菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

2009/08/31 日記 新豆腐

2009-08-31 20:45:33 | (2)日記

 


2009/8/31(月) 旧暦:7月12日 日出:5時11分 日没:18時10分 月出:15時40分 月没:0時41分 月齢:10.71戊申(ぼしん,つちのえさる) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:天一天上終、天赦日



今日の季語: 新豆腐(しんとうふ、しんどうふ)


 



(門前屋の冷や奴)



豆腐は季語ではないが、新豆腐は秋の季語。
秋に収穫された新大豆で作った豆腐のこと。
新蕎麦、新酒と同じく、その年の収穫を寿ぐ気持ちがある。



新豆腐の俳句:


 ・僧堂の飯の白さよ新豆腐 水原秋桜子


 ・新豆腐うから還らぬ誰々ぞ 加藤楸邨


  ・清みてるや一葉に沈む新豆腐 才麿


 ・そのかみの恋女房や新豆腐 日野草城


 ・合点の新豆腐ある厨(くりや)かな 高浜虚子



 

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2009/08/30 東山道 そのはら (その1)

2009-08-30 23:45:54 | (13)散歩・お出かけ


今日も最高気温は真夏並みの予想なので、日帰りの避暑に行くことにした。
 山に登って涼しい高原の風に吹かれ、温泉に入ってくる日帰り避暑である。


早目に総選挙の投票会場に行く。会場の受付は行列が出来ていた。今迄になかったことだった。
 いつもとは違った選挙結果を予感させるものか。


高速道路は、追い越し車線までベルトコンベア状態である。
土日祝1000円の効果は大きい。多くの人が高速道路に乗っている。大きなSAは勿論、いつもは空いていたPAまで車が溢れている。遠出するので休みを取る人が多いのだろう。
 高速道路の通行料は安くなったが、SAで使う金は増えている。


恵那山トンネルを出ると、すぐ園原ICである。
ヘブンスそのはらは、ICから15分位の近さであった。


 




ロープウエー乗り場の前には廣い無料駐車場があり、便利だ。




 
愛犬連れのグループも多く、ゲージに犬を入れてゴンドラに乗り込んでいる。


ロープウエーは思ったより距離が長く、乗車時間も長い。ゴンドラも貸し切り状態なのでのんびりと周囲の風景を楽しむことが出来る。
 鉄塔間に急勾配の場所もあり、涼しさが増すところもある。高所恐怖症の人は下を見なければ大丈夫だ。




 
到着駅の前の花壇には、赤い花が咲き、お出迎え。


花畑の方に向かって降りていくところには、道に沿って花が植えられている。


 




クレオメという花らしい。


 




下の方から茎に沿って何度も花が咲く花だろうか。
「南アメリカ原産の一年草で、草丈は1mを超します。和名はフウチョウソウ(風蝶草)もしくは、スイチョウカ(酔蝶花)といい、花からでている長い雄しべと雌しべが風に揺れる様から来ているのでしょうか。つぼみは濃い桃色ですが、咲くと淡い桃色に、さらに時間が経過すると白色に変化します。英名は、「スパイダーフラワー」」(ヤサシイエンゲイより転載)



 
百合の季節は過ぎていたが、森の中の植物園への道に6株程花を咲かせていた。オニユリだろうか。


 




山頂へのリフト乗り場から山に掛けて花が植えられている。


 




山側の黄色い花は、ルドベキアと言う花。
「北アメリカ原産の草花で、日本にやってきたのは明治時代の中頃、その頃は主に切り花として利用されていました。真夏の炎天下でも花を咲かせる気丈な植物で、切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては地面を覆うグラウンドカバーにも利用されます。
 園芸的には花後に枯れてしまう一年草タイプのものと、花後に地上部(茎や葉)が枯れるものの、根の状態で越冬し、春に再び芽を吹いて花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)タイプの2つに分けられます。
 一年草タイプはルドベキア・ヒルタ(和名:アラゲハンゴンソウ)から改良された大輪の花を咲かせるグロリオサデージーや草丈が40cm程度におさまるゴールドフレイムなどの園芸種がよく育てられています。
 宿根草タイプのものにはルドベキア・フルギタやルドベキア・ラキニアタ(和名:オオハンゴンソウ)などが知られています。ラキニアタ種は特に生育おう盛で草丈は2mにもなり、根の状態で株が冬越しするだけでなく花後にできたタネが自然にこぼれて芽を出し、新しい株が増えていくので色々な場所に広がっていき野生化している帰化植物です。
 主な開花期は夏~秋ですが、早いものでは梅雨頃から花を咲かせます。基本の花色はオレンジや黄色(花色中心付近がえんじ色で周りが黄色くなる2色咲きのものなどもある)で色幅自体はさほど多くないですが、小輪種や大輪種、一重咲きや八重咲きなどもあわせると花姿はバラエティーに富んでいます。
 ルドベキアの名前はスウェーデンの植物学者ルドベックに由来します。」(ヤサシイエンゲイ より転載)


 




 


 




 




狭いが秋桜の花も咲いていた。


 




高原だが陽射しの下は暑いので、お花畑の先の「イワナの森」を散歩する。
 直射日光が当たらない森の中は、樹間を抜ける風が涼しい。


 




ヤマト岩魚が生息するせせらぎに沿って、木の遊歩道が整備されているので誰でも歩くことが出来る。


 




ヤマト岩魚の姿は見えなかったが、綺麗な水である。


 




本流には、所々で山から流れてくるせせらぎがある。
水の中に指を入れてみるとせせらぎだが思ったより冷たい。
指を入れているとひんやりしてくる。




 1周40分の散歩を終えて池を巡ってお花畑に戻った。



 

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2009/08/30 東山道 そのはら (その2)

2009-08-30 23:42:16 | (13)散歩・お出かけ


お昼をかなり過ぎたので山を下りて、食事にする。
行き当たりばったりの思い付き避暑、ロープウエー駅にあったパンフレットに載っていた豆腐の店に行くことにした。
意外にも店は駅より、山に上がったところにあった。


 




山里の中の道を車で上り、こんな所に店があるのだろうかと思い始めた頃、大きな信濃比叡の石碑があり、そこに門前屋が在った。


 




弘仁8年(817)建立の由緒ある広拯院の門前にあることを屋号としているようだ。


 



入り口は土産物屋、その奥が食事スペースになっているが、結構綺麗な店である。


席に座り、門前屋定食を注文して待っていると、先ず大家族、次に男ばかりの団体が入ってきて、満席になり、奥の座敷スペースにまで人が溢れた。
 人気店なのだ。


 




