猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

シャトアさんが焼いてくれたプラムリーアップルのりんごパン、ものすごくおいしかったです

2017-09-13 06:25:14 | あんじゃあない毎日

シャトアさんにお願いしていたりんごパンが出来上がりました。
克子&明さんから頂いた、長野県は小布施の産のプラムリーアップル、イギリス生まれの料理用青リンゴを使って焼いてもらったパンなんです。

   連絡をいただいていたので、昼前に中央通商店街の裏通りにあるお店を訪ねました。工房で見慣れない女の子がパン生地を丸めてます。
「今日は、一中の生徒さんが来てるんです」
「体験学習ですか?」
「そうなんです、今日は一人、明日は二人なんです」って、五十嵐さん嬉しそうです。

 「お約束通り五つできました。リンゴの酸味がレモン並みに強いので、何で甘さをつけたらいいのかなって、黒糖とか、メイプルとか、ハチミツとか…、いろいろやってみたんです」
「わぁ、面倒かけちゃいましたね…」
「そんなことないんですよ。楽しかったです。これ、説明のメモなんです…」

  渡されたメモには、プラムリーアップルを焼きリンゴに加工したやり方と使った甘味料の説明、それと、パンの焼成について、ていねいに記録してくれていました。
ふむ、ふむ、なるほど…、プロはさすがだいね…

「焼きリンゴにするのに使った材料が分かるように、旗立てておきましたから…」、パンにメイプルシロップとか、ハチミツとか、黒糖、三温糖、それからオリゴ糖って、5種類の旗が立てられているんです。こんなん初めてです。
細かな気遣いをしていただいて、なんとお礼を言ってよいやら…。

 

 家に持ち帰ると、キキはお昼寝の真っ最中、「りんごパンできたよ」って声かけても起きてくれません。

 千代田町の稽古場へ出かける直前のユキ子さんと試食です。「う~ん、すごい! おいしい、すごくおいしい!」、パン好きのユキ子さんも感動しきりでした。
試食をすませると、すぐにユキ子さんの両親のところへひとつお届けしました。
リンゴを届けてくれた克子&明さん、おいしいパンに仕上げてくれたシャトアさん、本当にありがとうございました。ごちそうさまです。

 

 塀から伸び出したマルバハギが最盛期を迎えました。たくさんの花が地面に散り敷かれて、いいですね。

   岩神町の養田鮮魚店から、「良い魚が入荷しています。ご来店ください」ってメールです。出かけて見たら、アマダイだの、アオダイだの、タチウオだの…、いいですね、アマダイとヘダイを分けてもらうことになりました。

 

 家に戻ると、キキがお気に入りの椅子の上にいました。
<『前橋の路地』の第1作は出来たの?>だって。
「第1作でなくてね、本格試作ってのを作ってみたよ、見てくれる…」

 

 前橋の路地本格試作 昔、マエカンがあった

 平和町1丁目、雷電神社がある。9月30日と10月1日に秋の例大祭が開かれるって掲示が出されている。
前橋のまちの祇園祭で曳き回されていた山車のほとんどは前橋空襲をで災して、今はもうない。でも、この社の山車は、空襲んp被害を受けなかった。今年も美しい見せてくれると思う。

 神社の裏手へ出る。玉垣沿いに東に向かうと、よく猫に出会った空き地があったのだけど、最近除草剤が撒かれて猫の姿を見なくなった。その空地の先…

 狭い路地の入り口がある。昔はこんなではなかったな…、殺風景な路地を見て思う。でも…

路地に入るとすぐ、右手の新しくできた家の庭から赤い実をたくさんつけた庭木が路地にせり出している。
あれ、ツリバナだ。低い山地の林が開けたところでよく見た木だ。庭木にされている。
紅い実がたくさんぶる下がっている。

  きれいな実だ。熟した実は勝手に割れて、中から橙色の種が顔を出している。

  狭い路地は突き当りで左に曲がっている。こっちは何の変哲もない、殺風景なだけだ。この道も突き当たる。
突き当たった角の家は無住のようだ。昭和町で暮らしていた15年前まで、まちへ出るのにこの路地を抜けていたのだけども、この建物が何に使われていたのか思い出せない。なんだったっけな…

  角を出ると、右手に平和町の表通りが見える。
通りに出る道の左手は新しい住宅が立ち並んでいる。以前、マエカンがあったところだ。1階はパチンコ屋、2階が映画館、裏手の階段から上がると麻雀荘、総合的娯楽施設だったんだ。
駆け出しのころ、「出てくるね…」といって、ここにしけこんでさぼっていた知り合いがいた。携帯がない時代、パチンコ台の間をまわりまわって、彼の姿を探していたことを思い出した。

猫には会えなかった。

 

 <ふ~ん、地味だな。もっとパッとしたのできないの? あんまし昔にばかりこだわらない方がいいと思うな…>、キキの反応はあんまし芳しくなかったです。でも、こんなものです。試作はここまでにします。

 

   夕食は、千代田町の稽古場が遅くまでかかって、二人が戻ったのは8時を過ぎてました。
コハダと野菜の酢の物、アマダイの刺身、アマダイとマイタケの蒸し物、養田さんちへ行った日はきれいな料理が並びます。

   それと、ヘダイの塩焼き、椀はとろろ汁、どれもおいしかったです。
そして、デザートは、シャトアさんに無理言って焼いてもらったプラムリーアップルのりんごパンでした。「おいしいね」、甘酸っぱいリンゴ、伯母さんも気に入ってくれました。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 それから、東京新聞社主催の『推薦名流舞踊会』(国立大劇場・9月23日)に出演させていただきます。清元「卯の花」をつとめます。

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2 コメント

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美味しそう (ちかにゃん)
2017-09-14 10:52:41
シャトアのママさん 本当に熱心ですよね。

お店休んでまで パリでフランスパンの勉強をしてきたのですものね、あれから 味がすごく良くなったんですよ。

私もファンです。
シャトアさん (ヒゲクマ)
2017-09-15 08:29:16
ちかにゃんさん
ありがたいことです。こういうことがお願いできるのが凄いです。さらに、いろいろ工夫して楽しませていただいて、患者です。
96歳、93歳、91歳、86歳…、高齢者の皆さんもとても喜んでくれました。

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