する。

 ここに来るまでに洞窟を抜けてきたネスですが、
「ギーグ」(←この物語のラスボス)によって
変になった動物達が幾度も襲ってきました。

 その一つが「わるいネズミ」。
その名の通り悪いネズミです。
悪いネズミなのに愛嬌がある。
他にもナメクジや黒いアリが襲ってきます。

 このゲーム内では、敵を倒すと
「~をやっつけた」「~を倒した」「~を退治した」
といった表現は使われていません。
「~はおとなしくなった」
と表現されています。
ネスは動物達、あるいは宇宙人たちと殺し合いをしているのではなく、
「変な状態ではなくいつもの状態に戻してあげている」
という創り手の意思がここにあるのです。

 このジャイアントステップに来ると、
ネスの持っている「音の石」にここの場所のメロディが記憶されます。
この「音集め」もこのゲームの大きな楽しみの一つです。
一つ一つの場所の音が非常に良い所で切れてしまうので、
続きの音を早く聞きたくて仕方がなくなってしまうことうけ合いです。
でもこの音を全部集める頃にはラストが近くなっている…
この物語ともお別れを迎えてしまう…
早く先に進みたくないという思いに駆られる一方で、
楽しみとさみしさを併せ持った奇妙なジレンマと出会うかもしれません。

NO.9 「最初の町オネット~第4回」

2005-12-05 19:47:02 | Weblog


 さて彼がオネットの市長、「G.H.ピエール」さんです。
町の不良達に勝利した後で話しに行くと、
ネスに対してへりくだった態度で歓迎してくれます。
そして最後に

「え?ジャイアントステップにつながる小屋の鍵がほしいと…
よいですともよいですとも。
ただし、危険な目に遭っても私の責任を…追及しないようにね?」

でましたよ。
大人の責任逃れ。
今の時代にも恐ろしいほどありふれているこの手の大人。
オネットの町だけで本当に様々な人間達がいる。
マザー2を通して言えるのは
まさに現実世界の縮図、なんですよね。

彼のこの問いに「いいえ」と答えてみました。

市長「大人がおとなしく頼んでいるうちに言う事を聞くんだ!」

当時このセリフを初めて聞いた時はこわかった。
大人の本当の姿を見た気がして。
ちょっと生意気なこと言うと豹変する大人…
もしかして近くにもいませんか?
大人ってこわい。
それを感じさせてくれた市長。

彼の問いに「はい」と答える。

市長「話のわかる子どもだ。これが鍵です。どうぞ」

なんて丁寧なお言葉。
大人は怒らせさえしなければ優しいんだよね。
大人の喜ぶようにやれば、大概はうまくいくんだよね。
大人になんか頼らず必ず世界(マザー2の世界)を救おう!
子どもだからってなめんなよ!
そんな風に製作者の意図通りに憤慨して鍵を受け取った少年時代の僕。

しばらく経ってからこの市長に会いに行くと。

市長「やぁ、ええと・・・ナントカさん!」

喉まで出掛かってるのに名前が出ない・・・とお困りの方。
絶対思い出してあげましょう。
某CMの浅○さんのようにならないようにw

N0.8 最初の町「オネット~第3回~」

2005-12-02 23:16:48 | Weblog

 ついに来ました「シャーク団」のアジト。
アジトは町のゲームセンターの中。
当時不良の集まる場所の代名詞だったのでしょうか。

 彼がボスの「フランク」。
話しかけるとキレられて即行バトル開始です。
彼は「ナイフ」で攻撃してくるので、
回復アイテムのハンバーガーを5個ほど持っていると心強い。

 そしてフランクとの戦闘に勝利すると・・・
木の陰に潜ませている「フランキースタイン2号」
に乗り込み再び戦闘開始です。
さすがに強い「フランキースタイン2号」。
ですが不思議な超能力を駆使しつつ、
なんとかネスは「シャーク団の秘密兵器」をも撃破します。