定食は、野菜の天麩羅、冷や奴、胡瓜の酢揉み
五平餅、蕎麦のセット。


この店は豆腐が有名らしく豆腐のみ販売している淀である。定食の冷や奴は一見チーズとかムースのような洋風の印象。
雪花菜を出さない製法の豆腐だそうだが、舌触りも木綿程度のもので気にならない。
 緑の豆腐はヨモギ入りである。


蕎麦は玄蕎麦に近い山里蕎麦で更科のようなコシのある蕎麦ではなく素朴な感じだが、たれは旨い。
 醤油の尖りが全くなく、こなれた醤油の丸味とたっぷりと厚い旨味があり、質の高いもので感心した。


五平餅も団子の五平餅ではなく、文字通り御幣餅である。
これも胡麻・胡桃の香りが香ばしく美味しかった。


1000円でこれだけ丁寧な仕事であれば満足である。
注文してから時間がかかるのも納得できる。



折角なので、参道を歩き信濃比叡に行ってみる。


 




参道脇に実が付いている木があった。柿の実だった。
夏の盛りの避暑なのだが、自然は既に秋を準備していた。


 



信濃比叡は名の通り比叡山の天台宗の寺である。
参道脇には、伝教大師最澄の教え、「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」の碑が建てられていた。


 




摩滅した仏像は姿も解らないが、歴史を感じる。


 




階段を上り終えると、大きな伝教大師の立像があった。
逆光なので背後から写真を撮った。


 





 


 



 



 



 



 


広拯院は、平成になり整備が進められたようで、本堂他の建物もまだ新しい。
 しかし、外観の新しさ違い、歴史は古いものがある。


『古代東山道の重要な場所であった信濃の国園原は、
東国の玄関口であると同時に街道最大の難所、神坂峠の麓の集落です。
日本仏教の祖の一人伝教大師最澄上人は、817年東国に巡錫され、その折峠越えの難儀を見かね、我が国社会事業の草分けともいえる旅行社支援の宿泊所(布施屋)広拯・広済の2院を設けられました。』(温泉郷昼神 より転載)


今も園原は山里だが、律令時代に整備された五畿七道のうちの東山道の要衝だった。
 海側を行く東海道、北陸道と違い本州の背骨を歩く東山道の道は険しかったのは当然だ。


東山道のルートは、以下の通りだが、古代の人は健脚だったことが解る。
近江国(滋賀県):基点

美濃国(岐阜県)

神坂峠(信濃坂)

信濃国

信濃国府

碓氷峠

上毛野(群馬県)

下毛野(栃木県)

陸奥・出羽国(東北地方)


園原は京都と東国を結ぶ最古の街道東山道の信濃側の要衝であり、難所であった神坂峠を越えた人々にその眺望を愛され、多くの和歌や物語に詠われた土地である。


門前屋のすぐ前には東山道・園原ビジターセンター「はゝき木館」があり、古代の園原の情報が展示されている。


園原は古来の歌枕であった、紫式部は園原にあった「帚木」と呼ばれた檜の名木から源氏物語の中に帚木の巻を設けている。


光源氏が空蝉に贈った歌
「帚木の心を知らで園原の
   道にあやなく惑いぬるかな」


空蝉が光源氏に返した返歌。
「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさに
   あるにもあらず消ゆる帚木」



門前屋も信濃比叡もはヽき木館も良いところだった。
園原が古来の歌枕とは知らなかった。
工まない出逢いは新鮮さがあって良いものだ。



山を下り、最後の目的である温泉に向かう。
5月の時期には華やかな花桃の花に彩られる花桃の里も、この季節は人がまばらである。


花桃の里の中にある「野熊の匠 月川」は旅館だが、日帰り入浴も出来る。


露天風呂からの視界はきかないが、湯質は肌がツルツルするもので温泉らしく、女性にもうけそうだ。
 無加水、消毒循環式の温泉だ。



夕方になった高速道路は、朝にも増して車が多い。
出るまでに、事故・ひどい渋滞に巻き込まれなかったのは幸いだった。



 

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2009/08/30 自民党惨敗の原因

2009-08-30 23:23:43 | (16)時事・世相


総選挙結果の開票が進み、出口調査のデータを加味し大勢が判明した。


民主が単独過半数を取り政権交代が実現。
自民党が惨敗、大物議員が小選挙区で次々に落選。


こうなることは想定外だったと考えているのだろうが、それが惨敗の原因。
 政権政党としての自浄能力が無くなったのが、惨敗の原因だ。
あれほど世論調査が行われ自民党の支持が低下しているデータを知りながら、強弁して乗り切れると考えたのが甘かった。
 自浄能力のあった昔の自民党ならばキッチリと年金、天下り、道路利権などの問題に手を打ち、自ら軌道修正する能力があったはずだ。


総裁が、執行部が間違っていれば、党として修正しなければならないが、それが出来なくなっている。
 国民がそう考えているのに、当の自民党がその自覚がなかった。
反省をする振りなら猿でも出来る。


今後、また利権屋が党の中央に集まるような自民党ならば再生の機会はないだろう。
 国民の課題に真摯に応える政党にならなければ、未来はない。
自民党が過去の栄光と伝統を取り戻すには、党としての自浄能力が必要だ。



 

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2009/08/30 日記 あつい日

2009-08-30 22:36:56 | (2)日記

2009/8/30(日) 旧暦:7月11日 日出:5時11分 日没:18時11分 月出:15時00分 月没:---- 月齢:9.71丁未(ていび,ひのとひつじ) 六曜:大安 九星:二黒土星 選日:一粒万倍日、不成就日



今日の季語: 松虫草


 



(flickr より転載)


 


『マツムシソウ(松虫草、Scabiosa japonica)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の多年生植物。日本各地の山地に分布する。


 特徴
 セイヨウマツムシソウ草丈はおよそ20~90cmで、葉は羽状複葉。夏から秋にかけて紫色の花をつける。花は頭状花序で、花の大きさは5cmほどである。 薬草として皮膚病などに用いられることもある。


属名の「スカビオサ」という名前で園芸品種として栽培されるのは、近縁種のセイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea)であることが多い。』(Wikipedia)


 


松虫草の俳句


 ・尾根まではつづく道見ゆ松虫草 水原秋桜子


 ・霧ひかる松虫草の群落に 相馬遷子


 ・松虫草霧(き)らひながらに花明り 石塚友二


 ・押花に松虫草を新らしく 稲畑汀子


 ・人声ははるかなるもの松虫草 上崎暮潮


 


