菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2011/08/31 日記 三日月

2011-08-31 22:49:01 | (2)日記

2011/8/31 (水) 旧暦: 8月3日 祝日・節気: ---- 日出: 5時11分 日没: 18時10分 月出: 7時25分 月没: 19時06分 月齢: 2 干支: 戊午 (ぼご,つちのえうま) 六曜: 仏滅 九星: 九紫火星


今日の季語: 三日月



(みぶろぐ より転載)



『三日月
陰暦3日夜の月。月齢2.6日。2008年2月9日(旧暦1月3日)18:13(現地時刻)、翌日2:13(JST)。フランス ベルフォール。なお、日本ではすでに沈んでいる時刻である。三日月・朏(みかづき)は、陰暦3日の夜の月。ここで言う陰暦とは、朔を1日とする暦、つまり、中国暦・和暦など太陰太陽暦を含む太陰暦のほぼ全てである。


解説円弧状の細い範囲が輝いている。そのため、眉月(まゆづき、びげつ)、蛾眉(がび)、繊月(せんげつ)などとも言う。三日月より早い2日の月はほとんど見ることができず、三日月は最初に見える月であるため、新月(しんげつ、ただし現在は朔の同義語に使う)、初月(はつづき、しょげつ)などとも言う。他にも多くの異名がある。


三日月の黄経は太陽よりわずかしか先行していないため、三日月は日没のすぐ後(約2時間後)に、光っている側を下(北半球では右下、南半球では左下)にして沈む。いっぽう、三日月の出は日の出のすぐ後であるため、見ることは難しい。


朔(月齢0日)が陰暦1日なので、三日月の月齢は3日ではなく2日である。厳密には、朔は陰暦1日の平均12時(0時から24時までのいつか)で、いっぽう三日月は(昼月を別にすれば)日没直後しか見えないので3日18時の月齢を求めると、平均2.25日になる。これは平均朔望月29.53日の約8%で、月相は平均27度、2.13日となる。ただしこれらは平均であり、朔の時刻のばらつきなどにより±半日強の変動がある。


地球から見た三日月の輝いている面積は、(1 - cos 27°) / 2 = 0.056 と、満月のわずか6%にすぎない。しかも、光っている月面をほぼ真横から見ているため光度はさらに下がり、満月の1/300にすぎない。


陰暦26日深夜(27日未明)の月を二十六夜(にじゅうろくや)と言い、三日月に形は似ているが、光っている部分が東西逆側である。見える時間も違い、日の出の前に、光っている側を下(北半球では左下、南半球では右下)にして昇る。


広義の三日月広義には(特に陰暦を使わなくなった現代では)、厳密に陰暦3日の月だけでなく、新月と上弦の間の広い範囲の月相を三日月と呼ぶことも多い。


英語のクレッセント (crescent) やフランス語のクロワッサン (croissant) などはこの意味である。ただしこれらの語は、月に限らず、朔望する天体一般に使える。


また、下弦と晦の間の月も三日月と呼ばれることがある。英語でもこれをクレッセントと呼ぶが、デクレッセント (decrescent) として区別することもある。
...』(Wikipedia)



三日月の俳句:


・三日月や地は朧なる蕎麦畠 芭蕉


・三日月のかくれてゐたる大欅 小林一茶


・見そなはす三日月神楽舞ひ始む 高澤良一


・三日月に蒟蒻玉を掘る光り 萩原麦草


・めしが出て三日月の出る宴つゞく 穴井太


3月の震災以来、豪雨やら台風やら自然災害が続いてきた。
この週末にはまた台風が日本を直撃しそうだ。
自然が穏やかでなく猛々しい姿を見せている。


日本人は古来災害の多い国であったが、一方自然に対する感謝を持ち続けてきた。
もう稔の秋も近いとことに来ている。


空に三日月があって飯が出れはそれはもう宴だが、酒でもあればもう最高だ。



 

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2011/08/30 日記 二日月

2011-08-30 22:02:02 | (2)日記

2011/8/30 (火) 旧暦: 8月2日 祝日・節気: ---- 日出: 5時10分 日没: 18時12分 月出: 6時13分 月没: 18時30分 月齢: 1 干支: 丁巳 (ていし,ひのとみ) 六曜: 先負 九星: 一白水星


今日の季語: 二日月(ふつかづき)



(mitikusa より転載)


『二日月
1 月齢2の月。陰暦2日の月。
2 8月2日の月。《季 秋》「あかね雲ひとすぢよぎる―/水巴」
』(デジタル大辞泉)



二日月の俳句:


・雨そゝぐ水草の隙や二日月 蕪村


・面影もほのかに涼し二日月 鬼貫


・阿羅漢のあとついてゆく二日月 奥山芳子


・かりの世と人は言ふなる二日月 河野 伊早


・二日月薄荷の花の匂ふなり 小松崎爽青


昔の人は、月を良く見た。
月をよく楽しんだ。
月にこの世のものではない神秘があり、人工的な光のない時代には、月は明るく見ることができたに違いない。


今は月を見るのは難しい時代だが、河野は江戸の人に通じる心で二日月を詠んでいる。


薄荷に花の匂う夜、二日月を観続ければ、この世のものではない場所に遊ぶことができる。



 

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2011/08/29 暗雲の行方

2011-08-29 23:00:01 | (16)時事・世相


今年は、居座りの多い年だ。
台風も足が遅く、同じ所に居座り続けるものが多かった。
秋雨前線は8月たというのに日本列島を上がったり下がったりして、めまぐるしく温度を上げ下げして、体力を消耗させながら居座り続けている。


政治の世界でも、暗雲が居座り続けた。
暗雲が晴れるかと思われた3月、あろうことか1000年に一度の大災害が日本を襲ってしまった。
 この大災害は、2年間晴れることのなかった日本の政治の空にかかった暗雲を居座らせることになってしまった。


8月も終わりになり、漸く雲が去るかに思われたら、今度はもっと厚くて大きな暗雲がやってきそうな雲行きになってきた。
ニュースの天気予報では、そのことばかり報道していた。


大荒れの天気が心配された今日だったが、予報とは違って新しい暗雲はそれていった。


『小沢氏復権にノー、野田氏に流れた「浮動票」
2011年8月29日(月)16:46


 野田財務相が決選投票の末、民主党新代表に選ばれたのは、党内の多数が小沢一郎元代表の「復権」にノーを突きつけたことを意味する。


 決選投票では、同じ主流派の前原誠司前外相の陣営だけでなく、鹿野農相の陣営、特定のグループに属さない党内の「浮動票」の大半が野田氏支持に回った。


 敗れた海江田経済産業相が、小沢元代表グループや鳩山前首相グループから全面支援を受けていたため、「小沢元代表らが、人事や政策転換を思いのままに操りかねない」との懸念が党内に強まったことが影響したとみられる。


 また、海江田氏が2009年衆院選政権公約(マニフェスト)の見直しなどを巡る自民、公明両党との「3党合意」の白紙化に言及したことから、民主党内では、海江田氏が新代表になった場合、「国会で野党の反発を受け、すぐに政権が行き詰まりかねない」との危機感も高まり、その反動で野田氏への支持が拡大したとの見方も出ている。
』(YOMIURIONLINE)


新しい暗雲が去ったことは良かった。
2年間で、初めて良いことが起きたと言えるのではないだろうか。


報道では、上記のニュースも含めて、色々と予報が外れた分析・後講釈が行われている。


後から言えばなんとでも言える話だが、結局リーダーの資質の問題だといえる。


原稿を見ずに、全体の見通しを展開させ、話ができることは、リーダーの最低条件だ。
 この最低条件すらできないリーダーが、暗雲となってきた。
自分の言葉で、原稿を見ずに話ができる人という点で、野田新代表はリーダーの条件を備えている。


