猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

藤岡市上落合の伊勢塚古墳の模様石積のアートな石室で物思いにふけって、根岸物産の『今助』のキムトマうどん食べてきました

2017-02-09 06:06:04 | あんじゃあない毎日

この石積は藤岡市上落合に遺されている伊勢塚古墳の石室の側壁です。『模様積み』と名付けられている石の積み方です。少し大きめの自然石を取り囲むように小さな結晶片岩を積んであります。
なんとも美しい飛石模様です。6世紀に作られたんです。1500年以上崩れずにあるのです、不思議です。この辺りは、深谷断層帯があって、約9千年前に大きな地震に見舞われています。その時も、その後の関東大震災やなんかでも何事もなかったみたいです。すごいです。

 <「自転車なんかで行ったらダメよ、危ないから」、朝ごはん食べてるとき伯母さんに言われてたんです。それでおヒゲはさ「では、電車で行ってきます、向こうで貸自転車借りますから」なんて調子の良い返事してたんですけど…。でも、藤岡の古墳を見るのに自転車で出かけちゃったんです、嘘つきなんです! いけないんだもんね~、嘘ついちゃ!>

  利根川岸の梅林です。藤岡だけじゃなかったんです。高崎の京目にも寄りたかったんです。ちょいと相談もあったし、意見も聴きたかったから…
萩原町で前にあったことのある猫にも出会いました。日向ぼっこしながらゴロゴロです。

  高崎の倉賀野町の共栄橋で烏川渡って、山名に出て鏑川橋で鏑川を渡ると藤岡の落合に出るんです。そんなに飛ばさなくても前橋の私んちから1時間ほどで着くところなんです。

これが伊勢塚古墳です。小さな古墳です。径が27メートルほどの不正形な八角形をしているのだそうです。高さも6mだそうですから普通の平屋の住宅ぐらいです。
石室の入り口が見えるでしょう、いつ行っても入れるんのですよ。

   これが石室への入り口の羨道です。丸い川原石(自然石)を積んでいます。漬物石にちょうど良いくらいの大きさの丸石の間に小さな丸石がていねいに埋め込まれています。
石室の入り口は『玄門』と呼ばれてますけど、厚さ10cmほどの一枚石でつくられています。上に見えるのは『疑似まぐさ石』と呼ばれるものです。まぐさ石というのは古代建築の柱と柱の上に渡された水平なブロックを形成している石のことです。
この古墳のまぐさ石はさ、玄門の側壁の切石の上に乗ってないんですよ。微妙にずれてます。切り石でできている側壁は水平な石を支えていないのです。面白いです。

それとさ、この古墳の石室の高さは2mほどありますから楽に立ってられますけど、玄門の高さは1m50㎝ぐらいかな、まぐさ石に頭をぶつけないように気をつけましょうね。

これが石室の中です。模様積みの側壁は緩やかにカーブしてアーチ状になっています。アーチ状の石室って珍しいのですよ。石室の天井は大きな砂岩の一枚岩がのってます。よくこの側壁の上に乗っているな、崩れないのが不思議です。ほんと怖いですよ。

専門家のお話しでは、藤岡から埼玉県北部の古墳で子の模様積みの石室が見られるのだそうですが、伊勢塚古墳のが一番美しいそうです。

玄門から差し込む光の中でいろんな色の石に囲まれてすごく不思議な気持ちになります。
古代の人々のものすごく高度な石積み技術が作り出しているアートな空間なんです。
久しぶりに一人で石室に坐りこんでいました。この不思議な空間で物思いにふけりたいってんが狙いだったのですけど、考える力が自然になくなって行くみたい…

 

 伊勢塚古墳のすぐ北に国の史跡指定を受けている七興山古墳があります。こちらは墳丘の長さが140mを越える大きな古墳です。

墳丘の上に登ると赤城山が見えます。ここから見る赤城山もいいです。

  七興山古墳の墳丘上にはたくさんの石造物があります。阿弥陀さん、観音さん、羅漢さん…、でもね、そのほとんどに首がないんです。切り落とされています。
これってね、明治維新の時の廃仏毀釈の過激行動の結果ではないのかなと思います。
ヒトの心の激動は残忍な風景を遺してくれます。でもね、こういう残忍な風景も大事なんですね、自分の愚かさや、間違った行いに気付くきっかけを作ってくれますから…

  七興山古墳を中心とする古墳群は白石古墳群と呼ばれtれいます。たくさんの古墳が今も見られます。藤岡市歴史館という博物施設もあります。時間があったら散歩するといいですね。