今日はあつい日になった。


民主党が圧勝、自民党が惨敗。
二大政党政治の始まった歴史的な熱い日。


一時秋のような日があったが、この3日ほど日中は真夏の暑さが続いている。涼しかった後の暑さはこたえる。
 今日も暑い日だった。



 

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2009/08/29 映画「浮草」

2009-08-29 23:27:55 | (6)映画


NHK BS2でカメラマンの宮川一夫の特集を放送しているが、8月26日は小津安二郎の名作「浮草」だった。


都会の少し上流な家庭を舞台にする小津には珍しく、全国を旅から旅に興行して回る旅芸人一座を舞台にしている。


座長の駒十郎は、座員の吉之助が一座の金を持ち逃げした事により、一座をたたまなければならなくなる。
 この災難を機に、長年の浮き草稼業から足を洗い、昔子供を産ませた女お芳と一緒に暮らそうかと思う。
 子どもの清は自分の様な根無し草のと違い、学校に行かせて一流会社に行かせたいと思い、充分な仕送りをしてきたが、この際、父親として名乗りを上げ、親子三人で暮らしたいと思う。
 しかし、こどもの清は、今更そんな父親は要らないという。


駒十郎は、お芳に清の言う通りだと言い。一座が立派に再建できたら又帰ってくるといい旅に出る。
 駅に着くと、そこには仲違いした一座のすみ子がいた。
二人は贔屓を頼って桑名に行くことにする。



この頃の映画を見ると、今のパロディタッチのドラマと違って人間の心が正面から捉えられている。
 人間像が正直で誠実である。笑いの中に打算を含ませるようなことはない。諍いになろうが、傷つくことになろうが真正面から迫る人間ばかりである。
 笑いながら逃げ回っている今の人物像とは違っている。


時代の違う映画なので、年老いた姿しか知らない京マチ子も若尾文子も本当に美しく綺麗だ。
 若いことはそれだけで美しい。



小津のこの映画の主題は何だろう。
時に流されて生きる人間の姿のように思う。
毎日毎日、努力して生きているがその努力が報われる日が来るのかどうかは解らない。
 自分が良かれと思ってしても相手はその様に受け止めないかも知れない。
 物事は、自分が希望する道筋を辿らないかも知れない。


先の見えない時の流れの中で、精一杯生きている人間。
悪い人間もいるが、大方は善良な人間ばかりだ。
そんな人間がここでもそこでも生きているが、時はすべてを押し流していく。


諦念と言っては正確ではない、穏やかな悟りのような気持ちが、旅に出る駅舎の中での駒十郎とすみ子の呼びかけを繰り返す何か明るい口調から伝わってくる。


 




見終わった後の余韻は、日本酒に例えれば、解脱を通り越した大古酒の雑味の無さ、後口の気品のようである。


 


【データ】
(以下、キネマ旬報映画データベース より転載した。)
「浮草 」
[製作国]日本
[製作年]1959
 
<スタッフ>
 監督: 小津安二郎 オヅヤスジロウ
 製作: 永田雅一 ナガタマサイチ
 企画: 松山英夫 マツヤマヒデオ
 脚本: 野田高梧 ノダ
        小津安二郎 オヅヤスジロウ
 撮影: 宮川一夫 ミヤガワカズオ
 照明: 伊藤幸夫 イトウユキオ
 音楽: 斎藤高順 
 録音: 須田武雄 スダタケオ
 美術: 下河原友雄 シモガワラトモオ


<キャスト(役名)>
 中村鴈治郎 ナカムラガンジロウ (嵐駒十郎)
 京マチ子 キョウマチコ (すみ子)
 若尾文子 ワカオアヤコ (加代)
 浦辺粂子 ウラベクメコ (しげ)
 三井弘次 ミツイコウジ (吉之助)
 潮万太郎 ウシオマンタロウ (仙太郎)
 伊達正 ダテタダシ (扇升)
 島津雅彦 シマヅマサヒコ (正夫)
 田中春男 タナカハルオ (矢太蔵)
 中田勉  (亀之助)
 
<解説>
 「お早よう」のコンビ野田高梧と小津安二郎の共同脚本を小津安二郎が監督したもので、ドサ廻り一座の浮草稼業ぶりを描いたもの。撮影は「鍵(1959)」の宮川一夫が担当した。 


<ストーリー>
 志摩半島の西南端にある小さな港町。そこの相生座に何年ぶりかで嵐駒十郎一座がかかった。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢十五人、知多半島一帯を廻って来た一座だ。駒十郎とすみ子の仲は一座の誰もが知っていた。だがこの土地には、駒十郎が三十代の頃に子供まで生ませたお芳が移り住んで、駒十郎を待っていた。その子・清は郵便局に勤めていた。お芳は清に、駒十郎は伯父だと言い聞かせていた。駒十郎は、清を相手に釣に出たり、将棋をさしたりした。すみ子が感づいた。妹分の加代をそそのかして清を誘惑させ、せめてもの腹いせにしようとした。清はまんまとその手にのった。やがて、加代と清の仲は、加代としても抜きさしならぬものになっていた。客の不入りや、吉之助が一座の有金をさらってドロンしたりして、駒十郎は一座を解散する以外には手がなくなった。衣裳を売り小道具を手放して僅かな金を手に入れると、駒十郎はそれを皆の足代に渡して一座と別れ、お芳の店へ足を運んだ。永年の役者稼業に見切りをつけ、この土地でお芳や清と地道に暮そうという気持があった。事情は変った。清が加代に誘われて家を出たまま、夜になりても帰って来ないというのだ。駅前の安宿で、加代と清は一夜を明かし、仲を認めてもらおうとお芳の店へ帰って来た。駒十郎は加代を殴った。清は加代をかばって駒十郎を突きとばした。お芳はたまりかねて駒十郎との関係を清に告げた。清は二階へ駆け上った。駒十郎はこれを見、もう一度旅へ出る決心がついた。夜もふけた駅の待合室、そこにはあてもなく取残されたすみ子がいた。すみ子は黙って駒十郎の傍に立って来た。所詮は離れられない二人だったようだ。 



 

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2009/08/29 日記 あと一日

2009-08-29 23:03:39 | (2)日記

2009/8/29(土) 旧暦:7月10日 日出:5時10分 日没:18時13分 月出:14時14分 月没:23時45分 月齢:8.71丙午(へいご,ひのえうま) 六曜:仏滅 九星:三碧木星 選日:



今日の季語: 茗荷(みょうが)の花


 



(関心空間 より転載)


『ミョウガ(茗荷、学名:Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の多年草。食用として利用される。