未来を自分の言葉で語ることが、リーダーの最低条件である以上、決選投票の結果は理に適った結果だった。
報道も、リーダーは器で選ばれたと論評すべきだろう。


これから、また暗雲がやってこなければ良いと願うのだが、どうなることだろう。



 

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2011/08/29 日記 鬼灯

2011-08-29 22:40:04 | (2)日記

2011/8/29 (月) 旧暦: 8月1日 祝日・節気: 八朔、朔 日出: 5時10分 日没: 18時13分 月出: 5時03分 月没: 17時55分 月齢: 29.35 干支: 丙辰 (へいしん,ひのえたつ) 六曜: 友引 九星: 二黒土星


今日の季語: 鬼灯(ほおずき)



(花図鑑 より転載)


『ホオズキ(鬼灯、酸漿)は、ナス科ホオズキ属の多年草。またはその果実。カガチ、ヌカヅキとも言う。花言葉は偽り。


原産地は東南アジアで、その他に南欧やアメリカ大陸など温帯に自生している。主に観賞用や食用として栽培されるが、野生のものもある。


 概要
ホオズキは多年草で、草丈は60~80cm位になる。淡い黄色の花を6-7月ころ咲かせる。この開花時期にあわせて日本各地で「ほおずき市」が開催されている。中でも、7月初旬に開かれる東京浅草寺のものは江戸時代から続いており[1][2]、60万人にのぼる人出がある有名なものである[3]。花の咲いたあとに六角状の萼(がく)の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すとオレンジ色になる。種蒔き、株分けで増やすことが出来るが、ナス科植物との連作障害が有る。アメリカ原産のセンナリホオズキ(Physalis angulata)が日本で野生化している。


観賞用としてのホオズキは、鉢植えやドライフラワーなどに用いられ、その愛好家も多い。果実は、以前はホオズキ人形や口で音を鳴らすなど子供の遊びにも使われていた。食用や薬用としても知られているが、腹痛や堕胎作用があるために多用は禁物である。


日本の仏教習俗であるお盆では、ガクに包まれたホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで精霊棚(盆棚)に飾る。


毎年7月9日、7月10日に東京都台東区浅草の浅草寺でほおずき市が催される。


 名前
一説に、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったという。 また、「カメムシ(古名:ホウ、ホオ[要出典])がこの植物によく集まって吸汁することから「ホオ好き」と呼ばれるようになった」といった説もあるが、これは一種の民間語源であろう[4]。 なお、ホオズキにしばしば群生するヘリカメムシ科のカメムシは、今日ホオズキカメムシとの和名を与えられている。


漢字では「酸漿」のほか「鬼灯」とも書く。これは中国語で小さな赤い提灯を意味する[要出典]。中国語では酸漿の名のほかに「金灯」「錦灯籠」などとも言い、英語では Chinese lantern plant と呼ばれている。


 薬効・毒性
地下茎および根は酸漿根(さんしょうこん)という生薬名で呼ばれている。


ナス科植物の例に漏れず、全草に微量のアルカロイドが含まれている。特に酸漿根の部分には子宮の緊縮作用があるヒストニンが含まれており、妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある。そのため酸漿根を堕胎剤として利用した例もある。


平安時代より鎮静剤として利用されており、江戸時代には堕胎剤として利用されていた。現在も咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、全草を干して煎じて飲む風習がある地方が存在する。


観賞用 (園芸) 品種
毒性及び苦みがあり食用にならない。
ホオズキは、世界中でその土地の環境に応じて変化し約80種類が分布している。
実の大きいタンバホオズキ、矮性種の三寸ホオズキ


食用品種 ショクヨウホオズキ (Physalis pruinosa)
甘酸っぱく食用にされる。
ヨーロッパでは古くから栽培されていて、秋田県上小阿仁村の特産品。北海道では1995年から由仁町、江別市などでも生産される。旬は秋。袋が茶褐色に変わり中の直径2cmから3cm位の実が黄色くなって食べ頃を迎える。ストロベリートマトという名前で出荷されている。』(Wikipedia)


鬼灯の俳句:


・鬼灯の風に屈めば日暮かな 中村祐子


・鬼灯が照らすこの世の端に居て 田島隆


・鬼灯が赤らむ祭提灯も 市村究一郎


・鬼灯の茎まで染りきたりけり 松藤夏山


・鬼灯に娘三人しづかなり 大江丸


鬼灯は赤さが命だ、
実も袋も赤い。
まだ見たことはないが茎まで朱に染まるそうだ。


市の立つほど愛される鬼灯は身近な存在だったが、今はどうだろうか。
 鬼灯を手に入れて、眺めて暮らす心の余裕が必要だから。


鬼灯には男の子より女の子のほうがよく似合う。
鬼灯を見る男の子の眼と女の子の眼は違っているように思えてならない。



 

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2011/08/28 日記 木槿

2011-08-28 22:02:47 | (2)日記

2011/8/28 (日) 旧暦: 7月29日 祝日・節気: ---- 日出: 5時09分 日没: 18時15分 月出: 3時52分 月没: 17時20分 月齢: 28.35 干支: 乙卯 (いつぼう,きのとう) 六曜: 大安 九星: 三碧木星


今日の季語: 木槿(むくげ)



(FLOWER PHOTOGRAPH より転載)


『ムクゲ(槿、木槿、無窮花; Hibiscus syriacus; 英語: rose of Sharon)はアオイ科の落葉低木。 庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。


 原産地・特徴・栽培
夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。 薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。


根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。 刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。 自然樹形は箒を逆さにしたようになる(下記の樹形の例参照)。 栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。


花期は7-10月。花の大きさは10-18cmほど。 花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。 白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。


原産地は中国と言われている。中緯度の世界中の国々で栽培されている。 日本国内では、奈良県熊野川沿いに野性化したムクゲの一部が自生しているとの報告がある。


 名称
日本語では古くは朝顔(あさがお)、後に無窮花(むくげ; 「無窮花」の呉音読み)、木槿花(もくげ; 「むくげ」と「木=もく」の習合した発音)であるが、植物学では木槿(ムクゲ)と当て字をして読むのを和名としている。


江戸時代中期から後期頃にかけて、ムクゲには「木槿」の字が使われるようになり、アサガオを「朝顔」と書くようになったのであろうと考えられる[要出典]。


漢語では木槿、舜、蕣、朝槿、朝蕣、朝鮮など多様な名で呼ばれている。 現代中国語では木槿/木槿(ムーチン)、朝鮮語では???(無窮花; ムグンファ)という。


英語の慣用名称のrose of Sharonはヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている。 [1]
...
 有用植物としてのムクゲ
日本では夏の御茶事の生け花として飾られたり、庭木としても広く利用されている。


 生薬
樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)、槿皮(チンピ)という生薬である。抗菌作用があり胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合される。
花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)、槿花(チンファ)という生薬である。皮膚炎、胃腸炎、下痢止め等に用いる。
 ...』(Wikipedia)



木槿の俳句:


・一日のまた夕暮や花木槿 山西雅子


・高々と物干す隣花木槿 山田弘子


・慈母観音木槿に白き糸しづく 佐川広治


・馬の如木槿の花に近づけり 相生垣瓜人


・道のべの木槿は馬にくはれけり 芭蕉


木槿の俳句といえば、芭蕉だ。
古池の句より木槿の句のほうが好きだ。
17文字に世界の構造を詠み止めている。


馬のように木槿に近づいた相生垣は花を食べることはないだろう。



 

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2011/08/27 ZUMBA with Worldwide music

2011-08-27 23:25:41 | (8)ZUMBA


ZUMBAの教室で使われる曲は、多種多様だ。
ZUMBAは南米生まれのダンスプログラムなので、ラテンの音楽が多いことは確かだが、欧米も中近東もインドも世界各国の音楽が採用されている。
 しかも、それは最近の音楽に留まらず、少し前に流行った曲を取り上げたりする。
 近いところでは、前に紹介したRicky Martinの「Livin La Vida Loca」もそうだが、この記事の「Tunak Tunak Tun」もそうだ。

 

筆者は初めて聞いた曲だが、10年ほど前に世界的には人気のあった曲らしい。
歌っているのは、ダレル・メヘンディ(Daler Mehndi )。パンジャーブ人のインドの歌手だ。

 


『Tunak Tunak Tun

 

Tunak Tunak Tun
Tunak Tunak Tun
Tunak Tunak Tun
Da Da Da

 

Dholna Vajje Tumbe Vaali Taar
Sun Dil Di Pukaar
Aaja Kar Layieh Pyaar
Dholna...