急に伊勢塚古墳のこと思い出したのはね、若狭徹さんの『前方後円墳と東国社会』を読んでたせいなんです。その第4章、『変質する東国と王権の関係』の中で、七興山古墳や緑野屯倉のことが論じられています。それ読んでたんです。

伊勢塚古墳で時間を費やしたものですから歴史館でトイレを借りたら昼近くになってしまいました。腹減りました。

 

  で、昼食しに藤岡のまちへ、落合から藤岡駅までは5㎞ほどあるのかな、でもどうしても寄ってみたい店があったんです。
JR八高線の群馬藤岡駅です。いいな、とんがり屋根…
すぐ近くに看板のはずされた建物、そうなんです、つい先だって閉店したイトーヨーカ堂藤岡店です。前橋駅の近くにもありましたね、とうになくなっちゃったけど…

 そして、もう一つの駅のそば、製粉工場なんですね。藤岡の粉屋は根岸物産、今は製麺を主力に経営しています。
前橋駅の近くにも曽我製粉てのがありましたいね。それが、イトーヨーカ堂をテナントとする商業ビルに変わって、そいでイトーヨーカ堂が出てっちゃったら粉屋本体まで精算して消えちゃったんですよね。羽振りよかったけどな…
実はね、あの曽我製粉の製麺部門を買収したのがこちらの根岸物産さんなんです。だから、前橋のお酉さまの抽選会の景品となっている『前橋ラーメン』は、今はこの工場で生産されてるんです。

 その工場の脇に、根岸物産の直営店、根岸物産が製造している麺製品の直売とうどんとそばが食べられる食事処が併設されてる『今助』があります。
ここでお昼が食べたかったんです。

藤岡生まれのB級グルメ、『キムトマうどん』に炊き込みご飯付きのセットです。
あんね、伊勢塚古墳も見たかったけど、これも食いたかったんだいね。それもさ、ちゃんと自転車に乗って食べに来たかったんだいね。

  実はね、根岸物産の今の社長さん、写真の人と同級生なんですって。だから雑誌でも彼が『今助』を紹介してるんです。ポップアップで読んでみてくださいな。
キムトマうどん、おいしいですよ。私も褒めちゃいます。

それにさ、麺屋と思えないおかしなホームページもいいですよ。こちらです。キムトマうどんのなんたるかはHP読んでください。
社長のブログはさ『イケ麺魂のブログ』てんです。真面目にやってるよね、海外進出も視野に入れてるらしいですから。
でもね、群馬産の里の空、きぬの波、W-8号、群馬生まれの小麦をしっかり使ってるんです、踏み外してないですよ、偉いな!

 

 帰りは休憩なしの一目散、停まったのはさ、前橋の六供町に入ったとこで大通りを渡ろうとしている猫に会ったんで止めさせた時だけだいね。危ないもん…

それから、養田鮮魚店へ行って、青井食堂へ寄ったら、ローズコレクションの狩野さんに会ったんだけど、かれちゃんと根岸の社長のことも『キムトマうどん』のことも知ってましたよ。偉いな…

 

  夕食は帆立貝の醤油やき、イサキの刺身、トン汁にしたんですけどさ…

 『キムトマうどん』のスクランブルエッグのトッピングが良かったんで刺激されて、ホウレンソウとベーコンの炒めものにスクランブルエッグをトッピングしちゃいました。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。ときどき登場いたしますんでよろしくご贔屓いただきますようお願い申し上げます。

73回目を迎えました今春の美登利会の舞台の様子はコチラです
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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2 コメント

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古墳、大好き (あっこちゃん)
2017-02-09 10:07:55
藤岡の古墳群、前から言ってみたいと思っていたところです。桜の頃に、とだいぶ前から考えていました。私は電車and歩きで一人でが好きです。おヒゲさんはあれば、「麺つき」ですね。わたしは麺には興味がないのでおやつのビスケットを持って出かけます。あーったのしみ。
上信電鉄山名駅 (ヒゲクマ)
2017-02-09 10:40:09
あっこちゃんさん
歩きですか。アッシーは駄目なんですか?
もし、歩きで白石古墳群訪ねるのならば、高崎駅から上信電鉄に乗って山名駅で降車、そこから鏑川橋まで約1キロメートル、橋渡って七興山までまた1キロメートルほどですかね。
山名駅のすぐ近く、山名八幡の門前にピッコリーノって名前のパン屋さんがあります。結構人気ですよ。それから、鏑川橋へ行く途中の三叉路を左にちょっと入ったところに蕎麦屋があったかな…
地図でお調べの上、お出かけください。桜のころがいいと思います。

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