 「お前の知りたがってる“ジャイアントステップ”の
秘密を教えてやろう」

 ここで不思議なエナジーを有する場所。
「ジャイアントステップについての情報と、
そこへの行き方を教えてくれます」

 「ジャイアントステップに通じる小屋の鍵は
オネット市長が隠し持っている。
オレより強いネス!がんばれよ!」

 どうやら鍵は市長が持っている様子。
市役所へ行き、次に目指すは「ジャイアントステップ」!です。

最初の町「オネット~第二回~」

2005-12-01 23:50:44 | Weblog


 オネットは広い。
とにかく歩き回ると様々なものがある。

 その一つがここ、「くちばし岬」。
町の少し外れにある岬。
オネットで海を一望できる唯一の場所だ。
そしてそこにある「売り家」。
この家のドアに話しかけると

「ちょっといいでしょ。この家。売りますよ。
たったの7500ドル!」

当時の僕にはこれがどれくらいの値打ちかわからなかった。
大雑把に言うと750000円。
75万円。
75万円?
安くないか?
え?ほんと安いなおぃ(@。@;
とにかく当時はこれが7500万円ぐらいに値すると感じていた。

 そして後々7500ドル集めてこの家を買った。
あえて家の中のことは今は言わないでおこう。
みんなもお金に余裕が出来たらぜひこの家を買って欲しい。
75万円で買える理由がわかると思う。

 町の探索もそろそろ終盤。
どうもこの町には「シャーク団」という不良集団がいるらしい。
今回一人の不良少年から話を聞くことに成功した。

不良少年A「フランクさんはとんでもない武器を隠し持っているのさ。
      あれさえあれば、軍隊とだって戦えるぜ」

何を言っちゃってるんでしょうねこの不良少年Aは。
そんなやつと戦って勝てるはずがない。
なにしろネス君は12歳の少年なんですから。

 しかしこのネス少年だって負けてはいない。
彼は冒険の当初から、「バット」を装備している。
そしてその「バット」で宇宙人やおかしくなった動物達と戦っている。
そう、「バット」で。
バットを装備してる人なんて野球選手しか見たことないですよ。
野球選手意外でバットを装備してる人となると…(汗

次回はついにネスがシャーク団に突入します。
バットを振り回して。

「最初の町 オネット~第1回~」

2005-11-25 20:36:43 | Weblog


 ネスのいる町、つまりは最初の町「オネット」
この町には市役所や警察署や病院、ゲームセンターやドラッグストアやピザ屋など様々な建設物があります。

 この町のどこかに少年達の「隠れ家」があります。
これは意外とわかりにくい場所にあるので、
見つけた時は「おおっ!」と呟いてしまったのを覚えています。

 この、つい「おおっ!」と言わせるのがこのゲームのすごいところ。
この町だけでもたくさんの個性的なキャラクター達がいます。
例えば「話しかけても「………。」の男」。
彼は「非常に無口な男」なのです。
そしてこのキャラが、最後の最後に重要人物になったりする。
不思議と忘れないんですよね。こういう人のこと。
か~なり時間が経過し、最後のダンジョンなんかで、
「無口な男がどこかにいるはずなんだ、探してきてくれ」
と言われた時に、あ、オネットのあいつか!
と思い出せるんです。意外と。

 アイテムで驚いたのは、
「町の地図」を図書館で貸してくれること。

「ハーイ!
子供に貸し出しできるのは地図くらいのもんだけど、いい?」

このお姉さんは地図を「貸してくれた」ので、
変にマジメな僕は しばらく経ってから地図を返しに行きました。

「ハーイ!
町の地図はまだ返さなくっても大丈夫よ。
2001年くらいになったら返しにきてちょうだいね!」

おおっ!返さなくていいんだ!
小学生時代、県立図書館で初めて借りた本をいつまでも持ってると

「nachannさんですね? 早く本を返しに来てください」

なんて怖い電話が図書館からかかってきました。
そういう経験から、借りたら返すということを学んだのです。
そんな時期だったので余計に「おおっ!」が出ました。

 そして画像にありますピザ屋。
実はピザ屋に行っても何も売ってくれません。
すると店員さん。耳元で

「ヒソヒソヒソ」

デリバリー専用の電話番号を教えてくれました。
「おおっ!なんか得した気分w」
このゲームでは、ピザは宅配で買えるのです。
なにより店員さんのセリフの後の「ニコニコ」
で心を温められてた少年時代でした。