 

* Repeat

 

Duniya Yaara Rang Birangi
Na Eh Bheri Na Eh Changi
Oh Duniya Yaara Rang Birangi
Na Eh Bheri Na Eh Changi

 

Repeat

 

Sun Yaara Bole Ik Taya
Mehndi Da Yaara

 

* Repeat

 

Dholna Kadeh Mere Nal Hass
Mainu Dil Valli Dass
Nahin Taan Teri Meri Bass
Dholna...

 

* Repeat

 

Repeat
* Repeat

 

Dholna Tu Chann Mein Chakor
Sadde Varga Na Hor
Rab Hath Saddi Dor
Dholna...

 

* Repeat

 

Repeat
* Repeat

 

youtubeに動画がある。




http://youtu.be/-bAN7Ts0xBo

 

2451万回も再生されている人気動画だ。
動画を見ていると、軽快なリズムで、楽しそうに歌っているので、コミカルな歌かと思うが、内容は恋の歌らしい。

 


トゥナクトゥナクトゥン
トゥナクトゥナクトゥン
トゥナクトゥナクトゥン
ダダダ
(以上、全てリズムを刻む音)

 

恋人よ、トゥンベの弦をかき鳴らし
心の叫びを聞いて
ここに来て、愛して
恋人よ…

 

*繰り返し

 

**
世界には様々な事が起きている
いい事もあれば、悪い事もある
世界には様々な事が起きている
いい事もあれば、悪い事もある

 

*繰り返し

 

聞いてよ、この(トゥンベの)音
メヘンディーの友たちよ

 

*繰り返し

 

恋人よ、時には私と一緒に笑って
気持ちを教えて
あなたとの仲に不安を感じる
恋人よ…

 

*繰り返し
**繰り返し
*繰り返し

 

あなたは夜しか現れない月
他の誰にも代えがたいあなた
二人は神の手のひらの上
恋人よ…

 

*繰り返し

 

日本と欧米の音楽が世界の音楽と思いこみがちだが、世界中で踊られているZUMBAは、世界はもっと広く多様であることを教えてくれる。

 


 

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2011/08/27 日記 山百合

2011-08-27 22:27:04 | (2)日記

2011/8/27 (土) 旧暦: 7月28日 祝日・節気: ---- 日出: 5時08分 日没: 18時16分 月出: 2時44分 月没: 16時42分 月齢: 27.35 干支: 甲寅 (こういん,きのえとら) 六曜: 仏滅 九星: 四緑木星


今日の季語: 山百合



(行方市観光協会 より転載)


『ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)とはユリ科ユリ属の球根植物。


日本特産のユリ。北海道と関東地方や北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。和名は、山中に生えることからつけられた。


 特徴
草丈は1~1.5m。花期は7~8月頃。花は、花弁が外に弧を描きながら広がって、1~10個程度を咲かせる。その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級であり、その重みで全体が傾くほどである。花の色は白色で花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点がある。花の香りは日本自生の花の中では例外的ともいえるほど、甘く濃厚でとても強い。発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつける。風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。


 食用
鱗茎は扁球形で10cm程の大きさである。多糖類の一種であるグルコマンナン(コンニャクにも多く含まれる)を多量に含み、縄文時代には既に食用にされていた。


 その他
1873年、ウィーン万博で日本の他のユリと共に紹介され、ヨーロッパで注目を浴びる。それ以来、ユリの球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつであった。西洋では栽培品種の母株として重用された。


ヤマユリは神奈川県の県の花に指定されている。
』(Wikipedia)



山百合の俳句:


・あれは山百合いま絶対に匂っている 池田澄子


・下闇にたゞ山百合の白さかな 正岡子規


・見おぼえの山百合けふは風雨かな 星野立子


・山百合に囲まれてゐし憩ひかな 城戸鈴子


・山百合や旅の一座のふれ太鼓 池上守人


山の道、山里に咲く百合。
 疲れを癒すために立ち止まった眼を山百合の白さと香りが取り囲む。
 その白さと風に乗せて運ぶ香りで人は山百合に惹かれざるをえない。


姿・香りだけでなく既に縄文時代から食用にされてきたそうでかたじけない花だ。


山百合が咲き乱れる山の辺の道を旅芸人が芝居を知らせるふれ太鼓を響かせながら進んでいく。
 何か日本人の心に郷愁を呼び起こす光景だ。
もう既に小津安二郎か山田洋次の映画の一シーンに撮られているような気がする。



 

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2011/08/26 日記 芙蓉

2011-08-26 22:17:52 | (2)日記

2011/8/26 (金) 旧暦: 7月27日 祝日・節気: ---- 日出: 5時07分 日没: 18時17分 月出: 1時38分 月没: 16時01分 月齢: 26.35 干支: 癸丑 (きちゅう,みずのとうし) 六曜: 先負 九星: 五黄土星


今日の季語: 芙蓉(ふよう)


 



(ポポ&ロビ- より転載)


『フヨウ(芙蓉、Hibiscus mutabilis)はアオイ科フヨウ属の落葉低木。種小名 mutabilisは「変化しやすい」(英語のmutable)の意。「芙蓉」はハスの美称でもあることから、とくに区別する際には「木芙蓉」(もくふよう)とも呼ばれる。


 概要
原産地は中国で、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生する。日本では関東地方以南で観賞用に栽培される。幹は高さ1.5~3m。寒地では冬に地上部は枯れ、春に新たな芽を生やす。


葉は互生し、表面に白色の短毛を有し掌状に浅く3~7裂する。


7~10月始めにかけてピンクや白で直径10~15cm程度の花をつける。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がる。先端で円筒状に散開するおしべは根元では筒状に癒合しており、その中心部からめしべが延び、おしべの先よりもさらに突き出して5裂する。


果実はさく果で、毛に覆われて多数の種子をつける。


同属のムクゲと同時期に良く似た花をつけるが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、本種は多く枝分かれして横にこんもりと広がること、葉がムクゲより大きいこと、めしべの先端が曲がっていること、で容易に区別できる。


 変種・近縁種
スイフヨウ(酔芙蓉、Hibiscus mutabilis cv. Versicolor)
朝咲き始めた花弁は白いが、時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲きの変種であり、色が変わるさまを酔って赤くなることに例えたもの。なお、「水芙蓉」はハスのことである。混同しないように注意のこと。
アメリカフヨウ(草芙蓉(くさふよう)、Hibiscus moscheutos、英: rose mallow)
米国アラバマ州の原産で、7~9月頃に直径20cmにもなる大きな花をつける。草丈は1mくらいになる。葉は裂け目の少ない卵形で花弁は浅い皿状に広がって互いに重なるため円形に見える。この種は多数の種の交配種からなる園芸品種で、いろいろな形態が栽培される。なかには花弁の重なりが少なくフヨウやタチアオイと似た形状の花をつけるものもある。』(Wikipedia)



芙蓉の俳句:


・枝ぶりの日ごとにかはる芙蓉かな 芭蕉


・月の出を芙蓉の花に知る夜かな 内藤鳴雪


・咲きのこる芙蓉に風のあつまりぬ 片山由美子


・おだやかなくらしいつまで花芙蓉 小沢千代子


・花芙蓉くづれて今日を全うす 中村汀女



芙蓉の顔(かんばせ)とは、美人の顔の形容。
花言葉も、「しとやかな恋人・繊細美、微妙な美しさ」だそうだ。


芙蓉の美しさは、柔らかく風にそよぐ美しさ、原色というより淡い色の美しさだ。謂わば東洋的な美しさ。


中国の説話では、昔、後蜀の2代皇帝の後主昶は、文学や芸術を好み、芙蓉の花を愛した。
 後主昶は居城の城壁40里にわたり、芙蓉を植えた。
 芙蓉の花の時季になると、居城は芙蓉の花で取り囲まれた。


美しいものを愛するということは、自然なことだ。


俳人たちも王と同じように芙蓉の花を愛でて詠んでいる。
しかし、その愛で方は王とは違っている。
芙蓉の花に相応しく穏やかに静かに、花の来し方行く末を見続けている。


 

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2011/08/25 日記 団扇

2011-08-25 20:40:24 | (2)日記

2011/8/25 (木) 旧暦: 7月26日 祝日・節気: ---- 日出: 5時07分 日没: 18時19分 月出: 0時36分 月没: 15時17分 月齢: 25.35 干支: 壬子 (じんし,みずのえね) 六曜: 友引 九星: 六白金星


今日の季語: 団扇(うちわ)



(手ぬぐい団扇 手ぬぐいと小間物 こっさ より転載)


『うちわ(団扇)とは、手で扇いで風を起こす道具の一種。


一般的には扇部と手でそれを支持するための柄を備えるが、柄がなく扇部の端のくりぬいた部分に指を入れて用いる穴開きうちわもある。絵柄や文様にも様々な種類があり、広告を入れたものなどは販促品として用いられる。


 語源
「うちわ」は熟字訓である。大型の翳(は)に比して実用的な小型の翳と区別され、それを用いて害(ハエや蚊などの虫)を打ち払うことから「打つ翳」→「うちわ」となったのが一般的な説である。病魔などを撃ち払う払う魔除けの意味もあったとされる。


「扇」はもともと、観音開きの戸が羽のように開閉する様を表していて、それによって風が起こることに由来しているとする説がある。「団扇」は、中国由来の熟語である。「団」は「まるい」を意味する(「あつまる」の意味は派生である)。「だんせん」と音読みもする。


 概要
古来、うちわは木製品、鳥毛や獣毛、蒲葵(びろう)や芭蕉の葉にはじまり、もっと大型で、「あおぐ」ためより「はらう」「かざす」ためのもので、威儀、儀式、縁起、祈願、軍配、行司、信仰、占いなどにつかわれた。その後、形態や材質は時代によって変化してゆき、室町時代末、軽くて扇部がへたらない構造として、竹骨と紙を素材とする現在のかたちとなる。江戸時代にはいると一般大衆に普及し、町民文化が花開くとともに涼(りょう)や炊事、装いや流行、蛍や虫追いなど、さまざまな場面で利用された。


明治時代には、その美しい図柄の団扇は外国人に高い評価を得て盛んに外国に輸出された。商家の配布用としての需要も急増し、裏面に名入れ、表面には商品や様々なメッセージが織り込まれ、広告媒体としての意義を備えていった。昭和40年代以降、扇風機やクーラー、ガスや電気のコンロの普及など、生活環境の著しい変化により実用面は縮小するものの、夏場を中心に涼をとる生活の道具、花火大会など日本の風情を楽しむおしゃれの小道具、炊事の道具、広告の媒体としての利用は今も盛んである。
...
 団扇と扇子の違い
「扇」という漢字はもとは団扇(うちわ)のことを指した(「扇子」も同様)。それが団扇より後に日本で発明された「あふぎ」(おうぎ)にもほぼ同じ用途から「扇」の字が当てられるようになり現在に至っているが、日本では通常「扇」の字を以って団扇のことを指すことは無い。


普通は外見の違いで区別できる。この二つは中世のように団扇は僧侶、文人、隠遁者に、扇子は公家・貴族を中心に使われた時代もあるが、扇(扇子)がどちらかといえば儀礼の具として用いられる場合が多いのに対して、団扇は身分の別なく、夏の季節に気随に使われる品であった。
...』(Wikipedia)


団扇の俳句:


・絵団扇や貴船は今も山の中 波多野爽波


・後ろより団扇の風のゆるやかに 竹本白飛


・安らかな寝息や団扇胸にのせ 滝本魚顔女


・七人の子を眠らせし渋団扇 田上良子


・淡彩の団扇の風を貰ひけり 猪原榮子


風なら自然の風が一番良い。
人工の風なら扇風機より団扇だ。
節電のためにエアコンより扇風機と言われているが、団扇が最も節電だ。
 加えて団扇の風は柔らかで穏やかで涼しい。


母が子供に送る団扇の風ほど優しくて涼しい風はない。
そんな風を楽しんだ七人の子は団扇が大好きに違いない。



 

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2011/08/24 今日はSONYの一人舞台

2011-08-24 23:35:01 | (20)カメラ・映像


噂ではNIKONのミラーレス機が発表される日だったが、されなかった、単なる噂で終わってしまった。
世界中でがっかりした人は多かっただろう。
発表された機種は多かったが、すべてコンデジだった。


お陰で今日は、SONYの一人舞台だった。
NIKONもOLYUMPUSも発表を行ったがコンデジだけで戦略的な商品ではなかった。


SONYの発表は質量共に充実したものだ。
レンズ交換式一眼カメラを4機種同時に発表した。
・Aマウントカメラをα77とα65
・EマウントカメラをNEX-7とNEX-5N


レンズ・アクセサリー関係もすごい。
・Eマウント用レンズを3本
  E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
  Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
  E 50mm F1.8 OSS
  (2012年までに累計で10本を発売予定だそうだ。)
・Eマウント用アクセサリー
 マウントアダプターLA-EA2も純正の高機能アダプター
 AマウントレンズをEマウントボデーに装着し、TTL位相差検出方式AFを使用することができる画期的なものだ。


・Eマウントのレンズ交換式デジタルビデオカメラ「NEX-VG20」
 ある意味では、これが一番他社に対して攻撃的な商品かもしれない。残る課題はパワーズームだろうか。


筆者はSONYファンではないが、α77、NEX-7、NEX-VG20と
LA-EA2は魅力的だと思う。
 基礎的な技術力を高めて新技術を商品化し、システムを構築しているのは、素晴らしいことだ。
 新製品を世の中に出すためには相当の準備期間がかかるが、他のメーカーもSONYの独走を許さないように頑張って欲しいものだ。
 特に今年はおとなしいPanasonicには頑張ってもらいたい。
技術の小出し商品化は消費者志向ではない。消費者の満足の先にメーカーの存在意義があるはずだ。


発表の詳細については、以下を参照。
SONYオフィシャルサイト
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201108/11-0824/


デジカメWatch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110824_472214.html


NIKONの発表には、がっかりしたが、またの噂では9月に新製品の発表会が2回行われるそうだ。
 今日のように、噂は噂で終わるかもしれないが、本当かもしれない。
 噂を信じて本当を待つのも、じれったいが、楽しいことには違いない。
 「9月2回」の噂と本当は、もう1月我々を楽しませてくれる。



 

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2011/08/24 日記 扇子

2011-08-24 22:23:51 | (2)日記

2011/8/24 (水) 旧暦: 7月25日 祝日・節気: ---- 日出: 5時06分 日没: 18時20分 月出: ---- 月没: 14時29分 月齢: 24.35 干支: 辛亥 (しんがい,かのとい) 六曜: 先勝 九星: 七赤金星

 

今日の季語: 扇子 

 


(ひびはぴ より転載)

 

『扇子(せんす)とは、うちわと同じく自分の手で風を送るのに用いる道具。ただし古くは扇(おうぎ)と呼ぶのが普通であった。「おうぎ」という言葉は「あふぐ」(扇ぐ)の派生形の「あふぎ」であるが、日本語の変化により関連がわかりにくくなった。

