猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

トランプと金正恩の罵り合いは、72年前のアメリカと日本の状況を想起させます。恐ろしいです…

2017-08-13 06:27:38 | あんじゃあない毎日

この写真は昨日のスポニチで見っけたんです。10日付のフランスの新聞「リベラシオン」の一面に掲載された風刺写真なんだそうです。アメリカのトランプ大統領の顔の輪郭の中に、北朝鮮の金正恩将軍の顔が組み込まれてます。口汚い言葉で応酬し合っている二つの国の指導者を風刺しているんです。

 それにしても異様なことです。
「北朝鮮はこれ以上、米国を脅さない方がよい。世界が目にしたことのないような火力、怒り、はっきり言えば力に直面するだろう」、これは8日にトランプ大統領が記者団に語った報じられた発言です。
この発言そっくりな言葉が、72年前の今ごろ、当時のアメリカ大統領の口から発せられています。
日本が降伏を受け入れないなら「世界が目にしたことのないような破滅の雨が空から降り注ぐ」と、1945年8月、当時のトルーマン大統領が広島への原爆投下後に出した声明です。アメリカのメディアの多くは、トランプ大統領の発言をトルーマン大統領の72年前の声明になぞらえて報道しているとのことです。

昨日の午前、細井町まで行った帰り、桃の木川に寄ってみたのですが水が濁っていて川底を見ることはできませんでした。去年の今ごろ、この辺りで梅花藻の群落が見られたのですが…

  11日には、北朝鮮が米領グアム島周辺への弾道ミサイル発射計画を公言したことを受け、トランプ大統領は、ツイッターに「北朝鮮が無分別に行動した場合の軍事的解決の準備は万全で、臨戦態勢にある」と書き込んだそうです。

環状線の歩道に白い小さな花がたくさん散ってました。街路樹として植えられたハリエンジュの花です。

 同じ11日、トランプ大統領は、政治的混乱が続いている南米ベネズエラに対して、「必要ならば軍事作戦の可能性も含めた選択肢」を考慮していると発言したと伝えられました。
何でもかんでも軍事力優先なんですね。

勢多農林の北側の実習農場、田んぼ意の稲が育ってます。ここの田んぼはね、夜になるとカエルの大合唱が聞かれるんです。ニホンアマガエルだけでなくて、数種類のカエルが暮らしているみたい…、気を付けて耳を澄ますといろんな声が聴かれます。トランプが近づくと、カエルも鳴くの止めるかな…

 この日の朝のツイッターでトランプ大統領は、「北朝鮮が愚かな行動を取った場合、軍事的な解決の準備は完全に整っている」と書き込んでいるそうです。北朝鮮に対して軍事的な報復を辞さないようです。
これに対して北朝鮮からは、新たな国連制裁決議発表後の3日間で、全国で大学生や女性を含む347万5千人が北朝鮮軍への入隊を嘆願したと労働新聞が報道、「祖国決死守護の聖戦に総決起している」と伝えているそうです。
太平洋戦争末期のアメリカ軍による日本本土空襲の時の様相にそっくりな気がしています。日本でも、沖縄戦の終盤を迎え、本土空襲の激しさが増していた昭和20年6月に、男子は15歳から60歳まで、女子は17歳から40歳までの者を徴兵できる「国民義勇兵役法」が制定されたんです。そして、学校では竹やりを使った軍事教練が日常化しました。

農場の田んぼ、稲の脇に奇妙な形の葉っぱをした作物が育ってます。オモダカの仲間のクワイですよね。根っこが食材になります。この辺りではほとんど姿見ない作物なんで嬉しくなりました。

 でもね、こういう報道もありました。
こんな具合に、トランプ大統領が北朝鮮に対し強い表現で警告し続けていることについて、アメリカでも懸念の声が上がっているっていうんです。「アメリカ議会のおよそ60人の議員が共同でティラーソン国務長官に書簡を送り、強い懸念を示すともに、大統領の言動を自制させるため、国務長官が、あらゆる努力を払うべきだと」訴えているそうです。アメリカにもまだ正気が存在しています。

家に帰ると、キキは昼寝の最中でした。
糸駒は、前橋市の文化協会が主催する「子ども体験教室」の日本舞踊のお稽古に出かけて行きました。

 

中央前橋駅近くにある銭湯『成田湯』の入り口に猫がいました。ちなみに、成田湯で猫が湯あみしているとか、三助のバイトをしてるとかいう報道は一切ありませんし、誰かさんを挑発しているという事実もないです。ここは、平和です…

でもね、大国の指導者がひたすら『軍事力』を振りかざして、口汚く罵っている姿はなんともいただけないです。そして、何よりも、72年前のことをしっかりと想起させてくれる恐ろしさがあります。

昨夜の前橋は花火大会でした。でも、そちらはおいておいて、NHKスペシャル『本土空襲全記録』を見ることにしました。

 

   

その前に夕食です。キュウリとじゃが芋の冷たいスープ、夏野菜のサラダ黒ごま風味、とろとろのマーボナス、そしてしば漬けチャーハンです。
スープのキュウリはもちろんにわか菜園産、ジャガイモは富士見のSさんからのいただき物、夏野菜のトマトとキュウリもにわか菜園産、マーボナスのナスは「母がつくったんです」っていただき物、チャーハンのしば漬けはもちろん自家製、ピーマンはにわか菜園産でした。
キュウリとじゃが芋の冷たいスープ、「きれいでおいしい、キュウリの香りがするね」って、大好評でした。

 <夕食後、おヒゲはNHKスペシャルにひとり見入ってました。ときどき唸ってました。
このNHKスペシャル『本土空襲全記録』はさ、8月16日(水) 午前0時10分(50分)に再放送されるそうですし、NHKオンデマンドでも配信されるってことです。ご覧になってください>

トランプという異様な指導者の力を誇示するばかりの発言がすこぶる気になった一日でした。世界があんじゃあないために、国家の指導者はもっと優しい言葉で話しをしてほしいと思いました。
でもね、トランプ大統領は、10日に、自身の発言について「厳し過ぎると言う人もいるが、まだ厳しさが足りなかったかもしれない」と反論したそうです。

 

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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