MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

サベージ・キラー(45点)

2016-10-06 23:30:41 | 映画

2014年の映画。

結婚を控えたろうあ者の美しい女性ゾーイ。
彼女は耳が聞こえず、あまり話せない。
そんな彼女が婚約者のいる街まで一人旅。
その道中でギャングの一味に拉致されてしまい、
ベッドに磔られ、有刺鉄線で両手両足を縛られ、
数人の男達にレイプされて、殺されてしまう。
だが埋められた土の中から奇跡的に生還。
自分を辱めたギャング達に復讐してまわる。

といった、聞くと面白そうなストーリー。

ただ、思ってたんと違う。
となること必至。

なんというか、Amazonプライムで観たから、
上記のような説明しかなかったので、
まさかこんな展開だとは思いもよらなかった。


まずはこんな感じで磔にされて、
見るに堪えない陵辱を受けて、胸糞悪くなる。

ここはポイント。どれだけ観客に、負の感情を
抱かせるかが重要で、この後の展開を考えたら
もっとエグくても許されたんじゃないかと思う。


先住民族のおじいさんに見つけてもらって、
なんとか一命を取り留める。ん、先住民族?


蘇れ、魂よ!
思ってたんと違う。
なんか浮いてるし。


こいつらがギャング。一人ずつ死んでく。
先住民の仕業に決まってるんや。察しがいい。


先住民の偉大なる酋長の魂よ、
現世に蘇り、汚らわしい敵を討ち滅ぼせ


ああそうか、
コメディだったのか。


最初からそう言ってくれれば、心の準備も
できたのに。急すぎてビックリしちゃったわ。


個人的には、見るに堪えない陵辱シーンを
もっと過激にして敵愾心を煽って、
復讐のシーンをもっとネチネチと見せて、
ギャングどもに後悔を植え付けて欲しかった。


あえて、ろうあ者を主人公にしているから、
主人公が蘇った後の不気味さが際立つし、
かわいそうという気持ちも増す。

この設定は狙ってるんやと思うけど、
実はあんまり良くないことだとも思った。


最後のチェーンソーと戦うシーンは良かった。
オチもまあ良かったけど、何かスッキリしない。

Amazonプライムで観れるので、
是非一度見てほしい。

同じ気持ちになるはず。