 

 形態
数本から数十本の細長い竹や木で出来た骨を束ねて端の一点(要=かなめ)で固定し、使わないときは折りたたみ、使用時に展開する。骨には大抵和紙が貼られており、展開すると紙を貼られた部分が雁木形の扇面となる。折り畳むことでコンパクトに納めることができる。開閉の方法は、骨を右手親指でずらすように押すことで開く。一般的には右利き用であるが、左利き用も販売されている。また、扇子そのものを振ることで開く方法もある。

 

扇子を開く角度は、大体90度から180度の間であり、円を三等分した中心角120度前後のものが主流である。扇子を開いた形は、「扇形(おうぎがた、せんけい)」と言い、幾何学の用語にもなっている。このような扇子の形状は、「末広がり」に通ずるので縁起のよいものとされてきた。そのため、めでたい席での引出物としても用いられている。
...
用途
1.風を送る
扇子の主用途。暑いときに、手元で扇子を開いて自ら風を送ることで涼しさを得る目的で扇ぐ。繊細な構造であるため、強い風を送るのには向いていない。成田山などの寺社で護摩を焚く場合には、点火後、扇子を広げて火を扇ぐ所作が見られる。
2.芸能・諸芸道における持ち物
能楽・狂言で、また仕舞で用いられる。演目において、またシテ方・ワキ方をはじめとして、それぞれがどのような扇を持つべきかは細かく規定がある。
日本舞踊においても用いられる。笠や盃など、色々なものに見立てる。(舞扇の項も参照)
歌舞伎の舞台においても扇は必須のものである。特に劇中で「物語」といって以前に起きた事件や出来事を扇を使って物語る場面がある。『熊谷陣屋』の熊谷直実の「物語」が好例。
落語でのうどん・蕎麦などを食べるしぐさをする場面で、畳んだ状態での扇子を箸に見立てて用いる。少し開けて傾け酒を注ぐ銚子を表す。他、場面に応じて、刀や望遠鏡など様々な見立てがなされる。手拭と並んで重要な落語の小道具。噺家の隠語では扇子は風(かぜ)と呼ばれる(ちなみに手拭はマンダラ)。
蹴鞠、茶道、香道においても、実際には開いて煽ぐような事はないが、それぞれ定められた扇を持つ。
3.挨拶の境
座って挨拶をするときに、胸元から畳んだ状態の扇子を自らの膝前に置き、それを境にするように相手に礼を行う。これは扇子に自他のさかいをつくる結界としての役割をもたせたものである。葬儀の際に喪主に挨拶する場合なども同様に行う。
1.弓矢の的
かつては、日の丸の扇子(白地に赤い丸が描かれている)を開いて、弓の的にした事例がある。源平合戦で弓の達人といわれた那須与一が、平氏の船の上に掲げられた的である扇の要を射抜いて落とした故事がある。
2.棋士の思考の際の手すさび 
将棋や囲碁の対局時、将棋の棋士や囲碁の棋士が考える際に手で開け閉めしていることがある。これは数十手先の着手を読む際に、開閉の単調なリズムが思考へ好影響をもたらすためである。なお扇子の開け閉めは相手にとって雑音として受け取られる場合もあることから、極力自分の考慮時間中に行うことが相手に対する礼節とされている。
3.口を隠す
礼儀として、笑うときに歯が見えないように口の前を覆う。
4.張り扇
講談師が講談の最中に、調子取りと音を出すために、釈台を叩く。
5.人を叩く
落語で自分の頭を叩いたり、踊りの師匠が弟子をたしなめるのに、手ではなく扇子を使って頭を叩く。空中で叩く所作をもって叩いたことにすることもある。(ただし、武士階級では扇子で頭を叩かれる(叩く)行為は非常に屈辱を与える(あるいは受ける)ものとされた。扇子で頭や手足を叩く行為は明治以降に行われるようになったと思われる。)
6.ツッコミ用ハリセン
大きな紙を折り畳んで一方をテープで止めたものは、「ハリセン」と呼ばれ、ドツキ漫才などでツッコミ用に使われる。
7.投扇
投扇興(とうせんきょう)といい、扇子を的に向かって投げ、的を落とす遊びに用いる。技の名前に源氏物語の帖名や百人一首などが用いられる。
8.贈答
古くは江戸時代の正月に、親しい相手に白扇を贈る習慣があった。またほかに儀礼用として、杉原紙1帖に白扇1本をひと組の贈答品にした。現在は能楽で節目の舞台をする時に、出演者や贔屓の方に配る(被き扇)。落語などでも行われる慣習である。かつては販売促進の物品に使われていたこともあったようだが、うちわにその座を追われた格好である。
この他、平安時代などにおける貴族階級で上位の階級の者が、親しい下位階級の者に下賜するときの贈答品としても用いられた。
1.応援
応援団が和装で声援を送る時、手に「必勝」などの文字が描かれた扇子を振って調子を取る。鉢巻に挿す場合もある。
2.盆の代用として(贈答時)
扇子に金封をのせてさしだすこともある。このとき要を手前にして、金封をのせ、相手の膝前に要がむくように、転回してさしだす。これは本来盆にのせてさしだすところを扇子で代用するという意味をもつ。
3.扇子腹
切腹の際、本来は実際に短刀で腹を切るのであるが、次第に形式化して短刀に手をかけた時点で介錯を行うようになり、さらに実際には用いられなくなった短刀は扇子で代用されるようになった。
...』(Wikipedia)

 


扇子の俳句:

 

・お守りのやうに扇子を持ち歩く 水鳥ますみ

 

・その性の見えゐる扇子使ひかな 森 由美子

 

・懐剣の如くはさみし扇子かな 川瀬向子

 

・御僧のはたりはたりと赤扇子 山田みづえ

 

・祭獅子煽る日の丸扇子かな 黒田咲子

 

扇子の使い方は風を送るものだとしか考えていないが、日本人の歴史の中では、様々な使われ方をしてきた。
扇子腹が行われたことは知らなかった。

 

俳人たちも扇子の様々な使い方を詠んでいる。
扇子の使い方一つで人間がわかってしまうとすれば恐ろしいことだが、お守り、懐剣も性格を表していると言える。

 

坊主の赤扇子はどのように使われるのだろう。
写真の赤扇子は、現在の舞扇子。
よさこい、創作ダンスなどの総おどりに使用されているもの。

 

太極拳の世界でも扇子は使われて太極扇のジャンルができている。
「52式功夫扇」
<!-- 太極功夫扇 -->

http://youtu.be/Iw0NlWTZC_0

 


 

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2011/08/23 NHK BSプレミアム「井上陽水LIVE2011 POWDER」

2011-08-24 21:44:03 | (7)音楽


「井上陽水LIVE2011"POWDER"」
8月23日(火) [BSプレミアム]
         22:00-23:30



作年から精力的に井上陽水はコンサートを行った。
年が変わり、追加コンサートも行った。
そのコンサートの大阪でのライブがNHK BSプレミアムで放送された。


今回は、少し前のJazzのアレンジで軽くスイングしていた歌い方が変わっている。


このツアーは、メランコリック・ロマンチック・ドリーミーだ。


陽水の歌う青春は、悩ましいうめき声だった。
陽水は若大将の加山雄三とは違った世界の若者だ。


自分を取り囲む現実の向こう側に憧れながら、たどり着く道が見えない悲しみを言葉にならない屈折した言葉で歌っていた。
青春とは悩ましい時代である以上、陽水の歌は普遍性がある。


そして、40年。
還暦を通過した陽水は、新しい悲しみに逢着して、またメランコリックにアンニュイを夢のようなメロディーを使って歌っている。


青春の悩みには未来があったが、還暦の悲しみには未来がない。
陽水は、1977年大麻取締法で検挙されたことがある。還暦を過ぎた今、週刊誌では某女性タレントとの不倫問題が報道されている。
 青春の悲しみと今の陽水の悲しみは違っているのだろうか。