東アジア(温帯)が原産。日本の山野に自生しているものもあるが、人間が生活していたと考えられる場所以外では見られないことや、野生種がなく、5倍体(基本数x=11、2n=5x=55)であることなどから、大陸から持ち込まれて栽培されてきたと考えられる。花穂および若芽の茎が食用とされる。雌雄同株で、花器にも雄蕊、雌蕊とも揃っている両性花が開花するが、5倍体のため、受精しても親と同じ数の染色体数になることは稀で、繁殖は地下茎による栄養体繁殖が主体である。しかし夏から秋にかけて温度が高い時にごく稀に実を結ぶことがある。地上部に見える葉を伴った茎状のものは、先端に花を生じないので、偽茎と呼ばれる。


 食材としてのミョウガ
通常「花みょうが」、「みょうが」と呼ばれるものが花穂で、内部には開花前の蕾が3?12個程度存在する。そのため、この部分を「花蕾」と呼ぶ場合もある。一方若芽を軟白し、弱光で薄紅色に着色させたものを「みょうがたけ」と呼ぶ。「花みょうが」は、晩夏から初秋にかけ発生し、秋を告げる風味として喜ばれ、一方「みょうがたけ」は春の食材である。


独特の香りが好まれ、また特有の紅色が目を楽しませる。このため蕎麦、素麺などの薬味として利用される。この場合香辛菜として利用されることになる。そのほか、天ぷらや酢の物、味噌汁の具など、独立した食材としても用いられる。夏が旬の野菜である。 農家では、山椒・ミツバとならび、果樹園・裏庭・屋敷林の木陰に、薬味として、育てておく代表的な植物である。


香り成分はα-ピネン類。紅色の成分は水溶性植物色素アントシアニンの一種、マルビジンである。植物体内ではグルコース1分子と結合し、マルビジンモノグリコシドとして存在する。


俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われているが、栄養学的にそのような成分は含まれていない。逆に近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっている。無機成分では窒素とカリウムが多く含まれ、食物繊維(粗繊維)が多い。


 名の由来
 食用に供するミョウガ大陸からショウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、これがのちにショウガ・ミョウガに転訛した[1]との説が有力である。なお、名の由来に関しては下に挙げるような俗説がある。


釈迦の弟子である周利槃特(梵語:チューラパンタカの音写で、しゅりはんどく、スリバンドクなど)が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと、見慣れない草が生えていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。


この説は前掲の「物忘れがひどくなる」という話とともに、民話「みょうが宿」から一般化し、人口に膾炙(かいしゃ)するようになったもので、学術的な根拠はない。


 その他
東京都文京区に、茗荷谷という地名があるが、これは江戸時代までこのあたりで茗荷の栽培が盛んであったことに由来する。
領地のために命を張った戦国武士などは、戦闘で命が残る「冥加」にかけて、「茗荷」の紋を好んで使用した。「影茗荷」「鍋島茗荷」などが有名である。
一部地方では、みょうがぼち(岐阜県)、みょうが饅頭(熊本県)といった、みょうがの葉を使ったお菓子が今でも食べられている。』(Wikipedia)


 


茗荷の花の俳句:


 ・いと白き茗荷の花や垣の外 高須稲村


 ・つぎつぎと茗荷の花の出て白き 高野素十


 ・隠るる如茗荷の花を土に掘る 橋本多佳子


 ・声かけて茗荷の花をもらひけり 横田啓元


 ・鐘撞いて茗荷の花にひヾかする 加藤覚範


 


朝は涼しかったが、陽が昇るにつれて急に暑くなった。
こんな日の夕食に、胡瓜の浅漬けが登場した。
胡瓜のぶつ切りを茗荷・大葉・生姜を薬味に酢と白醤油で軽く漬けたもの。
 胡瓜のカリカリとした食感とアッサリと爽やかな茗荷の風味が涼しい。



あと一日。
当確の人も、落確の人も、当落を彷徨っている人もあと一日。
あと一日が待ち遠しい人も、あと一日が恐ろしい人も、あと一日が短すぎる人もあと一日。


後世は自民党をぶっ壊した人を誰と呼ぶのだろうか。


 


 

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2009/08/28 日記 高速道路無料化

2009-08-28 23:26:27 | (2)日記

2009/8/28(金) 旧暦:7月9日 日出:5時09分 日没:18時14分 月出:13時22分 月没:22時52分 月齢:7.71乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:先負 九星:四緑木星 選日:



今日の季語: 走馬燈(そうまとう、そうばとう)、廻り灯籠


 



(Le Petit Princeの回り灯籠 星の王子様総覧 より転載)


 


『走馬灯、走馬燈(そうまとう)とは内外二重の枠を持ち、影絵が回転しながら写るように細工された灯籠(灯篭)の一種。回り灯籠とも。江戸中期に夏の夜の娯楽として登場し、俳諧では夏の季語。


近年では、人が死に際に体験するといわれる(臨死体験をした人が「見た」と語っている)一生の記憶のリピート現象の表現として用いられている(走馬灯現象または走馬灯体験)。むしろ実物を目にする機会が少なくなっているため、走馬灯という単語はこの現象そのものを指すものと誤用される場合が多い。


 仕組み
走馬灯の仕組みは、基本的に影絵芝居と共通する。光源は蝋燭(現在は安全のため電気式のものが普通)で、二重の枠のうち紙を張った外側の枠がスクリーンになっている。内側の枠の軸に人や馬の絵を切り抜いた紙を貼る。


ひとりでに影絵が動くのは、この内側の枠の構造に工夫があるからである。枠に取り付けられた軸の上に風車が付いており、蝋燭の熱が空気を暖めて起こる上昇気流を受けて回転する仕掛けになっている。そのため、内枠に取り付けた絵の影が回転する。


もともと影絵ということもあって地味なものだったが、現在はカラーセロファンなどの普及によって鮮やかな色つきの影絵が写るものもある。』(Wikipedia)


 


走馬燈の俳句:


 ・浅草に無く鎌倉で買ふ走馬燈 高浜虚子


 ・ひんがしの日に照らされて走馬燈 山口誓子


 ・須賀田平吉君を弔ふ
  生涯にまはり燈籠の句一つ 高野素十


 ・走馬燈母の夢にも早瀬あり 斎藤慎爾


 ・追はるるは昔のをんな走馬燈 井沢正江


 


高速道路無料化について、民主党政権が近づきつつある現在賛否両論がある。
 否の論拠の一つが環境汚染である。
自民党の反民主党広告でも取り上げているし、
全国保険医団体連合会が民主党の鳩山由紀夫代表にあてて高速道路料金の無料化撤回を求める要望書を送付した。
 保団連では、無料化により「大気汚染が激化し、ぜんそくなどの公害疾患の増大を招くことが危惧される」としている。


