猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

野菜高騰の折は、直売場で規格外の野菜を探して、夜は紅白おむすび…

2018-01-14 06:55:51 | あんじゃあない毎日

高崎の東国分町かな北原町になるのかな、いずれにせよそのあたりの白菜畑で見た警告看板です。「盗むな。ドロボー! 警察連絡ずみ。」、何とも物騒です。畑の白菜を盗んでいく人がいるのですね、生産者の憤りも半端じゃない感じです。

 一昨日高崎に出かけた時に見たんです。
昨日はユキ子さんが上京するのを見送った後もしばらく留守番をしながら、新聞読んだりテレビ見たりしてたんです。そしたら、新聞もテレビのワイド番組も野菜の価格高騰のことを取り上げてました。「今月上旬の市場価格は前年の2倍」(上毛新聞)なのだそうで、「1㎏あたり285円」。でも、こう言われてもよく分かんないですよね、高いのか安いのか…

 白菜の規格は、産地によって多少の違いはありますが、Mサイズが1.8〜2.5㎏、Lサイズが2.5㎏〜3㎏、2Lサイズが3㎏以上てな感じなんです。すると、白菜漬けに使うLサイズで1個700円から850円という価格になるんですね。やっぱ、高いですよね。
写真は白菜泥棒が出ている辺りの農道です。高いからって盗んじゃいけないですよね。

  テレビのインタビューに答えてた専業主婦っぽい女性は、「あちこち廻って、安いのを探してます…」って防衛策を話してましたけど、市場を通ってくる野菜は規格が決まっていて目方で値段が決まりますから、何処で買ってもそれほどの価格差はありえないんですけどね…

左の畑は収穫期を迎えた長ネギ、右は植えられたばかりの玉ねぎみたいです。畑を見て歩いている分には、生産者の皆さんはちゃんと仕事をしてくれているんです。やっぱ、「天候不順」が原因みたいですよね。

 これはね、昨日JAファーマーズの直売コーナーで買ったものなんですけど、左がミニ白菜、右がヤマトイモです。ミニ白菜というのは小型に品種改良された白菜なのですが、規格は1個当たり600gから1,500gとけっこう大きな幅があります。そして、1㎏以下の小型のミニ白菜は新聞報道の1㎏285円という単価よりもかなり低い価格になっているみたいです。購入したのは1㎏弱、価格は150円でした。消費者も白菜は大きいほうが品質が良くておいしいという先入観があるみたいです。其れなので、ミニ白菜も小さなものほど重量当たりの単価が安くなっています。
昨日買ったミニ白菜、品質は十分に納得できるものでした。それなので東京から戻ってきたユキ子さんもおいしいって食べてましたよ。

右のヤマトイモは見るからに、明らかに規格外です。形状も、個々の重量も全く不揃い、全部で700gほどあって150円でした。これは半値どこじゃないです。

  これは北原あたりで見た人参畑です。半分ほど収穫されてましたけど半分ほどは残ってます。もう収穫期になっているはずなのですが。
畑を見ていると、規格に合っていないものや、虫食いやなんかのある傷物は畑に放置され、あとで鋤き込まれています。右の写真は昨日掲載したキャベツの収穫風景です。農夫が持っているのはキャベツ用の段ボール箱です。これに決められた個数を詰めないと出荷できない仕組みになっていますから、小さな規格外のものは出荷しようとしてもダメなんですね。
「天候不順」で野菜の生育が良くないと、「規格」に当てはまらないのが増えて「出荷量」が減る、だから「高値」になるという図式みたいです。

 春キャベツの畑です。
JAファーマーズなんかの直売が比較的に低価格なのは、通常の流通ルートでは扱われない規格外の野菜を生産者が直接出荷してくれているおかげがあるようです。普段から規格外野菜を食べ慣れている私にすると、野菜が生育不良の時には、規格外野菜の流通方法を考えてほしいなと思うんです規格外野菜は、報道されている市場価格の半分以下の値段なのですから。

東国分町の集落の路地です。いいですね。猫にも出会ったんですが、顔見知りでないので警戒されて、写真を撮らせてもらえませんでした。
野菜と一緒でさ、人間の男も見た目で判断しちゃいけないのにね…

 

 昨日はユキ子さんを送り出してから、スズランデパートに行って、温かい冬の靴を買って、ついでに『大群馬展』をのぞいてきました。いろんな人に出会っちゃいました。よかったです。

 私が暮らす城東町4丁目の路地です。腰のあたりの模様がとても面白い顔見知り猫が道端で日向ぼっこしてました。
風も凪いで、寒かったけど穏やかな1日でした。

 去年までの寒い日は、窓から差し込む日差しの中でキキが昼寝をして帰宅する私を待っていたのですけど、今年はもうこういう姿を見ることができなくなりました。でもね、ベットの上に猫窓から差し込む光をを見ると、キキがいるみたいに見えてしまいます。でも、いないんです。写真は去年の1月です。

 遅く帰ってきたユキ子さんに、白菜とヤマトイモを使って夕食を作ってあげたのですが、写真を撮り忘れました。
で、〆のご飯は、ご苦労さんでしたってんで紅白のおむすびにしたんです。使っているのは、伊予は宇和島の井上蒲鉾本舗の『けずりかまぼこ』です。マナティーさんからもらったんです。コチラにはない食材です。
「キキのおやつみたい…、おいしい…」、ユキ子さんが言ってました。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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1 コメント

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Unknown (くろ)
2018-01-14 11:11:40
規格外野菜もったいない!!

ほんと、キキさんがいるみたい、でしょうね…

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