番組での演奏曲目は、
「リバーサイド ホテル」
「ミスキャスト」
「闇夜の国から」
「覚めない夢」
「真珠」
「タイランド ファンタジア」
「断絶」
「限りない欲望」
「鍵の数」
「虹のできる訳」
「Just Fit」
「少年時代」
「長い坂の絵のフレーム」
「氷の世界」
「招待状のないショー」
「積み荷のない船」
「いっそ セレナーデ」。


実際のコンサートでは20曲程度歌われたそうだ。
作年10月の厚木市文化会館のコンサートの曲目は以下の通りだったそうだ。
01 この頃、妙だ (バレリーナ:83年)
02 娘がねじれる時 (スニーカーダンサー:79年)
03 ミスキャスト (クラムチャウダー:86年)
04 リバーサイド ホテル (ライオンとペリカン:82年)
05 ドレミのため息 (永遠のシュール:94年)
06 自然に飾られて (ハンサムボーイ:90年)
07 覚めない夢 (魔力:2010年)
08 真珠 (永遠のシュール:94年)
09 タイランド ファンタジア (永遠のシュール:94年)
10 断絶 (断絶:72年)
11 東へ西へ (陽水?センチメンタル:72年)
12 お願いはひとつ (ライオンとペリカン:82年)
13 虹ができる訳 (バレリーナ:83年)
14 ジャストフィット (ガイドのいない夜:92年)
15 少年時代 (ハンサムボーイ:90年)
16 長い坂の絵のフレーム (九段:98年) 
17 氷の世界 (氷の世界:73年)
18 招待状のないショー (招待状のないショー:76年)
19 積み荷のない船 (ゴールデンベスト)
20 いっそセレナーデ (9.5カラット:84年)


番組で歌われた若い頃の悲しみの歌。
「ミスキャスト」
「闇夜の国から」
「断絶」
「限りない欲望」
「氷の世界」
も良かったが、年をとった陽水が生きてきた人生の深みを感じさせ、じっくりと語りかけるように歌う、3曲が良かった。


聞いてもらうには再放送を見て頂くより方法はないが、動画とかを探してみた。
 ただ、発表当時の録音より、番組の陽水の歌のほうが遥かに深い。
 再放送があれば聞いていただきたい。


「虹のできる訳


 


唄 井上陽水
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水


広がる星のあいだを
すべるのは今夜の願い事
そっと目をとじて おやすみ


不思議な夢の話を
目覚めたら忘れずに聞かせて
いつもそばに居る私に


虹のできる訳を
教えてあげるから
目をとじて
あの星が
沈むまで


灯りが消えた時から
眠るのは明日へのトンネル
数のひつじ達 おやすみ


どんな夜が来ても
守ってあげるから
目をとじて
その夢が
つづくまで
おやすみ」


動画の登録がないので、頭の試聴だけだが、Amazonで。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E9%99%BD%E6%B0%B4/dp/B00005J4KW


この番組の陽水を聞くと「虹のできる訳」は陽水の名曲であることが判る。少年時代より良い。
陽水には珍しく(?)愛の歌・祈りの歌である。


「長い坂の絵のフレーム


唄 井上陽水
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水


この頃は友達に 手紙ばかりを書いている
ありふれた想い出と 言葉ばかりを並べてる
夢見がちな 子供たちに 笑われても


時々はデパートで 孤独な人のふりをして
満ち足りた人々の 思い上がりを眺めてる
昼下がりは 美術館で 考えたり


誰よりも幸せな人
訳もなく悲しみの人
長い坂の絵のフレーム


生まれつき僕たちは 悩み上手に出来ている
暗闇で映画まで 涙ながらに眺めてる
たそがれたら 街灯りに 溶け込んだり


これからも働いて 遊びながらも生きて行く
様々な気がかりが 途切れもなくついてくる
振り向いたら 嫌われたり 愛されたり


誰よりも幸せな人
訳もなく悲しみの人
長い坂の絵のフレーム


誰よりも幸せだから
意味もなく悲しみまでが
長い坂の絵のフレーム」


これは、動画があった。
「長い坂の絵のフレーム from NHK」
http://www.youtube.com/watch?v=kQlqplGLoKY&playnext=1&list=PL97093D2AC249478B


動画では、歌い方がまだ軽くアッサリとしている。
この番組では、未来のない悲しみをじっと見つめて歌っている。



「積み荷のない船


歌手 井上陽水
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水/浦田恵司
編曲 


積み荷もなく行くあの船は
海に沈む途中


港に住む人々に
深い夜を想わせて


問に合えば 夏の夜の最後に
遅れたら 昨日までの想い出に


魚の目で見る星空は
窓に丸い形


旅行き交う人々が
時を楽に過ごすため


サヨナラは 雨の歌になるから
気をつけて 夢と夢が重なるまで


過ぎ行く日々 そのそれぞれを
なにか手紙にして


積み荷もなく行くあの船に
託す時は急がせて


帰るまで 好きな歌をきかせて
会えるまで 胸と胸が重なるまで」


これも動画がある。
「積み荷のない船/井上陽水」
http://www.youtube.com/watch?v=ViH28dmqLcM
だが、動画の歌い方より、この番組の歌い方のほうが深い。



新しい悲しみにぶつかって陽水は再び、本気に歌を歌い始めたように見えた。



 

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2011/08/23 日記 水羊羹

2011-08-23 21:29:19 | (2)日記

2011/8/23 (火) 旧暦: 7月24日 祝日・節気: 処暑 日出: 5時05分 日没: 18時21分 月出: 23時39分 月没: 13時36分 月齢: 23.35 干支: 庚戌 (こうじゅつ,かのえいぬ) 六曜: 赤口 九星: 八白土星


今日の季語: 水羊羹(みずようかん)



(御用菓子処 梅月 より転載)



『水羊羹(みずようかん)は、和菓子である羊羹の一種である。


 製法
一般的な羊羹と同様、砂糖と餡を寒天、又は葛で固めるのが典型的な製法で、水分を多くし、柔らかく作る。餡は小倉餡を用いることが多いが、白餡の水羊羹などもある。また、餡を使わずに黒砂糖を使う製法もある。


水で戻した後でちぎって細かくした寒天を、水(寒天一本あたり500-600cc)とともに鍋に入れて、沸騰させる。寒天が湯の中で溶解した後に、砂糖と餡(少量の水で溶かした葛粉を入れる場合もある)を入れて、再び沸騰させる。これを冷ましたものを漉して、容器に流し込んだ後に冷やすと、水羊羹になる。


 形態
一般的に、アルミ缶やプラスチックカップに入った製品が市販されているが、高級菓子店では竹筒に入った製品も販売されている。かつては、大きな木枠の箱に流しこみ、切り売りしていた。その名残として福井県や石川県では、厚紙製の箱に羊羹を流し込んで販売する店がみられる。


 季節
かつては、全国的に正月時分の冬に食べる風習であったが、その習慣も忘れられ、現在は冷蔵技術の普及と嗜好の変化から通年化の傾向で主に夏に冷やして食べる事が多く俳句の季語も夏である。福井県(全域)、大阪府(能勢町周辺他)、京都府(亀岡市周辺他と京都市北部)、石川県(輪島市と七尾市周辺他)、新潟県(上越市周辺他)、山形県(鶴岡市周辺他)、栃木県(日光市と那須塩原市周辺他)、三重県(伊賀市周辺他)、兵庫県(神戸市周辺他)、奈良県他などでは今も主に冬に食べるが、冬のみの習慣から通年化した地域もある。白砂糖および黒砂糖他などと寒天を使用し、水分の多い極柔らかい仕上がりの、羊羹で、丁稚羊羹は、水羊羹の安価な工程に由来すると伝えられる。丁稚羊羹を参照。 福井県(若狭地方、大野市周辺他)、京都府(亀岡市周辺他)、大阪府(能勢町周辺他)、兵庫県(神戸市周辺他)他などでは、丁稚羊羹と呼ばれ普通の羊羹同様の厚みがあり、一切れづつ販売する方法と厚みのある箱流しもある。三重県と奈良県他一部の丁稚羊羹と称する水羊羹は、福井県福井市周辺他などの薄い箱流しの水羊羹に形態が近い。