高速道路については、巨額の建設代金・通行料が政官業の癒着によって食い物になっていることが問題であり、そもそも環境問題が道路に優先するはずがない。もし優先するのなら道路をすべて有料化しなければつじつまが合わなくなる。


問題は巨額の建設費を透明化し、天下りの道路公団を解体し、道路の利権を消滅させることが先ず第一で、移動のコストをなくすことで経済活動を活発化させることが究極の目的だ。
 信長の時代ですら楽市楽座を実現している。



 

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2009/08/27 日記 生身魂

2009-08-27 23:43:05 | (2)日記

2009/8/27(木) 旧暦:7月8日上弦 日出:5時08分 日没:18時15分 月出:12時24分 月没:22時05分 月齢:6.71甲辰(こうしん,きのえたつ) 六曜:友引 九星:五黄土星 選日:



今日の季語: 生身魂(いきみたま)、生御魂、生盆、蓮の飯
 (陰暦7月8日から13日までの間に両親の長命を祈ってその生御魂に供応する事で、蓮の葉に餅米?を包み、〆鯖を添えて祝う。これを蓮の飯(はすのえ)という。)



 



長崎御盆カタログ より転載)



 


生身魂の俳句:


 ・婉転とみやこことばを生御魂 茨木和生


 ・亡き母のものがたりして生身魂 阿波野青畝


 ・生身魂ひよこひよこ歩き給ひけり 細川加賀


 ・生身魂こヽろしづかに端居かな 阿波野青畝


 ・生身魂生くる大儀を洩らさるる 大橋敦子


 


お盆は先祖や故人の霊を供養するだけでなく、生きている父母や目上の者にも礼を尽すという考え方があり、生盆(いきぼん)といい、盆やその前に両親や親方などにご馳走をしたり贈物をしたりする。その礼を尽くすべき人を生身魂と言うらしい。


お盆には多くの人が実家に帰省するが、こうした帰省ラッシュの文化的背景の一つとして、生盆の風習があり、盆には親や生きた人々の魂を供養するために実家に帰る事が連綿として繋がっている。


帰る実家のある人は幸せである。
生身魂に顔を合わせ、話をし、話を聞くだけでも生盆になる。
帰るところのない人は、迎え火・送り火の魂祭りになる。
それも出来ない人も、心の中で手を合わせれば済むことだ。



 

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2009/08/26 日記 歴史の真実

2009-08-26 22:33:25 | (2)日記

2009/8/26(水) 旧暦:7月7日 日出:5時08分 日没:18時17分 月出:11時23分 月没:21時22分 月齢:5.71癸卯(きぼう,みずのとう) 六曜:先勝 九星:六白金星 選日:



今日の季語: 弟切草(おとぎりそう)


 



(K’s Bookshelf より転載)


『オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年生植物。


 特徴
日本全土から朝鮮半島、中国大陸の草地や山野に自生する。高さ20cm~60cmにまで生育し、夏に2cm程の黄色い花を咲かせる。


葉の表面に褐色の油点が見られるが、これはヒペリシンという光作用性物質で、これを摂取した後に日光に当たると皮膚炎や浮腫を生じる。


またオトギリソウにはタンニンが多く含まれており、全草を乾燥させたものを小連翹(しょうれんぎょう)と称して生薬として用いる。


 和名のゆかり
この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものである。この不吉な伝説のため、付けられた花言葉も「恨み」「秘密」と縁起が悪い。


一方、基本的には薬草であり、タカノキズグスリ(鷹の傷薬)、チドメグサ(血止め草)などの悪いイメージのない異名も持つ。』(Wikipedia)


 


弟切草の俳句:


 ・弟切草咲くばかりなり関の址 桜木俊晃


 ・弟切草歩けば思ひやさしかり 宮坂静生


 ・花了へし弟切草と言はれても 井上信子


 ・咲きだして弟切草の脇甘き 姉崎蕗子


 ・弟切草淡海の夕風諾へり 山本定子


 


1600年の今日、8月26日(慶長5年7月18日)、石田三成は、徳川家康が会津の上杉景勝攻めに向かったことを機として、反徳川の勢力を集結し、伏見城を攻めた。
 歴史的結末は、9月の関ヶ原の戦いの家康の勝利となっている。


この辺りの歴史の動きは殆ど知らないが、三成挙兵の報に接し、会津征伐から兵を引く家康を追撃するように進言する直江兼続に対し、景勝は追撃は義に反するとして行わなかったとされるがよく解らない話だ。
 景勝も兼続も俗説が多いので、真実は一層見えなくなる。


兼続の「愛」の兜も、愛=LOVEと考えると解りにくくなる。
何故、兜に愛なのか?


戦国時代には、上杉謙信が毘沙門天の信仰を表した「毘」の字を旗印に使用したように、神名や仏像を兜や旗などにあしらう事が流行っていた。
 この事を踏まえると、この「愛」はLOVEではなく、軍神である「愛染明王」の「愛」らしい。


歴史的真実は、霧の中に霞んでいる。


 

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2009/08/25 日記 新食品の安全性

2009-08-25 21:28:15 | (2)日記

2009/8/25(火) 旧暦:7月6日 日出:5時07分 日没:18時18分 月出:10時18分 月没:20時44分 月齢:4.71壬寅(じんいん,みずのえとら) 六曜:赤口 九星:七赤金星 選日:


今日の季語: みせばや


 



(四季の森空間・写真俳句 より転載)


『花期 7~10月
科名 ベンケイソウ科
属名 ムラサキベンケイソウ属
学名 Hylotelephium sieboldii (=Sedum sieboldii)
和名・別名 たまのお
性状 多年草(耐寒性)
原産地 日本
花言葉 大切なあなた
用途 小~中鉢
生態 四国(小豆島)の岩上に生える。
やや下垂気味の細い茎に、卵状の青白色の葉が3輪生でつき、その先端に桃色の小花が球状に多数重なり合うように咲きます。たいへんに丈夫で作りやすく、古くから鉢花や庭園に作られてきたので、園芸品種のように思われがちですがこれはれっきとした日本原産の多年草です。しかも自生は小豆島にのみである事を知っている人は少ないようです。和名は「見せばや」といい、誰に見せようかという意味。仲間にはヒダカミセバヤやオオベンケイソウもあり、いずれもよく栽培されています。 花色 淡紅色 』(花暦)



みせばやの俳句:


 ・みせばやの花に扇を捨てやらず 後藤夜半


 ・月の友みせばやの花吊る軒に 山口青邨


 ・みせばやに凝る千万の露雫 富安風生


 ・みせばやの花のをさなき与謝郡 鈴木太郎


 ・老母のたまのをの花さかりなる 西尾 一


 


