心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

秋は読書も^^;

2017-11-20 | 日記
先週一週間は、この所めっきりしなくなった読書に久々親しんでいた。というのも
一週間前の日曜に、カンナムチングから日本の映画を見たと、電話がかかってきて
たまたまその原作『博士の愛した数式』は去年の引っ越しの時処分しないで持って
来たので引っ張り出し読んでみることに~。
20年ほど前に買い求めたものだが、すっかり忘れてしまっていて、まるで初めて
読むように新鮮だった。ついでに同じころ購入して読んだ『センセイの鞄』もひっ
ぱりだして昨日読み終えた。

『博士~』は交通事故の後遺症で80分以上前のことを記憶できない初老の男性と
彼の日常生活の世話をするために雇われた家政婦とその息子の交流を描いている。
自宅の中だけに数字のみを友に、外の世界とはかかわりを断って生きている博士だ
が、子どもに対して示す愛情表現がとても良い。子どもというものは無条件で愛さ
れ保護されなければならない存在であると、普段の博士からは考えられない積極性
をもってかかわるのである^^

『センセイの~』は同世代の男には、どこかぎくしゃくしてうまく付き合えない
けれど、行きつけの居酒屋で妙に食べ物の好みが合う客と知り合った30代も後半
の女性の、親子と言うより祖父と孫娘程も年齢差のある男女のお話。


二つの話を読んで思ったキーワードは‘癒し’、そして何の脈絡もなく、もう何年も
前に我が心の俳優がそんな映画を撮りたい(演りたいだったか?)と何かのインタビ
ューに答えていたことも思い出した。