猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

岡本太郎の太陽の鐘が前橋の広瀬川のほとりにやってきました!!

2018-01-18 07:47:10 | あんじゃあない毎日

一昨日の夕方広瀬川の諏訪橋のたもとから夕陽を振り返って気付いたんです。あれ、鐘が届いたんだって。見えるでしょう、鐘が釣り込まれたんです。

一カ所だけまだ覆いのシートが取り付けられていないところがあったんで、その隙間から鐘の姿を見ることができたんですけど、黒いものですっぽりと梱包されていました。岡本太郎の『太陽の鐘』が広瀬川河畔に届いたんです。

 昨日、改めて現場を訪ねました。
『太陽の鐘』が前橋にやってくることになった経緯については昨年の5月11日の上毛新聞の記事を引用させてもらいます。

 岡本太郎作「太陽の鐘」前橋へ 広瀬川河畔、交流起点に
前橋市に拠点を置く企業でつくるまちづくり支援団体「太陽の会」(会長・田中仁ジンズ社長)は9日、東京都内で記者会見し、同市千代田町の広瀬川河畔に芸術家の岡本太郎氏(1911~96年)が制作した造形作品「太陽の鐘」を設置すると正式発表した。田中会長は「太陽の鐘が地域の創造の芽をつくり、交流の起点となってほしい」と期待を込めた。
太陽の鐘は1966年に制作された。鐘の直径は約1.2メートル、高さは約2.4メートル。鐘をつるす台(高さと幅各約7メートル)と一体の作品。日本通運(東京都)が静岡県内に開業したレジャー施設に設置し、閉園後は同社が保存してきた。
設置場所は広瀬川に架かる諏訪橋の南西の市有地。建築家の藤本壮介さんがデザインする盛り土の丘の上に11月までに設置する。作品の修復や設置にかかる費用計約3000万円は同会が負担する。
太陽の会の活動方針に賛同した前橋出身のコピーライター、糸井重里さんや岡本太郎記念館長の平野暁臣さんらが仲介し、同社は市に寄贈することにした。
会見で平野さんは「太陽の会の気概は、岡本太郎の目指した方向と同じ。作品が市民の活動の象徴になればいい」と期待した。山本龍市長は「市民の誇りである広瀬川のほとりに設置される。前橋の新しい芽吹きを見守る存在になってほしい」と述べた。
会場では田中会長と糸井さんのトークセッションも行われた。糸井さんは「『なんだ、これは!』というのが岡本芸術。(街の再生に)雷のような効果があればいいなと思う。太陽の鐘を設置する前橋だけでなく、地方の人が『頑張れば何かができる』と思えたらいい」と話していた。
太陽の会は会員企業24社で、毎年純利益の1%(最低額100万円)を寄付金として拠出し、まちづくりや地域再生に役立てる。昨年8月に発足し、「太陽の鐘」事業を第1弾プロジェクトと位置づけている。

【写真】鐘の原寸大パネルと並ぶ(右から)藤本さん、糸井さん、田中会長、山本市長、平野さん
               (上毛新聞2017年5月11日の記事より)

『美術手帳』にも、 『岡本太郎の太陽の鐘が復活』という記事が掲載されています。ご覧ください。

  取り付け作業をしている現場はすっかりシートで覆われて中のようすはシルエットでしか見られません。でも、太陽の鐘がこのまちにやってきたんです。
なんかすごく嬉しいです。早く覆いが取り除かれる日が来ないかなと、待ち遠しいです。

 

 太陽の鐘の工事現場のあと、用足し一つしてから、呑竜仲店のヤギカフェでハヤシライスをいただきました。おいしいです。添えられてるサラダが楽しみなんです。

 

それから家に戻る途中、中央前橋駅前の交差点で托鉢僧が信号待ちをしている姿に出会いました。

  信号を渡った僧は、ハルナメガネの閉ざされたシャッターの前で一礼してから、隣りの開いている建具屋の前で読経をはじめました。でも、誰も出てこない…

 しばらく読経した後、深々と頭を垂れて礼をして立ち去って行きました。
昨日は水曜日、前橋は店休日の日だったんです。

 

 ユキ子さんが東京から戻ってきたのは、9時近くになってました。サラダを用意して待ってました。赤カブ、ルッコラ、トマト、それとトレヴィスです。トレヴィスはキャベツでなく、レタスの仲間なんです。JAファーマーズの直売で見っけたんです。

  それとスパゲッティーを少し入れた野菜スープ、フジリとブロッコリーのミートソースグラタンです。私は、自分の分のグラタンを先につくってそれを肴に晩酌して帰りを待ってました。

太陽の鐘がやってきたんで、嬉しかった一日でした。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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