新しい食品・食材、サプリメントも含めて、新しい物の安全性についてはどの程度確認が行われているのだろう。
 薬品については、認可が慎重すぎるが、口に入れるものについてはもう少し慎重にした方がよいと思う。
 伝統的なもの、古来用いられてきたものは時による検証を受けてきており安全度が高い、新しい物に飛びつくのは危険でもある。



『<エコナオイル>安全性を調査
2009年8月25日(火)13:00
 食品安全委員会の専門調査会は24日、特定保健用食品「健康エコナクッキングオイル」(花王)などに含まれる可能性のあるグリシドール脂肪酸エステルの安全性を検討することを決めた。調査会は、エコナクッキングオイルなどジアシルグリセロール(DAG)を高濃度で含む食品の安全性を調べており、近く中間報告を出す。今回調べるエステルはDAGを主成分とする油に多量に含まれるとの報告がある。安全に関する情報も少なく、発がん性があるとされるグリシドールに体内で変わる可能性も否定できないという。花王は「安全性については問題ないと考えている」と話している。』(毎日.jp)


 


 

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2009/08/24 夏の甲子園終わる

2009-08-24 21:59:32 | (2)日記

2009/8/24(月) 旧暦:7月5日 日出:5時06分 日没:18時19分 月出:9時12分 月没:20時10分 月齢:3.71辛丑(しんちゅう,かのとうし) 六曜:大安 九星:八白土星 選日:



今日の季語: 南瓜(かぼちゃ)


 



(日本南瓜 恵那川上屋~工房日記 より転載)


『南瓜
品種:
 ウリ科カボチャ属。野生種は根の部分が越冬しますが、栽培種は一年生です。色々な風土になじむので世界中で栽培され、 品種や変種も多い。 
原産地:
 カボチャの原産地は中南米というのが定説ですが、30年ほど前の資料では原産地についてインド、ナイル河沿岸、ペルー、アンゴラ、 南アジアなどの諸説が紹介されて確定していませんでした。 それぞれ各地で、「野生種に近い種が見つかった」、「古い文献にカボチャが載ってる」、「古墳からカボチャの種が見つかった」 などが根拠になっていました。最近になって中南米の遺跡の研究が進み、メキシコの洞窟で紀元前7000年~5500年の地層から カボチャの種が発見されて、中南米原産説が定説になりました。 日本には1541年に大分に漂着したポルトガル船が、大名の大友宗麟にカンボジア産のカボチャ (現在の日本カボチャ)を贈ったのが最初と言われています。 この時にカンボジアから持って来たのでカンボジアがなまってカボチャと呼ぶようになったそうです。 
種類
 カボチャには、大きく分けけて日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャ、 とそれらの交雑種があります。
●日本カボチャ- 学名の Cucurbita moschata の"moschata"は麝香(じゃこう)の事で、良い香りがするという意味。 見た目が美しいのですが、栽培に手間がかかり収量が少ない事と、甘味の強い西洋カボチャが好まれるという事で栽培が減少し、 今では10%以下になってしまいました。甘味が少なく粘質で、薄味の和風の煮物にむきます。
菊座-規則的に深い縦溝が入り、輪切りにすると菊の花のよう。代表的な日本カボチャです。旬は9月~10月。
黒皮-(写真上)小型で濃い皮の色。日本の風情を感じさせる外見。淡白で味が染み込みやすいので、薄味の煮物や 肉を詰めた蒸し物にむきます。6月~7月が旬。宮崎県の"日向南瓜"は黒皮の一種で春先が旬です。
ちりめん-その名のとおり、皮が縮れているように見えます。
鹿ケ谷(ししがたに)-京の伝統野菜の一つで、ひょうたんの形をしたカボチャです。 180年前に突然変異でできたそうです。現在では年間2000個程度が細々と作られている状態です。
...
成分:
 代表的な緑黄色野菜でビタミン類が豊富。特に西洋カボチャはカロチンを豊富に含んでいます。 主成分は糖質(デンプン及び糖)ですが、日本カボチャで100gあたり7.9gなのに対し、 西洋カボチャは倍以上の17.5gに達しています。西洋カボチャが甘味が強い事を示しています。 
調理法:
 カボチャを包丁で切るのは大変ですね。そんな時には電子レンジで加熱してから切りましょう。西洋カボチャ4分の1に対して 5分の加熱が目安です。その後、切ってから煮たり蒸したりすればいいのです。 電子レンジを使う時はラップをかけないほうがホクホクと仕上がります。 
目利き:
 カボチャには熟成が必要なので、熟成具合を見て買います。切ってある場合には赤みが強い方が熟成が進んでいます。 丸ごと買う場合には、ヘタを見てコルク状に枯れている物を選びます。 
市場:
 日本国内で年間約25万トンが収穫され、このうち45%が北海道産です。 過去には65万トン(1940年代)も作られた事もありましたがその後減少。 70年代に25万トン程度に下がってからは微増傾向で現在に至っています。
保存が利くので輸入も多く、ニュージーランド、メキシコなどから年15万トンが輸入されます。』(食材辞典)



南瓜の俳句:


 ・溝越して蔓の末なる南瓜かな 華明


 ・朱の南瓜われ太陽の如く描く 山口青邨


 ・日々名曲南瓜ばかりを食はさるゝ 石田波郷


 ・賤が恋南瓜畑の月更けぬ 梅沢墨水


 ・朝の僧南瓜の蔓を叱りをり 大串章



処暑を過ぎたからか、急に涼しい風が吹いた。
夏の熱闘甲子園が終幕した。


中京大中京が、日本文理の猛反撃を凌ぎ7度目の全国制覇を成し遂げた。
 春夏連覇した1966年以来43年ぶりの優勝で、地元としては嬉しい結末を迎えた。
 中京商として夏6度優勝しているが、決勝戦に出た年は必ず優勝しており、今回もそのジンクスは受け継がれた。
 伝統の支えは大きい。


 ・甲子園夏のおわりの祭りかな


 ・なみだ汗優勝投手のインタビュー


 


 

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2009/08/23 日記 処暑

2009-08-23 23:50:43 | (2)日記

2009/8/23(日) 旧暦:7月4日 処暑 日出:5時05分 日没:18時21分 月出:8時04分 月没:19時39分 月齢:2.71庚子(こうし,かのえね) 六曜:仏滅 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日



今日の季語: 蜩(ひぐらし)、秋蜩、日暮


 



(ティティの昆虫辞典 より転載)