因みに京都府(京都市周辺他)や滋賀県(近江八幡市周辺他)他などで作られる蒸し羊羹の丁稚羊羹は、気候の関係か、後に蒸し羊羹へと発展したと伝えられる羊羹である。丁稚羊羹を参照。
』(Wikipedia)



水羊羹の俳句:


・さつぱりと晴れし安曇野水羊羹 舩戸しづか


・くもるまで冷やされて水羊羹 山片孝子


・言ひにくきことさりげなく水羊羹 樋口久子


・青年は膝を崩さず水羊羹 川崎展宏


・水羊羹喜劇も淡き筋ぞよき 水原秋櫻子



今年の夏は、残念なことだが安曇野には行けなかった。


先日、栗羊羹を頂いた。
アルミに包まれた棒状の羊羹で、夏の暑い日には少し重いかなという感じだった。


涼しくなった日、冷蔵庫に冷やし、冷茶を用意して、切ってみた。
羊羹の中に黄色い栗が沢山入っている。
切り分けて口に運ぼうとすると、栗と羊羹が別れてバラバラになる。


羊羹を口に入れてみると、アッサリとして、軽い甘みの羊羹だった。
 歯ごたえは余り無く、噛むとぼろぼろと崩れる。

一瞬なんだろうと思ったが、水羊羹の食感だと思った。栗水羊羹と言ったほうが正確な名称だ。
 栗と羊羹が別れるのは、砂糖が薄くて粘りがないからだった。

過度にコッテリとした甘さと食感が充満した羊羹より水羊羹のようにサラリとした方が良いものもある。
 喜劇の筋は淡きが良いそうだが、人生の模様も淡きが良いのかもしれない。



 

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2011/08/22 日記 風鈴

2011-08-22 22:23:21 | (2)日記

2011/8/22 (月) 旧暦: 7月23日 祝日・節気: 下弦 日出: 5時04分 日没: 18時22分 月出: 22時49分 月没: 12時42分 月齢: 22.35 干支: 己酉 (きゆう,つちのととり) 六曜: 大安 九星: 九紫火星


今日の季語: 風鈴



(exrayのページ より転載)


『風鈴(ふうりん)とは、日本の夏に家の軒下などに吊り下げて用いられる小型の鐘鈴である。風によって音が鳴るような仕組みになっている。


 概要
鉄製の風鈴の内部に見える「舌(ぜつ)」金属・ガラスなどで手のひらに収まるくらいの大きさのお椀型をした外身を作り、それを逆さにして開口部を下向きに吊り下げられるように外側に紐をつける。内側には「舌」(ぜつ)と呼ばれる小さな部品を紐で吊り下げ、その紐の先には短冊を付けて風をよく受けるようにしてある。


短冊が風を受けて舌を揺らし、舌が外身に当たって音を鳴らす。


音は外身と舌の材質になどに左右されるが、日本では一般に涼しげな音と表現されてきた音である。秋を知らせるスズムシなどの虫の声とも似ている。冷房のなかった時代に日本のむしむしとした湿気の多い暑い夏をやり過ごすため、日本人は風鈴の音を聞くことに涼しの風情を感じてきた。


日本では夏の風物詩の一つとなっている。
...
 風鈴に関する行事
川崎大師風鈴市…神奈川県の川崎大師の7月の行事。平成23年で16回目で比較的新しい行事であるが。日本各地の風鈴が販売される。平成22年は47都道府県900種類が集まった[2]。
浅草寺ほおずき市…東京都の浅草寺の7月の行事。風鈴も多数売られ、ほおずき市に風鈴はつきものである。
岩手県奥州市の水沢駅では毎年6月から8月にホームにたくさんの風鈴を吊るし、日本の音風景100選に選ばれている[3]。
熊谷や岐阜などと並んで猛暑になる群馬県前橋市を走る上毛電車では、毎年6月から8月に電車内に風鈴をたくさん吊るして「風鈴電車」(2両1編成に100個の風鈴)として走らせている[4]。』(Wikipedia)



風鈴の俳句:


・かかる日や風鈴鳴らず人も来ず 鈴木鷹夫


・沖荒るる日の風鈴をしまひけり 松下節子


・何しても中途半端に軒風鈴 高澤良一


・過敏なる風鈴ありて夫婦の夜 鷹羽狩行


・喋るほど一人になってゆく風鈴 豊川たかを



風鈴の音色は涼しい。
眠っていた心を呼び起こす風の音だ。


風鈴の音の聞こえ方は人それぞれだ。
感受性の強い俳人の耳には思い起こしたくないことも聞こえるようだ。


世界の中心が自分でないのは明らかなことだが、想いが叶わなかったりすると挫けてしまう。
 風鈴もならない人も来ない日であったとしても、たった一日のこと。挫ける意味のないことだ。
 毎日風鈴も鳴らず人も来ない日々をおくる人もいるだろうに。


過敏なる風鈴は今日も夫婦の間で鳴り続けているだろう。



 

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2011/08/21 第253回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い(その1)

2011-08-21 23:50:26 |     季節の美味しさと日本酒を

岐阜の中島屋さんの日本酒の会は、253回目。
遥かに見上げる回数である。
今月は、今年の新酒鑑評会の金賞受賞酒を楮の料理で楽しむという企画であり、参加しない訳にはいかない内容だ。
 今回は、日曜日の昼からの会なので明日と帰りの心配もなく参加できるので都合が良い。


12時少し前に、会場の楮に向かって歩いていると、蔵元やまだの山田社長と日本泉の武山蔵元にあった。今日は、神の井の久野蔵元が参加されるとは聞いていたが、蔵元さんが多く参加されているようで、貴重な時間を楽しむことができる。


楮の離れに到着すると、もうかなりの人が着席していた。
受付を済ませ、出品酒のリストが書かれている「利き酒メモ」と楮の今日の特別コースのお品書きを受け取り、指定された席に座る。
今回の席は、奥の常連さんの席になった。お馴染みの顔ぶれである。
 
奥の席の向こうには坪庭がある。


出席も順調で、開宴時刻の12時には全員揃い、開宴となった。


この会は、ブラインド評価でなは無く、リストに記載された今月のテーマに沿った順番に、酒を利いていくことになる。
 料理も平行して提供されるので、肴と日本酒が渾然一体となるのを楽しむことになる。
 利きながら料理を楽しむのは本来邪道で、日本酒を楽しみ、季節の料理を楽しむのが会の趣旨である。
 自分の記録としてデータを残しているので、この記事も渾然一体の儘では無く、日本酒と料理を分けて書くことにする。


【今日の出品酒】
着席して、利き酒メモを開いてみる見る時のときめきは日本酒ファンでなければ理解出来ないものだ。
 今日はどんな日本酒に出会うことができたのか、期待が膨らむ瞬間である。
 今日は、リストに記載されている銘柄が16銘柄、蔵元さんが持参された酒1銘柄が加わり、計17銘柄である。
 17銘柄を利くことができるのは本当に贅沢なことだ。


中島屋店主西川氏にの吟味により、銘柄は5つのコーナーに区分されて提供されている。
<乾杯>
<本日ご参加の蔵元の酒を楽しみます>
<今日の贅沢・吟醸酒飲み比べ>
<雄町の純米吟醸飲・み比べ>
<熟・醇を飲む>