『ヒグラシ(Tanna japonensis)はカメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。


日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮などがあり、秋の季語にもなっている。


 特徴
成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼付近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。


なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai、Dyar, 1904)というガの一種が知られ、成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina、Kato, 1943)も稀にヒグラシに寄生するとされる。


 生態
日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)の広範囲に生息する。日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。


俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、ニイニイゼミ同様、他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。


オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。日の出前、または日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。


朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい」印象とは異なるともいう。』(Wikipedia)


 



蜩の俳句:


 ・蜩や杉街道を急ぐ人 岡田鱶洲


 ・蜩や天に崖あるひくれどき 加藤楸邨


 ・此家暮るゝ早き此森蜩に 喜谷六花


 ・奥木曽の蜩すべての蝉やみて 山畑禄郎


 ・蜩の天下の険を鳴き通す 荻島雪子


 



『処暑(しょしょ)は、二十四節気の1つ。8月23日ごろ。およびこの日から白露までの期間。


太陽黄経が150度のときで、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。


二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。』(Wikipedia)



良い天気である。
昼から岐阜の酒の中島屋主催の日本酒の会に出席。
昼から夕方までのマラソン宴会。
良い酒と良い料理だった。


酔っ払い第三夜。
流石に飲み疲れたが、明日からは新しい週の始まり。



 

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2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その1)

2009-08-23 23:05:29 |     季節の美味しさと日本酒を


日本酒3連投の最終日は、岐阜の中島屋さん主催の「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」だ。
 毎月あるこの会のうち春夏秋冬年4回開催される会場が「ざっぶん」の会は日曜日の13:00から始まり終わるのは酒が無くなるまで。通常酒が無くなるのは19:00頃になる、日本酒のマラソン宴会、耐久レースである。
 しかし、内容が濃いので楽しく、時間の長さをまったく感じないのは不思議でもある。


今日は夏の「ざっぶん」の会である。
夏は、蔵の方が毎年参加されるので、お話しを聞くことが出来る機会でもある。
 料理は、夏・岐阜と条件が揃えば、決まりの鮎である。
今日はどうだろうか。


名古屋駅から東海道線に乗る。
時節柄、咳をする人を避けて、滅多に乗ることのない最前部に立ち、茶色い鉄さびが遠方まで伸びている中、鈍く銀色に光る2本のレールを思ったより高速で走り続けているのを見ていると、運転手が女性であることに気付いた。
 軌道上の乗り物とはいえ、これだけ大きな列車を走らせ、多くの人命を預かる運転手を女性が務めていることに今の時代が在った。


 



岐阜駅前のロータリーの植え込みも緑が濃くなっていた。
少し前までは、散髪に行ってきましたというような風景だったが、夏を過ごして、枝も伸び、葉も茂り、地下の根も張っているようだ。


ざっぶんは駅から徒歩圏なので便利だ。
会場はまだ参加者は多くなかった。
受付を済ませ、定められたテーブルに座ると、ウエルカム心太が出てくる。
 香ばしい香りのする、伝統的な酢醤油と胡麻の、夏の風物である。


 




席に座り、受け取った「利き酒メモ」の出品酒一覧を見る。
毎回この一瞬が楽しみである。
どんな酒が登場し、どんな巡り逢いがあるのか。


出品酒に番号をふってみると、蔵元持参のお酒も含めると、26銘柄もある。大変である。ペース配分を考える必要がある。


定刻の1時になり、主催者の挨拶で乾杯をして、いよいよ会が始まる。


【今日の出品酒】
出品酒のコーナーは、<乾杯>から始まる6つのステージに分けられている。


<乾杯>
(1) 梵 しぼりたて初雪 純米大吟醸 生酒 加藤吉平商店 (福井)


 



  うすにごりの生酒。蔵で半年寝かせて出荷するもの。立ち香あり、甘いトロリとした入り口だが、次に発泡感のあるピリ辛が来る。中盤からスッキリと切れて辛くなる。終盤に吟香あり、後口は辛味系。評価8.0。



<本日ご参加蔵元のお酒>


(2) 三千盛 純米大吟醸 にごり生酒 三千盛 (岐阜)
  立ち香はあまり感じない。すっとはいる入り口、辛味あり、酸のふくらみはなく切れ味良い。うすにごり酒だがトロ味とかはなく、発泡感は感じないが、澱の少しざらついた舌触りがある。キレが良く、後口も辛味系。評価8.0。


(3) 鯨波 純米 恵那醸造 (岐阜)
  入り口は甘く、次に透明感のある酸のふくらみがある。次第に終盤に向かい辛くなり、後口はやや重い。下ぶくれの形。評価7.0。


(4) 鯨波 純米吟醸 恵那醸造 (岐阜)
  立ち香あり、酸のフルーティなふくらみがある。中盤辛いが、後半の重さはない。終わり前に吟香あり、後口は良い。評価8.0。


(5) 榮一 一滴入魂 純米 (株)林本店 (岐阜)
  立ち香あり。軽い入り口、次に酸の透明なふくらみがあり、途中から甘味がある。後半やや重くなるが、後口に癖はない。評価8.5。


(6) 房島屋 純米65 本生<7号酵母・H18BY> 所酒造(資) (岐阜)
  立ち香は熟した果実臭。甘い入り口。酸はスッキリしている。後口は辛味系で、少し残るものがある評価8.0。



<冷やで、燗で楽しむお酒>


(7) 一念不動 純米吟醸 強力 関谷醸造 (愛知)
軽い立ち香。スッキリした入り口、軽い酸味の後、後半辛くなる。後口重い。全体の印象が硬い。評価7.0。
肴としてはパスタ・生ハムに合った。単独より食中酒向きか。
燗: 酸のふくらみが出て、柔らかさが出る。燗向きである。


(8) 益荒男 山廃吟醸 鹿野酒造 (石川)
立ち香はない。スッキリした入り口、酸はふくらみはないがフルーティで、キレが良い。後口は良い。評価8.0。
燗:ふくらみが増すが全体の印象は変わらない。


(9) 芳水 山廃仕込み純米 芳水酒造 (徳島)
"立ち香はない。スッキリとした入り口、酸っぱい酸。後口は重い。評価7.0。
燗:入り口のふくらみが出てバランスが良くなる。



<本日の吟醸酒>


(10) 京ひな 五億年 純米大吟醸 酒六酒造 (愛媛)
  入り口軽く甘い、バランスの良い広がりが続く。吟醸酒らしい世界である。バランスが良く、偏りがない。後半苦味が底にあり締めている。後口は軽い辛味系。評価9.2。



 


(11) 清泉 亀の翁 純米大吟醸 久須美酒造 (新潟)
  甘い入り口、酸の厚み有り、味の厚みが長く続く。後口は辛味系。評価8.5。



<比較試飲しましょ>


(12) 東一 純米 山田錦 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  入り口透明感のある酸、酸はスッキリとした酸。後口は癖はない。評価8.0。


(13) 東一 大吟醸 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  酸味のある味、発泡感がある。後半香りがある。後口は辛味系。評価8.5。


(14) 東一 純米大吟醸 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  入り口はスッキリ、酸はキレが良く、透明感がある。後口のキレがよい。評価8.8。


(15) 東一 大吟醸 雫搾り H19BY 五反田酒造 (佐賀)
  仄かな香。軽い入り口、丸味のあるバランスの取れた厚みある味。広がりはなく、味が中に寄る印象。後口の癖はない。評価8.5。


 


(16) 長珍 純米大吟醸生詰 H20BY 長珍酒造 (愛知)
  立ち香はあまり無い。軽い甘い入り口、バランスの取れた味だが、まったりとした丸味がある。後口の癖はない。評価9.0。



(17) 長珍 純米大吟醸生詰 H19BY 長珍酒造 (愛知)
  酸のふくらみがスッキリとしてスピード感がある。後半に軽いバナナ臭。後口は軽い辛味系。評価8.8。


(18) 長珍 純米大吟醸生詰 H16BY 長珍酒造 (愛知)
  入り口軽い、酸はスッキリしているが次第にふくらみ、後半にかけて辛味が押す。後口は辛味系。下ぶくれの形。評価8.5。


(19) 天狗舞 旨吟 吟醸酒 平成17年7月瓶詰 (株)車多酒造 (石川)  "立ち香は化学臭、皮のような香。甘い入り口、酸のふくらみの後、後半にかけてやや老香風の香。舌触りは滑らかであり気持ちよい。残り香も化学臭。評価7.0。
燗:立ち香の癖が弱くなり、飲みやすくなる。酸のふくらみが増すので、燗向きである。



<本日ご参加の蔵元様ご紹介とご持参酒>


(20) 三千盛 小仕込み 純米大吟醸 三千盛 (岐阜)
  酸のふくらみ.スッキリ感。


(21) 三千盛 れいじょう 純米大吟醸 三千盛 (岐阜)
  フルーツの香。甘酸っぱい味。後半辛味が増す。後口は辛味系。


(22) 揖斐乃蔵 大古酒 1986年 純米吟醸 所酒造(資) (岐阜)


 



1986年製造の23年物の大古酒、タンクで囲ったもの。立ち香はカルメラの香。甘い入り口、酸はあるがスッキリとしている。透明感があり、雑味は感じない。
房島屋所杜氏の話では、5年程前から俄然良くなったとのこと。常温熟成古酒に起きる解脱があったのだろう。だるま正宗より軽い印象で、透明感・雑味の無さは大古酒の特徴である。



(23) 榮一 特別限定夏仕立 生酒 (株)林本店 (岐阜)
蜂蜜の甘い立ち香。軽い入り口、酸は爽やかで透明感があり、夏仕様を感じる。後口は軽い辛味だが癖はない。
先週の日本酒の会の「夏純・夏吟」の中に入れたかった酒。後藤杜氏の話では今年より来年の夏を目指しているとのことだった。夏向きの日本酒が着々と増えている。


(24) 天領 天涼 本醸造生貯蔵酒 天領酒造 (岐阜)
  軽い入り口。甘味系の味、ふくらみはあるが味の厚みはない後口は辛味系だが、癖は感じない。


(25) 初緑 特別純米 ひやおろし 高木酒造 (岐阜)
  立ち香あり、甘い入り口、酸の厚みがある。飲みやすい酒で、無ラベルの瓶で回っていたので、一瞬蓬莱泉の酒かと思ったが、初緑であった。


(26) 鯨波 大吟醸 平成17年12月瓶詰 恵那醸造 (岐阜)
  甘い入り口。酸味の膨らみあり、後半はピリ辛、底に苦味が締めている。雑味無く、透明感のある世界で、熟成味・香はまったく感じない。温度管理がしっかり行われているのだろう。



 

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2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その2)

2009-08-23 22:09:33 |     季節の美味しさと日本酒を


ざっぶんの会は料理もマラソンであり、楽しい。
季節に合わせて色々な素材、趣向で楽しませていただける。
厨房で休み無く料理を創っていただく姿が見え、単なる商売ではない気持ちが伝わって来るのが楽しい。




 
テーブルに座った時、既にラップが掛けられ用意されていた前菜。
左から、ゴーヤーとツナとかいわれ大根のサラダ、秋刀魚の甘露煮、鰺の南蛮漬け。


甘露煮も南蛮も日本酒にはよく合う。


 




お稲荷さん。
参加者の中にお稲荷さんのファンがいるようで、ざっぶんの会では良く登場する。
 たっぷり汁を含んだあぶらげに酢飯がたっぷり詰められている。なんとなく温かい気持ちのするお稲荷さんである。





 
トマト・生ハム・フライドガーリックのパスタ。
燗酒に良く合ったのは、意外な気がした。




 
鯛の刺身と大根の千切りの野菜添え



 




いよいよ登場した鮎の塩焼き。
これは天然鮎である。
中まで火が通っているので丸かじりである。
川魚の臭さは全くない。腹のところが仄かに苦いのが天然鮎の味。


今年は天候不順で鮎が捕れなかったらしい。
確かに来る日も来る日も雨では、鮎も流されてしまったのかも知れない。



 
二度目の鮎の塩焼き。
これは、天然に比べると脂ののりが多い。



 
焼き鳥と青唐焼



 



トマト、大根、ゴーヤーの酢漬け



 
最後は、鮎雑炊。
良く焼かれた鮎の香ばしい香りがする。


 


17:00時をまわり、ちらほら帰る参加者も出てきた。
飲みきれる量ではないが、まだ酒は沢山ある。
今日も、最後は19:00頃になるだろう。


一通り出品酒も利き終えた。
3連投の最終日。
最近、宴の後の帰途のトラブルも多いし、明日のことも考え、軟弱だが帰ることにする。


外に出るとまだ明るく。
本人は颯爽と岐阜駅に向かって歩いているつもりなのだが、前から歩いてくる二人連れの目には千鳥足のほろ酔いの酔っ払いの姿が映っているに違いない。


 



岐阜駅前のデッキからタワーと空に目をやると、まだ明るさの残った青空には、雲の峰ならぬ鰯雲が涼しげにかかっていた。



 


 


 

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