17銘柄の勢揃い写真は、撮ることができないので、写真は部分的になる。
 以下、筆者の利いた印象を記載するが、個人の嗜好によるのもでもとより客観性があるものではない。


<乾杯>
まずは乾杯から始まる。


 


(1) 玉柏 開(かい) 純米生  蔵元やまだ (岐阜) 
 
入り口甘く、すぐ酸味が来る。フルーティーな酸である。甘酸っぱいワインのような印象。中盤から軽い辛味を感じる。乾杯酒として飲んだが、食中酒としても良かった。酸味が肴に合う。鮎の腹の苦味と良く合った。


<本日ご参加の蔵元の酒を楽しみます>
(2) 日本泉 吟醸 無濾過生原酒 木槽しぼり ふなくちとり  日本泉酒造 (岐阜) 
 
立香はかすかな麹香と木香。甘いトロリとした入り口、すぐ酸味の厚み、その後辛味が来る。中盤に辛味の押しがある。後口はピリ辛。


(3) 日本泉 純米吟醸 無濾過生原酒 木槽しぼり ふなくちとり  日本泉酒造 (岐阜) 
 
立香はあまり感じない。スッキリとした酸で厚みはなく辛口スッキリの味わい。中盤の味に広がりはなく中に集まる印象。後口はピリ辛。


(4) 玉柏 純米  蔵元やまだ (岐阜)
 
 立香はあまり感じない。仄かに甘い入り口。ふんわりと味がふくらみ、バランスの取れた味わいである。底に苦味があり味を締めている。吟醸酒の雰囲気を持った純米酒である。穏やかで癖が無くお薦めの純米酒。


(5) 玉柏 二百八十八夜 純米吟醸  蔵元やまだ (岐阜) 
 
甘い入り口丸い舌触り、ふくらみがある。爽やかな入り口。フルーティーだが軽い世界。苦味・辛味もあるが浮き上がらず締めている。押しすぎない穏やかさがある。


(6) 神の井 純米吟醸 美山錦  神の井酒造 (愛知)
 
 甘い入り口。酸は軽くスッキリとした甘口。含み香にエチル香あり。酸のふくらみの後中盤から辛味が出る。後口はピリ辛。評価7.0。鮎の揚げ物と良く合った。


(7) 神の井 寒九の酒 純米大吟醸 雫酒  神の井酒造 (愛知) 
 
甘い吟醸の立香。酸は薄く、スッキリとした味わい。中盤から辛味を感じる。含み香は吟醸香のふくらみがあり快い。


<今日の贅沢・吟醸酒飲み比べ>
(8) 玉柏 大吟醸出品酒 雫酒 本生  蔵元やまだ (岐阜) 
 
立香は吟醸香。甘い入り口。フルーティーな酸だが透明感がある。まったりとして味の偏りはなくバランスが良い。中盤から苦味・辛味が底にあり味をしめる。吟醸酒らしい甘・苦の世界がある。


(9) 神の井 大吟醸 金賞受賞酒  神の井酒造 (愛知) 
 
立香は軽い吟醸香。鼻をくすぐる揮発性を感じる。甘い入り口。吟醸の含み香を感じる。酸は軽く切れ、苦味が締める。後口良い。和牛の汁と良く合った。


(10) 瀧自慢 大吟醸 斗瓶取り  瀧自慢酒造 (三重)
 
 立香は適度な吟醸香。甘い入り口。酸はあるが膨らまず、舌触りは滑らかだが辛味と苦味が来る。中盤から終盤まで味が長く持続する。後口ピリ辛。


(11) 酔鯨 大吟醸 金賞受賞酒  酔鯨酒造 (高知) 
 
(写真撮り忘れのため、NETより転載)


立香は吟醸香。甘い入り口。酸味の後、辛味・苦味と味が一通り遷移する。含み香は一貫して吟醸香。中盤から厚みのある味が一体化し押しを感じる。味も香りもしつこさを感じさせる主張がある。吟醸香の残香がある。後口はピリ辛。


(12) 開運 大吟醸 金賞受賞酒  土井酒造場 (静岡) 
 
仄かな立香。甘い入り口。軽目の酸の後、ピリとする辛味があり、苦味は浮かず底にある。ふくらみは大きくはなく、舌触りは軽く中盤からの切れが良い。吟醸香の含み香が持続する。


<雄町の純米吟醸飲・み比べ>
(13) ゆきの美人 純米吟醸 雄町  秋田醸造 (秋田) 
 
(写真撮り忘れのため、NETより転載)
立香に特徴がある、カラメルと苺を合わせたような甘い香り。甘酸っぱい入り口、発泡感の名残りを感じる。味は中盤までで、後は切れる。含み香は続く。


(14) 白岳仙 純米吟醸 雄町 中取り  安本酒造 (福井) 
 
甘い入り口。まったりとしたふくらみ。酸はあるが尖らない。後半、やや渋味が感じられ雄町らしい。


(15) 正雪 純米大吟醸 雄町  神沢川酒造 (静岡) 
 
立香はあまり感じ無い。スーっと入る入口。やや甘い入り口の後酸はスッキリとして透明感がある。辛味はあるが尖った味ではない。中盤から切れていく。残香に特徴がある。


<熟・醇を飲む>
(16) 郷乃誉 山渡 純米大吟醸 本生 2000年11月瓶詰  須藤本家 (茨城) 
 
立香は軽い老香。丸いふくらみのある味、酸味が中心で軽い辛味がある。舌触りは古酒らしい丸さがある。含み香も軽い老香。


(17) 神の井 荒ばしり 大吟醸 平成十二年金賞酒  神の井酒造 (愛知)
 
 貯蔵庫で常温熟成。立香は軽く鼻に抜けるような老香。口に含むとなめらかな丸みバランスのとれた味だが、軽い甘さを感じる。含み香は軽いカラメル香。



<感想>
(1)金賞受賞酒は、いずれも美味しかった。
飲みながら、特徴を考えた、特に酔鯨で感じたことだが、吟醸香の持続がある。立香から含み香残香まで吟醸香が持続する。味も長く続く。ややしつこいと言えるような自己主張がある。
 沢山の鑑評会出品酒の中で印象を残すためにはそのような造りが必要なのだろう。
(2)神の井と玉柏のバランスの良さは今回も感じられた。
愛知の酒で大吟醸といえば神の井のほか2,3あるが、神の井は安定している。金賞受賞歴も平成12、13、14、16、17、19、20、21、22、23年と常連のように受賞している。
 玉柏も今年は入賞だったが金賞受賞が多い銘柄である。出品酒は香りもよく、味のバランスもよく、筆者は酔鯨より好みである。
 純米のバランスの良さも特筆されるべきもので、利いた後なかなか回ってこないのでどこにあるか探したら、ある島でお気に入りのため足止めされていた。金賞受賞酒は日常飲む酒ではないが、純米ならば飲むことが可能だ。
(3)日本泉の大吟醸は岐阜で水準を急速に上げていると思っているが、今日は木槽搾りの吟醸酒が二種類だった。木香を感じる酒は通好みなので、一般的には難しい面があるように感じる。
(4)雄町3酒は、それぞれ個性があり、同じ雄町でも違った味わいだ。筆者の雄町のイメージでは白岳仙が近いイメージだった。ふくらみよりも切れや渋みを感じさせる骨を持ちながら味のバランスが良く上品さも持っている。
(5)熟2酒では、神の井の荒走りが良かった。平成12年の金賞酒を保存庫で常温熟成させたものだそうだが、気になる老香はなく、舌触り・味わいとも熟成酒らしい良さを感じる。
 郷乃誉は冷蔵で11年熟成させたものだが、純米大吟醸のためか神の井に比べると立香の老香がやや強い感じがする。
 飲み比べをしなければ郷乃誉でよかったはずだ。
大吟醸のほうが酒質は安定するような気がする。

コメント
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